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前回の続きです。
人生の悩みや問題は、あなたのせいではない。
前回は、
人生の問題はあなたのせいではない
ということを書きました。
それは、思い込み（観念）のせいで、
その思い込み（観念）は、
誰かによってあなたの潜在意識に植え付けられたものである。
では、あなたに植え付けたのは、誰なのか？（←今回ココ）
というのが今回の記事です。
さぁ、あなたの潜在意識に植え付けたのは、誰なのか？
そう！
それは、
親（家族）や学校や世間
です。
「三つ子の魂百まで」
ということわざがあるように、
諸説ありますが、
潜在意識に植え付けられた
0歳～3歳～6歳くらいまでの思い込み（観念）が、
その後ずぅ～っと、
その人の人格や人生を決めてしまうと言われています。
逆に言うと、
この期間にどんな観念を植え付けられるかが、
その後の人生を決めてしまう
とも言えなくもないわけです。
そして、
親（家族）や学校や世間のうち、
1番強く影響を受けているのが、
親（家族）です。
「お金を稼ぐのは大変なことなんだよ」
「お金を持っているとろくなことがないよ」
「いい大学に行って、いい会社に就職するのが幸せになる道なんだよ」
「やりたいことを仕事にするなんて、食っていくのが大変だからやめなさい」
「成功できるのは、一握りの人だけなんだから」
「お前はバカなんだから、普通にしときなさい！」
「周りから変な目で見られると、私たち（親）が恥ずかしいんだから！」
あなたは、子供のときに、
親からこんなことを言われたり、
言っているのを耳にしたり、
そういう行動をしているのを
見たりして来ませんでしたか？
逆にこう言われたり、耳にしたり、見たりして来た人もいるかもです。
「お金は稼ぐのはカンタンだよ」
「お金はお前や周りの人たちを助けてくれるよ」
「世間の目なんか気にしないで、自分のやりたいこと、好きなことをして生きていきなさい」
「それがお前を幸せにしてくれる唯一の道だよ」
「その道を行けば、必ず豊かに幸せになれるよ」
「お前は才能があるんだよ。自信を持ちなさい」
「私たちは、お前のことを心から誇りに思っているよ。それだけは忘れないで」
こうして、知らず知らずのうちに、
あなたにとって真実ではない思い込み（観念）を、
植え付けられて育って来たんです。
仮に、同じ人間が、
前者パターンと後者パターンで育ったとした場合、
同じ人生を歩むと思いますか？
まったく同じ容姿・才能・性格の人間でも、
おそらくまったく違ったパーソナリティになってしまう
だろうことは、容易に想像ができるんじゃないかと思います。
出典：https://toyokeizai.net/articles/-/320404
「そうか！自分は何も悪くなかったのか！
そうか！悪いのは親や学校や世間だったんだ！
特に親か！やっぱり親のせいだったんだ！許せない！ヽ(`Д´)ﾉ」
気持ちはわかりますが、
ちょっと待ってください。
「もっと違う親の元に生まれていたら、
自分の人生はもっと違っていたはずだ」
そう思ったことは、
誰しも経験あることだと思いますが、
そんなこと言うのは、
「ちょっと待ってちょっと待っておねーさん！」です。
確かに、あなたに思い込みを植え付けたのは、
親や学校や世間で、
特に親の影響が強い
のは間違いないですが、
本当に親が悪いって言えますかね？
考えても見てください。
両親があなたを産んでくれたのは何歳のとき？
もしかしたら、いまのあなたより年下の年齢のときかもしれない。
大人になったいまなら、状況が想像つくと思います。
ちなみに、僕はいま36歳ですが、
両親が僕を産んでくれたのは
いまの僕より年下のときです。
子供のとき36歳と言ったら、
めちゃくちゃ大人で、というよりおじさんのイメージだったけどｗ、
36歳になってみて思いますがね、
マジでまだまだ未熟者すぎて笑う（笑）
実際なってみたら、全然子供だもんね！
未だに脳みそ17歳の高校生だもんね！（←これはきっと僕だけでしょうが…）
たぶん年齢を重ねても、
そりゃ人生経験を積むのでそれなりに成長はすると思いますが、
基本あまり変わらない気がしてるけど、年齢重ねた方どう？（笑）
人にもよるでしょうが、65歳の人がみんな人間ができてて、
人間的に尊敬できる人ばかりじゃないもんねｗ
要するに、何が言いたいかと言うと、
あなたがいまのようになったのは、
親（家族）に思い込みを植え付けたられたから。
確実に親（家族）が影響している
というのは間違いないです。
でも、だからと言って親（家族）を責めるのは、ナンセンス！
だって、若いときの子供だよ？あなたは。
というか、人間そんな完璧にできてないよ？
それなのに、親を責めるなんて、あまりにも酷すぎやしませんか？
ということです。
あなたの親御さんは、
当時は当時のベストで、あなたを育ててくれたはずです。
未熟なところもあったかもしれないけど、
精一杯の愛で。
不器用だったかもしれないけど、
一生懸命に。
そして、お気づきかもしれませんが、
親御さんは、
その親（あなたのおじいちゃんおばあちゃん）の思い込み（観念）
の影響を受けているわけです。
ある意味、犯人どころか被害者とも言えます。
※学校の先生たちも、世間の人、社会も同じです。
要するに、誰も悪くないんです。
「思い込み（観念）は、子供の頃に植え付けられるものである」
「そしてその思い込み（観念）は、人生の初期設定になる」
そういう仕組みなだけです、人生は。
朝が来れば、夜も来るように、
季節が移り変わるように、
りんごが木から落ちるように、
ただ、「そういうもんだ」というだけなんです。
人生という「人間ゲーム」に、
あらかじめ組み込まれている設定なんです。
それを乗り越えていくのが、
ゲームの醍醐味なはずです。
だからもし、いまあなたが、
子供の立場で、親を許せない気持ちがまだ残っているなら、
もう完全に手放しましょう。
「許せない」
「見返してやる」
「仕返ししてやる」
こんな気持ちを持っていても、
自分で自分のクビを締めているだけです。
過去何があったかわからないし、
辛かったあなたの気持ちがわかるのはあなただけだと思うけど、
持ち続けてもあなたの幸せには何の役に立たないよ。
思い出してください。
あなたの潜在意識が現実を創っているんです。
そしてこの世界は鏡です。
「許せない」
「見返してやる」
「仕返ししてやる」
これがそっくりそのまま自分に返って来ます。
道徳的に「人としてそうあるべきだよ」と言ってるのではありません。
「そんな気持ち握りしめてたって、あなたの人生に役に立たないでしょ？」
と、仕組み的に言ってるわけです。
もし、いまあなたが、
子供がいて親の立場なら、
「この子の人生がこうなったのは私の責任だ…」
「この子は私の育て方にかかっているのか…責任重大だ」
という気持ちがあるのなら、
もう完全に手放しましょう。
「私がこうなったのは、お前のせいだ！
」
子供からこう言われたとしても、
自分を責めるのはやめましょう。
ショックは受けてもいいです。
でも自分を責めるのだけはやめましょう。
（旦那さんのせいにするのもダメだよｗ）
子供は勝手に育ちます。
だって、子供はあなたを選んで生まれて来たんですから。
自ら「親の難易度」を選んで。
だから、子供の責任です。
「あなたは私を選んで生まれて来たんでしょ？それなのに、何を言うか貴様は～！」
これくらい極端に思っていた方がいいくらいです（笑）
まとめると、こうなります。
あなたの潜在意識に思い込みを植え付けたのは、確かに親だ。
でも、あなたが悪くないのと同様に、親が悪いわけではない。
ただ、その観念を選ぶという設定になっていただけ。
だから誰も悪くない。
「（自分へも親へも）責める気持ち」を手放すのがいい。
「自分を責める気持ち、親を責める気持ち
を手放すのがいいのは、なんとなくわかった。
でも、なんかまだしっくり来ない…。う～ん
」
ということで、次回に続きます。
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