母の記憶 | ラスベガス的リタイアの法則

ラスベガス的リタイアの法則

在米30年をハワイと南カリフォルニアで過ごしたのちに、ラスベガスで始めた引退生活。ところが主人が悪性脳腫瘍に。ラスベガス大好き♡なヨメが、愛する主人のために古巣カマリオへ。
主人が天国に行き、ラスベガスに戻って来ました。時に泣きながら、一生懸命生きてます。

Hi everyone!

お元気ですか?

昨日、母から電話があり、

「えらい暑いねんてな〜」

「確かにラスベガスも灼熱やけどね、ママがニュースで見たのは東の方」

「そうなん? ここも暑なって来たわ」

と言ってから、ここで母が重大発言。

「ここはまだ梅雨入りしてへんねんで」
びっくりびっくりびっくりびっくり

「梅雨明けやろ」

「ちゃうちゃう。梅雨に入ってないねん」

ガーンガーンガーンガーン

学校が夏休みに入って梅雨入りしてないわけがない。もうコレは聞き流す引き出しに入れました。最近は聞き流す引き出しも溢れそう。あせる

でもあとで念のためにググって確認しました。なんせ地球全体が異常気象やしね。

それにしても母の記憶は、どれを取っても超ご都合主義。

「去年の夏は涼しかったで。クーラーも要らんかった」
2018年の猛暑は記録的な高温やったはず。あせる

「最近は台風も全然けえへん。もう何年も来てないで」
去年は四国に上陸したから、何回も心配して電話したやん。あせる

最近では、母の言うことはマトモに受けたらアカンということがわかって来ましたが…。

昨日書いたアポロ11号の月面着陸の記憶を確認したくて、期待もせずに母に聞いてみました。
最近のことは覚えてないけど、昔の記憶なら大丈夫かも、と思ったのですが…。

「そやそや。そう言うて観たな」

………。ガーン

全然アカンかった。爆笑

その上、

「どこに住んでた? 大阪?」

びっくりびっくりびっくりびっくりびっくり

母は四国で生まれ育って今も四国に住んでますが、私は四国に住んだことがない。ハワイにお嫁に行くまで、大阪以外に住んだことがない!

「大阪やん。8歳やったから阿倍野」

すると、

「あー、そやそや! ほんでケネディが暗殺された時も、アンタえらい言うててんな。この子、3歳でケネディ暗殺の話してんで、言うてたんや」

言うてへん、言うてへん!
3歳児がケネディ暗殺の話せえへん。爆笑爆笑爆笑

コレね。もんのすごい誇張なんです。
確かにね、おそらく私の最も古い記憶はケネディ暗殺なんですよ。

でも当然詳しいことはわかってない。「ケネディ」なんて名前も知らないし、「アメリカの大統領」なんてこともわからない。だって3歳やし。あせる

ただ大人たちが寄って大騒ぎをしたのは覚えている。

記憶って感情を揺さぶると強く残るんですよね。ものすごく傷ついたこととかって、幼い頃の記憶でも覚えてたりしますから。

多分、近所のおばちゃんたちが大勢寄って騒然となったのが、幼心に大きな不安を与えたのだと思う。それで、誰かものすごーーく偉い人が殺された、と皆んなが大騒ぎしていたのは記憶に残ってるんです。

きっと「殺された」ということを聞いたのは初めてで、それが恐怖心として記憶の底に深く根付いたのかもしれません。

あの恐怖心がケネディ暗殺に発したものだったと気づいたのは、もっと後になってから。

それがいつのまにか母の中で、娘は神童になってた。爆笑

ホンマにこの頃、母と話をすると考えることが多くて疲れる。笑い泣き

さて、今日のラスベガスはムッとしてます。


気温はいつもに比べて高いというわけではないけれど、湿度が二桁。爆笑


たいてい夜はクーラーを切って、朝も10時頃までは窓を開け放しているけれど、昨日から入れっ放し。

ベランダに出ると、セミの声が聞こえるようになりました。
セミの大合唱なんて、30ン年前に渡米して以来、ラスベガスに越して来て初めて聞きました。

この湿気は中南米から来るモンスーンの影響だとか。

砂漠の街ラスベガスにモンスーンが影響するというのも、越して来て初めて知ったこと。

ホンマに何回遊びに来てても、住んでみないと知らないことっていっぱい。

さぁ、今日は映画を観に行きます。
楽しみ。音譜

皆さんもステキな1日を過ごされますように。
皆んなで1日1幸せ!

では、お元気で。

Have a nice day!

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