赤坂見附歩道橋から撮るレーザービーム

赤坂見附5

赤坂見附歩道橋は国道246号線青山通りの上にかかる歩道橋です。歩道橋の上を首都高速4号線新宿線が通っており、理想は高速道路も一緒に撮れるといいのですが、残念ながら高速道路を撮ることはできませんが、信号のない緩やかなRの道路をクルマが走るため、キレイなレーザービームを撮ることのできるとない有数のスポットです。

 
 
 

赤坂見附歩道橋へのアクセス

赤坂見附は都内の一等地ですので、フットワークはとてもよく、丸ノ内線の赤坂見附駅はもちろんのこと、有楽町線の永田町駅からがとてもアクセスしやすいと思います。永田町駅は平河町の交差点のところに出口があります。番号でいうと6番出入り口を出ますと、左手に衆参両議院議長公邸のある、青山通り面に出ます。そのまま坂道を降りていくと赤坂見附歩道橋が出てきます。明るいうちに現地に到着できるのであれば、下見をしておくといいと思います。歩道橋はさほど広くなく、また、通行人の数も多かったりするので、三脚は二本短くして、一本だけ長くして、設置すると歩行者の方にも迷惑をかけずに撮影できるかと思います。歩道橋はひとが通っただけでも揺れますので、振動吸収能力の高い、カーボンファイバー製の三脚を使われるといいと思います。また、坂道を降り、赤坂見附の交差点のところまで行くと、ビックカメラが見えるかと思います。ビックカメラのところにサンマルクカフェがあったりしますので、赤坂側まで行くと休憩場所探しには困らないと思います。
 
 
 
 
 

レーザービーム撮影の設定

そもそもレーザービームとは、クルマなどが作る光跡のことで、暗い状態でシャッタースピードを遅くすると、動く光源だけがすぅーっと写り、光源の本体、つまり、クルマなどは消えて写真には写らなくなります。動く光源とは、つまりライトをつけたクルマなどのことを指し、ライトをつけているということはつまり夜ということになります。レーザービームの撮影とはつまり、道路夜景の撮影というふうにいえると思います。ということで、設定です。

  1. マニュアルモード、マニュアルフォーカス、手ブレ補正機構があればそれもオフ
  2. ISO100、F13とか
  3. シャッタースピードは15秒程度

 
以前記事にした渋谷のセルリアンタワー東急ホテルのところで撮影したレーザービームもシャッタスピード15秒を意識して撮影しました。
 
 
一本の線をキレイに見せるには露光時間をもっと長くすればいいのですが、露光時間が長いということは、それだけ、カメラが光を取り込んでしまうということになりますので、そういった場合にはNDフィルターを用いて減光するとか、ISO感度が減感できるようであれば減感するとか、そういった策を講じる必要があります。
 
 
上述のとおり、レーザービームの撮影は夜景の撮影ですので、三脚はマストアイテム、レリーズはあれば便利なアイテムとなります。また、シャッタースピードをコントロールするのにNDフィルターがあったりすると便利だったりしますし、後述する色かぶり防止の公害カットフィルターを使うと、黒が引き締まり、カッコイイ写真を撮ることができます。様子を見ながらシャッタースピードは調節するといいと思いますので、上の設定を基準に、いろいろな撮影を試されるとよろしいかと思います。
 
 
 
赤坂見附 光跡1
 
 
 
赤坂見附2
 
 
 
 

スターリーナイトフィルターを用いて撮影してみる

スターリーナイトフィルターとはKenkoから出ている光害カット用のフィルターですが、これがけっこうスゴくて、本来であれば、星空撮影のときなどに使うものだと思いますが、夜景の撮影でも、黒が締まるといいますか、とてもいいかんじに撮影することができます。一時期、人気すぎて、入手に1ヶ月待ちとかのときもありましたが、いまはだいぶフリー在庫も増えているようですが口径によってはまだ、すぐには買えないものもあるようです。今回、スターリーナイトフィルターを使い、レーザービームを撮影してみると、通常ヘッドライトは白く、テールランプは赤く写りますが、ヘッドライトが青っぽく写ったりして、ちょっとかっこよく撮れました。また、構図については、赤坂見附歩道橋から赤坂見附交差点のほうをみると、緩やかなRになっており、このRを入れて撮影することにより、いいかんじに写ります。ここのところご無沙汰ですが、インスタグラムにでもあげてみようかと思うくらいのカッコイイ写真を撮ることができました。
 
 
 
赤坂見附3
 
 
 
赤坂見附4
 
 
 
 

まとめ

赤坂見附周辺は日中でも撮影を楽しめるスポットが多く点在し、一日中撮影することができます。クライマックスはやはり夜景になると思いますが、テレビに出てくるスポットといいましょうか?政治がらみのいろいろな建物があったりして、そういったものを撮影するのも楽しそうですね。飲食店もたくさんありますので、ごはんがてら撮影に出かけてみるのもよろしいかと思います。マルチアクセスなスポットですので、みなさまもぜひ、撮影に足を運んでみてはいかがでしょうか?
 
 
 
 
 
 
 

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