太ももまわりの脂肪吸引の診察や経過観察で、毎日たくさんの脚の診察をしていると、様々な形があるなぁと思うのですが、元々の脚の形によって仕上がりも様々です。
脚の形は、大きく分けるとX脚（えっくすきゃく）とO脚（おうきゃく）に分けられます。
簡単に説明すると、文字をそのまま脚に当てはめてイメージしていただく感じで、
X脚は、膝がしっかりと付いていて内側の密着が強い状態。
O脚は、膝の部分を中心に内側の余裕が大きい状態。
となります。
細かくお話しすると、最近の若い方は、XO脚（えっくすおうきゃく）が増えていると言われているようですが、そこは今回は置いておきます。脂肪吸引のデザインだけで考える場合にはX脚と同じようなイメージで考えていただければ大丈夫です。
それぞれの脂肪吸引での特徴は、
X脚：脚は長く見せやすいが、太もも内側の隙間を作りづらい
O脚：太もも内側の隙間は作りやすいが、脚を長く見せづらい
という感じでしょうか。
それ以外にも、X脚ではひざ下のデザインに注意が必要ですし、O脚では内腿のデザインに注意が必要など、細かなポイントがたくさんあります。
術前に、患者さんの脚がどういう特徴を持っていて、メリットを生かして脚を長く・細く見せ、デメリットをどう隠したデザインにするかということを把握しておくことが、良い仕上がりにはとても大切だと感じています。
O脚については今までもたくさんブログやインスタグラムで書いてきましたが、X脚について書くことはあまりなかったかもしれません。
今回は、そんなX脚のお話です。
まずは症例写真から。
【施術前】
お尻から太もも付け根についてのボリューム感が気になります。
ボリューム感としては、標準的から少し多めという感じ。
ちなみに162cm・51kgの方でした。
あとは、太ももからふくらはぎにかけて、内側がピッタリとくっついています。
ボリュームがそこまで多くないのに、内側がここまで強くくっついているのは、X脚がベースにあるからだと考えられます。X脚は脚の解剖上、どうしても内側がくっつきやすくなってしまいます。
今回は、めいいっぱい細くしたいというご希望で施術を行っています。
内側の隙間も欲しいということで、そちらにもこだわったデザインと施術を行っています。
施術は背中からの硬膜外麻酔に静脈麻酔でぐっすり眠っている間に行い、施術後はじゅうぶんに休憩していただいてから元気に歩いてお帰りになっています。
総吸引量は5,000cc、太ももから4,000ccとふくらはぎから1,000ccです。
範囲を広げると出血が増えるので、安全に吸引できる量は少なくなるのですが、今回は出血が少なかったのでじゅうぶん取り切ることができました。
ときに出血が多い場合も考えられますので、確実性を高めるためにはこのくらいのボリュームでも太ももとふくらはぎは分けておいた方が、より確実にそれぞれの部位から脂肪を取り切れると思います。
【施術後3ヶ月】
とてもスッキリと細くなりました！
内側にも隙間ができましたし、お尻周りのボリューム感が大幅に軽くなっています。
外のラインも整ったので、脚が細く・長く見えるようになりました。
患者さんにもとても喜んでいただけて、私たちも嬉しかったです。
X脚の患者さんで、ここまで隙間を綺麗に作るのは、じつは結構難しい作業です。
脚の形や脂肪の量、たるみの残り具合によっては、残念ながら隙間ができない場合もあるからです。脂肪吸引に慣れていないクリニックだとたるみだけが増えてしまって隙間が全くできないということも考えられます。X脚、O脚の程度が強い人ほど、クリニック選びは大切です。
キルシェクリニックでは、様々な経験とノウハウを持っているので、X脚であってもかなり多くの患者さんに太もも内側の隙間ができています。これを100%に近づけることがこれからの課題です。
【並べて比較・前から】
こうやって並べると分かりやすいでしょうか。
前からの画像の方がX脚の程度は判断しやすいです。
X脚でも、ここまで綺麗に隙間ができて、脚のラインは綺麗にすることが可能です！
【並べて比較・後から】
こちらも綺麗に変わっていますね。
お尻周りのボリュームがとてもスッキリしています。
太ももとふくらはぎのバランスもベストと言って良いでしょう。
洋服のサイズも大幅に変わっていると思いますし、選べるデザインの幅も広がります。
こういった日常生活で感じられるメリットが大きいことが、脂肪吸引の施術には大切です。
仮に一部分の数値が10cm変わったとしても、洋服のサイズも変わらず選べる洋服の幅も広がらず、周りの人にも気づいてもらえなかったら、人生は楽しくなりません。
実際に、他院での脂肪吸引後のこういうケースで再施術の相談をいただくことも少なくないんです。
キルシェクリニックは、数値は後からついてくるものという考え方を持っています。
まずは洋服のサイズが余裕を持って小さくなる、選べる洋服のデザインに幅が広がる、周りの方に「痩せた！？」と自然に変化したように感じてもらうなど、日常生活での実感を重視したデザインと施術を行っています。その結果、何cm変わったかということが後からついてきます。
その方が日々の生活に笑顔が増えますし、人生が楽しくなるのは間違いありません。
もちろん、数値は後回しと言っても、変化に必要な量はしっかりと吸引しますのでご安心ください！
X脚でも、O脚でも。
ボリュームが多めの方でも、元々細めの方でも。
10代の方でも50代の方でも。
女性でも男性でも。
日本人でも外国人でも。
初回の再施術でも3回目の施術でも。
健康な方でも基礎疾患がある方でも。
キルシェクリニックは積み重ねてきた経験があるので、幅広い患者さんに対応できる知識と技術があります。
他院で様々な理由で断られて当院にお越しになる患者さんの90%以上は、当院で施術が可能でした。そして、それらの患者さんのほとんどに喜んでいただけています。
他院で断られたからと諦めず、キルシェクリニックに相談してみてください。
何かできることがあるかもしれませんので、一緒に考えてみましょう。
2019年10月の休診日
2（水）・6（日）・10（木）・15（火）・16（水）・21（月）・25（金）・31（木）
2019年11月の休診日
4（月・祝）・8（金）・9（土）・13（水）・17（日）・21（木）・25（月）・26（火）・30（土）
メールでのお問い合わせは
info@kirsche.tokyo
（クリニック運営全般）
または
kirsche.mekata@gmail.com
（院長直通医療相談）
まで！
※業者からのメールは内容を問わず一切の送付を拒否します。当方のオプトアウトを無視した業者からのメールが届いた際には、特定電子メールの送信の適正化等に関する法律に基づき対応させていただきますのでご承知おきください。
お問い合わせフォームもございます。
コチラからどうぞ！
107-0052
東京都港区赤坂2-17-58
赤坂福住ビル3階
キルシェクリニック
03-6459-1661
診察時間：10時から19時
休診日：不定休
予約は電話のみの対応となります。患者さんが混み合うと繋がりづらいときもございますが、何度かお電話いただけましたら幸いです。
脚の形は、大きく分けるとX脚（えっくすきゃく）とO脚（おうきゃく）に分けられます。
簡単に説明すると、文字をそのまま脚に当てはめてイメージしていただく感じで、
X脚は、膝がしっかりと付いていて内側の密着が強い状態。
O脚は、膝の部分を中心に内側の余裕が大きい状態。
となります。
細かくお話しすると、最近の若い方は、XO脚（えっくすおうきゃく）が増えていると言われているようですが、そこは今回は置いておきます。脂肪吸引のデザインだけで考える場合にはX脚と同じようなイメージで考えていただければ大丈夫です。
それぞれの脂肪吸引での特徴は、
X脚：脚は長く見せやすいが、太もも内側の隙間を作りづらい
O脚：太もも内側の隙間は作りやすいが、脚を長く見せづらい
という感じでしょうか。
それ以外にも、X脚ではひざ下のデザインに注意が必要ですし、O脚では内腿のデザインに注意が必要など、細かなポイントがたくさんあります。
術前に、患者さんの脚がどういう特徴を持っていて、メリットを生かして脚を長く・細く見せ、デメリットをどう隠したデザインにするかということを把握しておくことが、良い仕上がりにはとても大切だと感じています。
O脚については今までもたくさんブログやインスタグラムで書いてきましたが、X脚について書くことはあまりなかったかもしれません。
今回は、そんなX脚のお話です。
まずは症例写真から。
【施術前】
お尻から太もも付け根についてのボリューム感が気になります。
ボリューム感としては、標準的から少し多めという感じ。
ちなみに162cm・51kgの方でした。
あとは、太ももからふくらはぎにかけて、内側がピッタリとくっついています。
ボリュームがそこまで多くないのに、内側がここまで強くくっついているのは、X脚がベースにあるからだと考えられます。X脚は脚の解剖上、どうしても内側がくっつきやすくなってしまいます。
今回は、めいいっぱい細くしたいというご希望で施術を行っています。
内側の隙間も欲しいということで、そちらにもこだわったデザインと施術を行っています。
施術は背中からの硬膜外麻酔に静脈麻酔でぐっすり眠っている間に行い、施術後はじゅうぶんに休憩していただいてから元気に歩いてお帰りになっています。
総吸引量は5,000cc、太ももから4,000ccとふくらはぎから1,000ccです。
範囲を広げると出血が増えるので、安全に吸引できる量は少なくなるのですが、今回は出血が少なかったのでじゅうぶん取り切ることができました。
ときに出血が多い場合も考えられますので、確実性を高めるためにはこのくらいのボリュームでも太ももとふくらはぎは分けておいた方が、より確実にそれぞれの部位から脂肪を取り切れると思います。
【施術後3ヶ月】
とてもスッキリと細くなりました！
内側にも隙間ができましたし、お尻周りのボリューム感が大幅に軽くなっています。
外のラインも整ったので、脚が細く・長く見えるようになりました。
患者さんにもとても喜んでいただけて、私たちも嬉しかったです。
X脚の患者さんで、ここまで隙間を綺麗に作るのは、じつは結構難しい作業です。
脚の形や脂肪の量、たるみの残り具合によっては、残念ながら隙間ができない場合もあるからです。脂肪吸引に慣れていないクリニックだとたるみだけが増えてしまって隙間が全くできないということも考えられます。X脚、O脚の程度が強い人ほど、クリニック選びは大切です。
キルシェクリニックでは、様々な経験とノウハウを持っているので、X脚であってもかなり多くの患者さんに太もも内側の隙間ができています。これを100%に近づけることがこれからの課題です。
【並べて比較・前から】
こうやって並べると分かりやすいでしょうか。
前からの画像の方がX脚の程度は判断しやすいです。
X脚でも、ここまで綺麗に隙間ができて、脚のラインは綺麗にすることが可能です！
【並べて比較・後から】
こちらも綺麗に変わっていますね。
お尻周りのボリュームがとてもスッキリしています。
太ももとふくらはぎのバランスもベストと言って良いでしょう。
洋服のサイズも大幅に変わっていると思いますし、選べるデザインの幅も広がります。
こういった日常生活で感じられるメリットが大きいことが、脂肪吸引の施術には大切です。
仮に一部分の数値が10cm変わったとしても、洋服のサイズも変わらず選べる洋服の幅も広がらず、周りの人にも気づいてもらえなかったら、人生は楽しくなりません。
実際に、他院での脂肪吸引後のこういうケースで再施術の相談をいただくことも少なくないんです。
キルシェクリニックは、数値は後からついてくるものという考え方を持っています。
まずは洋服のサイズが余裕を持って小さくなる、選べる洋服のデザインに幅が広がる、周りの方に「痩せた！？」と自然に変化したように感じてもらうなど、日常生活での実感を重視したデザインと施術を行っています。その結果、何cm変わったかということが後からついてきます。
その方が日々の生活に笑顔が増えますし、人生が楽しくなるのは間違いありません。
もちろん、数値は後回しと言っても、変化に必要な量はしっかりと吸引しますのでご安心ください！
X脚でも、O脚でも。
ボリュームが多めの方でも、元々細めの方でも。
10代の方でも50代の方でも。
女性でも男性でも。
日本人でも外国人でも。
初回の再施術でも3回目の施術でも。
健康な方でも基礎疾患がある方でも。
キルシェクリニックは積み重ねてきた経験があるので、幅広い患者さんに対応できる知識と技術があります。
他院で様々な理由で断られて当院にお越しになる患者さんの90%以上は、当院で施術が可能でした。そして、それらの患者さんのほとんどに喜んでいただけています。
他院で断られたからと諦めず、キルシェクリニックに相談してみてください。
何かできることがあるかもしれませんので、一緒に考えてみましょう。
2019年10月の休診日
2（水）・6（日）・10（木）・15（火）・16（水）・21（月）・25（金）・31（木）
2019年11月の休診日
4（月・祝）・8（金）・9（土）・13（水）・17（日）・21（木）・25（月）・26（火）・30（土）
メールでのお問い合わせは
info@kirsche.tokyo
（クリニック運営全般）
または
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（院長直通医療相談）
まで！
※業者からのメールは内容を問わず一切の送付を拒否します。当方のオプトアウトを無視した業者からのメールが届いた際には、特定電子メールの送信の適正化等に関する法律に基づき対応させていただきますのでご承知おきください。
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診察時間：10時から19時
休診日：不定休
予約は電話のみの対応となります。患者さんが混み合うと繋がりづらいときもございますが、何度かお電話いただけましたら幸いです。