今まで私は自分の声が

あまり好きではありませんでした。

 
 
 
 
声楽の先生について
歌のレッスンを受けていましたが
なかなか思うような声を
出せず 悶々としていました。
 
 
 
ところが キールタンとの出会いで
変わりました。
 
 
 
キールタンとは祈りの歌です。
コール&レスポンス形式で
聴きに来たお客さんも
一緒に歌う参加型のものです。
 
 
 
先日、Gina Salaさんの 
キルタンのコンサートに行ってきました。
 
 
 
 
彼女の歌声は 飾り気が無く、
ありのままの素直な声で
愛に溢れています。
 
 
 
 
うまく歌おうとしなくていいんだ。
 
 
 
自分の声をそのまま
発するだけでよかったんだ。
 
 
 
うまく歌おうと
もがいていたとに気づきました。
 
 
 
 
 
Gina Salaさんの リードに導かれ
OM(オーム)という声を
お腹の底から響かせてみました。
 
 
 
 
OMとは宇宙が創造されたときに
発生したといわれる音、振動で
すべてを受け入れるという
意味もあります。
 
 
 
 
 
 
すると今まで長い間眠っていた
もうひとりの自分が 大きな伸びをして
むくっと目を覚ましたように
感じました。
 
 
 
 
なんだかわからないけれど
嬉しくて 涙が溢れてきました。
 
 
 
 
 
後でわかったことですが
「もう一人の自分」というのは
今まで私に否定され続けてきた
本来の自分の声だったのです。
 
 
 
 
自分が出したい声はこんな声じゃない、
 もっといい声が出るはずだと
いつも自分の声を否定し続けていました。
 
 
 
本来の私の声は
お腹の底に
押し込められていたのです。
 
 
 
キールタンを歌うこと、
マントラ(真言)であるOMを
体いっぱいに響かせることで
「出てきていいよ」と
声を掛けられ
やっと目覚めたのでした。
 
 
 
「ありのままの声を出していいんだよ」
 
 
 
 
わたしは自分を許したのだと思います。
 
 
 
 
自分の声を好きになれないことは
自分そのものを否定することだったのです。
 
 
 
 
 キールタンを歌っている時は 
純粋な自分へと 還って行くことができます。
 
 
 
何も考えずに
ただ、キールタンを口ずさむ時間は
至福のときとなりました。
 
 
 
 
 
本来の自分へと還るきっかけとなった
キールタンに導いてくれた友人に
心から感謝しています。
 
 
 
ありがとう。
 
 
 

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自分のことはよく知っているつもりで

実は知らないことがたくさんあるのですね。

まだ知らない自分を探検して行くことって楽しそう!

 

 

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