今回は演奏会の感想でなく、別の話題を。
好きなピアニスト、クレア・フアンチ(Claire Huangci)の以前のリサイタル動画が、American Pianists AssociationによってYouTubeにアップされた。
同連盟は最近American Pianists Awards受賞者の演奏動画を次々とアップしているのだが、これもその一環である(フアンチは2013年にファイナリスト受賞)。
動画は以下の通り。
・2012年9月9日のリサイタル
1. Sleeping Beauty – Pyotr Ilyich Tchaikovsky (transcr. by Mikhail Pletnev)
2. Klavierstück, D. 946, No. 2 – Franz Schubert
3. Bolero, Op. 19 – Frédéric Chopin
5. Toccata in C Minor, BWV 911 – Johannes Sebastian Bach
・2013年4月17日のリサイタル
1. 32 Variations on an Original Theme in C minor, WoO. 80 – Ludwig van Beethoven
2. Andante spianato et Grande polonaise brillante, Op.22 – Frédéric Chopin
3. Concert Etudes, Op. 40, No. 3 in E minor “Toccatina” – Nikolai Kapustin
4. Piano Quintet in G minor, Op. 57 – Dmitri Shostakovich
これだけ多くの曲をアップしてくれるのは何ともありがたい。
特にショパンのボレロ、ラヴェルのソナチネ、バッハのトッカータ、ベートーヴェンの変奏曲、そしてショスタコーヴィチの五重奏曲は、彼女の他の録音や動画で聴いたことのないレパートリーで、大変貴重。
どの曲も明るくポジティブな気分に満ちた「元気の出るピアノ」であり、こんな時節にふさわしい。
おまけ:ハンブルクのエルプフィルハーモニー小ホールでブラームスの「ハンガリー舞曲第1番」を無観客で弾くフアンチ(彼女の流暢なドイツ語による曲紹介付き)
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