くもまもの

緊急事態宣言と強制脱出装置で韻を踏めない

遊戯王アニメでコーデックが使われたことの衝撃と、新たなファイアウォールと、普通にアポロウーサの方が強い事実について


↑良ければクリックおなしゃす🐦



サイバース族

とは、アニメ「遊戯王VRAINS」に登場する髪の色がイカれたキャラクターが操るイカれた種族。


OCGでは【転生炎獣】【コードトーカー】といったデッキが存在し、特に後者は気持ちの悪い挙動を致しながらエクストラリンクを行う、気持ちの悪いテーマとして成立している。



そのため「見栄え重視」のアニメにおいて、OCGよろしく意味不明なぶん回しを見せつけてしまっては、視聴率の低下は免れない



故に、シンプルに汎用性が高すぎる「マイクロコーダー」だの「サイバネットコーデック」などといった強さ重視のカードは、アニメでは使われない




使われない、はずだった











それは、遊戯王VRAINS・102話




何も面白くなければアニメ映えもしない、OCG基準による所謂「ガチ回し」を、主人公はやってのけた



カッコイイBGMも相まって主人公だし良いか( ・ᴗ・ )と錯覚しそうになる、究極の「非アニメ映え展開」その一部をご覧頂きたい





f:id:Cloudian:20190525184822j:plain

f:id:Cloudian:20190525184835j:plain

f:id:Cloudian:20190525184850j:plain

f:id:Cloudian:20190525184922j:plain

f:id:Cloudian:20190525184935j:plain

f:id:Cloudian:20190525184951j:plain

f:id:Cloudian:20190525185027j:plain

f:id:Cloudian:20190525185043j:plain

f:id:Cloudian:20190525185100j:plain

f:id:Cloudian:20190610221357j:plain

f:id:Cloudian:20190525185119j:plain

f:id:Cloudian:20190525185202j:plain

f:id:Cloudian:20190607212133j:plain

f:id:Cloudian:20190607212146j:plain








この展開、どこかで見たことある!





そう。これは「2体分コーデック」


リンク値2体が並び、ドヤ顔でコーデックを発動すると「はぁ。効果なんすか(笑)」となる、アレである





相手キャラも「はぁ。効果なんすか(笑)」と普通に発言しただろうが、コンプライアンスの概念によりカットされている



そもそも遊戯王アニメにおいて「効果なんすか」なんてセリフはご法度なのだろう。

素直に効果を聞いておけば、「○○の効果を発動していた」などと効果処理という概念を破壊されなくて済むのにも関わらず。



この悪習により「いや効果把握していたら勝ってたジャン」といったシーンは数え切れない訳だが、冷静に考えてみればそれ効果なんですか?と聞く遊戯王キャラは気味が悪い






気味が悪い繋がりだが、ここから本題に入る。





ファイアウォールドラゴンの末路


「気味が悪い」という繋がりで結びついたファイアウォールはさぞ不満だろうが、その汎用性を鑑みるに、やはり気味が悪い


ターン1が無いのも、手札SSやバウンス効果の条件が緩すぎるのも、まとめて気味(きみ)悪(わる)し




ファイアウォールの末路といえば、非常にスマートに言うならば


命が終わった。もう二度と、起き上がることは無い




しかし、死してなお現世に影響を与え続けるファイアウォール。それはあまりにも意味不明な残りカスを置いていった




f:id:Cloudian:20190610222416j:plain:w140

自分からSSできない上にファイアウォールという呪いの言葉を刻まれたレベル4や、





f:id:Cloudian:20190610222536j:plain:w140

全てが意味不明なランク4



「レベル4 ×2」の中で最弱といえる、おぞましい制約身震いする蘇生対象をもって生まれてしまった怨念体







そして、同じく「遊戯王VRAINS・102話」



使用可能なOCGカード初のリンク5、最後の「ファイアウォール」が誕生した。否、してしまった




f:id:Cloudian:20190610223503j:plain

※興奮する緑色の怪物








ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード》


f:id:Cloudian:20190610223547j:plain:w170

リンク5/闇属性/サイバース族/攻3000
【リンクマーカー:上/左/右/左下/右下】
効果モンスター3体以上
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。自分の墓地のサイバース族モンスターの種類(儀式・融合・S・X)の数だけこのカードにカウンターを置く。
(2):このカードの攻撃力はバトルフェイズの間、このカードのカウンターの数×2500アップする。
(3):相手がモンスターの効果を発動した時、このカードのカウンターを1つ取り除いて発動できる。その発動を無効にする。 この効果をこのカードの攻撃宣言時からダメージステップ終了時までに発動した場合、このカードはもう1度続けて攻撃できる。



一瞬でも「強そう!使い方次第では採用見込める!」と思うが、効果を見るとカウンターを乗せるための条件が理解し難い。

最低でもEXデッキを2枠も削ることになるのだ




サイバース族シンクロだのエクシーズだの知らないが、普通に消費と汎用性が釣り合っていない



更にはアポロウーサ




f:id:Cloudian:20190610225515j:plain:w270


「同系統ならリンク4のアポロウーサの方が手軽で強い」という事実が、せっかくだし(ダークフルード)使ってやりたいという心に、土足で踏み込んでくる





ファイアウォールドラゴンの今後

意味分からんリンク5が出た以上、エラッタなどでのファイアウォールの解放は絶望的


コナミファイアウォールを返して欲しい?最新弾にファイアウォールの進化体が入ってるから良いでしょw」




f:id:Cloudian:20190610230013j:plain:w260

自己主張の塊ともいえるパッケージ。なんなら手を伸ばしながらこちら側へ出てこようとしているイラストにも見える





もうすぐ制限改訂。ドットジェイピーの更新を常に気にする時期へと突入した訳だが、やはりファイアウォールドラゴンの解放」を心のどこかで願っている。


人はいずれも死や破滅へ向かおうとする精神的な欲望がある。心理用語でデストルドーといい、自分のこの感情は完全にそれ。ライフを半分にし続けるかの如く




自分は

「正直、ファイアウォールはノーエラッタで返ってきて全てをぶち壊して欲しいワ♡」

という気持ちを捨て切れない犯罪者予備軍であるため、








はよ











コナミ














改訂はやめで───────