キルシェクリニックは5回目のGWを迎えております。

初年度は開業してからGWがすぐだったのですが、大手在籍時代からの患者さんでけっこうな数の施術を承っておりました。
それから2年目、3年目と徐々にGWは混みあいだして、4年目の昨年は予約が取りきれないくらいの患者さんにお越しいただきました。

今年は、新型コロナウィルスによって緊急事態宣言が発令されており、社会全体が例年とは大きく異なっています。皆様におかれましても、大変な状況だとお察しします。

もちろん当院でもかなり例年とは予約状況は異なっており、例年だとGWは毎日2-3件は施術枠を準備してお待ちしておりましたが、今年は感染対策として毎日1件のみの施術受付としております。それでも少し余裕があったくらいなので、施術を受ける患者さんは昨年までの1/5くらいという感じでしょうか。
そこからさらにコロナ感染が強く疑われたり、濃厚接触をしてしまったなどでキャンセルが入っています。今日も数日前に濃厚接触が疑われるとのことでキャンセルになったので、のんびりとブログ更新しています。

また、キルシェクリニックでは不要不急の施術を煽らないようにするため、緊急事態宣言が発令されてからの症例写真のご紹介を自粛しています。いま当院にお越しいただいている患者さんの多くは、本当に急を要しているか、以前から当院のことを知っていただけていた患者さんです。
美容外科全体としては、今回の緊急事態宣言と外出自粛によって、特にダウンタイムが必要な外科施術において患者数が急増しているようです。
そこに乗じて症例写真などを頻繁に更新したり、宣伝広告をたくさん行っているクリニックもあるようですが、正直なところ同じ医療従事者としての良識を疑ってしまいます。
だから美容外科は拝金主義と一般病院から揶揄されるのではないでしょうか。

美容外科は新型コロナウィルスの治療には残念ながら参加できませんが、医療従事者である以上はどういった形であっても関わっていく必要があると考えています。
せめて、ウィルスを拡散させないように宣伝広告などで患者数をいたずらに増やすような行動を慎むことが、医療従事者には必要なモラルだと個人的には思っています。

また、患者さんにおかれましても家に引きこもっていると判断力が鈍ってきて、必要のない施術に手を出して後悔するケースが増えてくると予想します。
キルシェクリニックでは他院治療後の修正を積極的に受け付けていますが、ここ1年間を見てきても、小鼻縮小や人中短縮のブームに乗って施術後の傷で後悔している患者さんをたくさん見てきました。今回の外出自粛で、「ダウンタイムが取れる」という理由だけで安易に外科施術に飛びつき、さらにこういった悩みを抱える患者さんが増えてくると予想します。
外科施術は元に戻せないものがほとんどですので、慎重に判断をされてください。

外出自粛があまりに長期に及ぶようであれば、考え方は変わってくると思いますが、今は緊急事態宣言が発令されてまだ1ヶ月弱です。
正直なところ当院の台所事情もかなり苦しいですが、5月いっぱいまでは我慢かなと思っています。それ以上に自粛が延びるようであれば、また考え方を変える必要がありそうですが、今はまだ医療従事者としての矜持を持って診療にあたりたいと思っています。


遅くなりましたが、6月の休診日のご案内です。
ご参考にされてください。






2020年5月の休診日
1(金)・6(水)・7(木)・11(月)・15(金)・19(火)・23(土)・24(日)・28(木)

2020年6月の休診日
1(月)・2(火)・6(土)・10(水)・14(日)・15(月)・19(金)・23(火)・27(土)・28(日)













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キルシェクリニック
03-6459-1661
診察時間:10時から19時
休診日:不定休
予約は電話のみの対応となります。患者さんが混み合うと繋がりづらいときもございますが、何度かお電話いただけましたら幸いです。