自分を否定することは

自分を生んでくれた

両親も否定することだと

気づくことがありました。

 

 

 

私の髪は癖が強く

小さい頃からコンプレックスでした。

 

 

 

雨風の強い日には

チリチリに乱れ、広がり

収拾がつかなくなるんです。

 

 

 

友達から天然パーマ?と

聞かれることが嫌で

「天パ」という言葉も大嫌いでした。

 

 

 

 

今まで美容院では

「癖が強いですね」といった

否定的なとらえ方ばかりでした。

 

 

 

美容院でカットして

きれいに癖を伸ばしてもらっても

髪を洗ってしまえば

その髪型は再現できず

いつも髪形に不満を

持っていました。

 

 

 

ところが、ある美容師さんに

出会ってから

自分の髪が好きになりました。

 

 

 

美容師の彼女は

「いいカールですね」と

言ってくれたのです。

 

 

 

自分の髪質を肯定してくれたのは

彼女が初めてでした。

 

 

 

 

彼女は私の髪質を最大限に活かし

素敵な髪形をみるみるうちに

創りあげていきました。

 

 

 

今、その彼女は

ニューヨークで美容師として

活躍しています。

 

 

 

 

彼女に会うまでは

自分の髪形を見るたびに

こんな癖のある髪は嫌だと

何十年にも渡り

思い続けていました。

 

 

 

父が癖毛だったので

父のことをうらんだことも

あります。

 

 

 

でもよくよく考えてみると

自分の髪を否定することは

その遺伝子を受け継いだ

父親も否定していたことに

気づきました。

 

 

父の母はきれいなウェーブが

かかっていました。

 

 

 

 

その祖母のことも

否定したことになります。

 

 

 

 

そして祖母の両親へと

代々のご先祖さまから

いただいた遺伝子を

私は否定していたことになります。

 

 

 

 

自分を否定することは

両親をはじめとした

ご先祖さまも否定していたと

ようやく気が付きました。

 

 

 

 

今ではカールのかかった髪を

受け入れ、愛おしくさえ

思うことがあります。

 

 

 

先祖代々、脈々と

受け継がれてきた

遺伝子を良い部分はオンに

良くない部分はオフにして

私らしく生きていこうと思います。

 

 

 

 

自分のすべてを

ありのまま受け入れ

ないものよりも

あるものに目を向け

感謝していこうと思います。

 

 

 

 

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遺伝子に目を向けると

自分が持っているものはすべて

ご先祖様から受け継いだ

ものであると気づきます。

 

 

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