Hi everyone!
お元気ですか?
ホリデーシーズンが来て、家が狭いことの利点を見つけました。もみの木の匂いが家中に立ち込める。
我が家のクリスマスツリーはまだすごい勢いで水を吸っていて、毎日水をあげても大きなツリースタンドは毎朝ほぼ空っぽ。
クリスマスツリーも生きてるんだと感じます。
さて昨日、車の保険の更新でAAAの担当者ジャックとアポがありました。
わざわざ会いに行かなくても更新できるけれど、今年は事故の件もあったので会って話したかったのです。
そもそも駐車場を走っていて、突然バックしてきた車にぶつけられたのに、結果的に喧嘩両成敗の形になったでしょ。
相手の保険会社はガイコだったのですが、絶対向こうに非があるのに「うちのお客さんに過失はない」でゴリ押ししたガイコ。
私としては、
なんでAAAは私のためにもっと闘ってくれへんかったん?
という思いが強かった。
同時にガイコってスゴイ、と感心したわけです。
ちょうど保険の更新時期が来たので、いっそのことガイコに乗り換えようかとも思ったり。
それでまずはガイコから見積りを貰った上で、担当のジャックと話をしようと考えたんですな。
それでガイコに電話したら…。
これがね。
一応丁寧なのですが、なんつーか、うわべだけっぽいというか、契約してなんぼの世界なのを感じ取ったというか。
「そうすると、今日から有効にしますか?」
「いやいや、契約するなんか言うてへん。見積りって言うたやん。あちこち見積り取ってる段階やから。とりあえず見積りをメールして。それでこっちから連絡するから」
私がAAAで保険を掛けたのは、ひとえにジャックの人柄が決め手だったんです。電話だけじゃなくて、ちゃんと会って話ができるというのも大きかった。
それでジャックに事故の話をしたわけです。
「そらね、AAAにしたら1800ドル(AAAの修理負担額)くらい大した額ちゃうから、これ以上追及する値打ちはないと見たんやろうけど、私のために闘ってくれへんかったんがショックやったし、すごくがっかりした」
ジャックは以前事故クレーム課にいたこともあるそうで、事故の写真を見せたら、
「コレはどう見ても向こうの過失やと思うけどな。なんで調停に持って行けへんかってんやろ」
ジャックによると、双方の保険会社で主張が異なる場合(っていうか、大概そうちゃうかと思いますが)、第三者の保険会社による調停で判断してもらうことができるとか。
「でもそれって私がせなアカンのでしょ。私の負担なわけでしょ。500ドルのことで時間とお金使ってそんなんする?」
「いや、それはAAAがしますねん」
と言って、その場で事故クレーム課に電話してくれました。
それでわかったことは…。
相手のにーちゃんは、バックで駐車スペースから完全に出てギアをドライブに入れて前進しようとしていたところに、私がにーちゃんの車を追い越そうとしてぶつかったと言うてたらしい。
どんだけウソツキ。
ジャックは電話で報告書の内容を聞きながら事故係に、
「そやけどそれで後部フェンダーにぶつかるとは考えられへんけど」
で。電話しながらメモった紙をくれて、
「このブリタニーという女性が打ち切りを決定してんけど、彼女の仕事は事故の相手からお金を回収することやねん。保険会社とか無保険やったら当人から、事故にかかったお金を回収する、それが仕事ですねん。せやからAAAがアナタのために闘えへんかったとは思わんといて欲しい。彼女に電話して調停に出してくれって掛け合ってみたら。彼女は双方の主張が異なるけど、こっちの主張を証明するモンがないから、調停に持って行っても勝たれへん、と判断したみたいやけど。僕は調停に行ったら勝てると思う」
コレですねん、会って話のできる値打ちがあるのは。座って目を見ながら話さないと、ここまで親身になってくれない。
それでとりあえず保険は更新して、今日ブリタニーに電話しました。
そしたらね、ブリタニーが持っていた写真は、私の車のダメージと、私が相手の車のナンバープレート用に撮った写真だけだったことが判明。
「だって私の車と相手の車の位置関係を見たらわかるでしょ。相手の車は駐車スペースからどんだけも出てないやん」
私がそう言って初めて、彼女はその写真を持ってないことがわかったのです。
電話しながら速攻で写真を送りました。
「ホンマや。ほとんど出てないわ」
それで今日、調停に送ってくれたんです。
「ようこの写真撮ってたね。賢明やったわ」
ジャックによると、にーちゃんの車が動いていたかどうかがポイントらしい。
目撃者もいなかったから、この写真なしではにーちゃんの嘘を証明するものがなかったのです。
調停の結果が出るまで2か月。さらににーちゃんの過失が認められても実際に支払いされるまでさらに1カ月かかるそうですが、これで希望が出てきた!
ジャックに言ったんですよ。
「そやけど、今後のためにこういう時はどうしたらエエの?相手が嘘ついたらお手上げやん」
それでジャックが勧めてくれたのがドライブレコーダー。英語ではDashcam(Dash Cameraの略)と言いますが、
「ロシアでほとんどの車に付いてるのは、汚職が横行してるからやねん。ドライブレコーダーがあったら、それを証拠にできるから」
なるほど!
いたく納得して、早速アマゾンでオーダーしました。
そもそもこういうウソツキにーちゃん相手と事故った時に、
「ドライブレコーダー付いてるから」
と言うだけで向こうも嘘がつけなくなるしね。
調停に出しても、ドライブレコーダーなしにこの写真だけでにーちゃんの過失が認められるかどうかはまだ不明ですが、それでもいったんはにーちゃんに恵んだった気になっていた修理の自己負担額500ドル。戻ってくれば儲けものです。
ジャックに会いに行ってヨカッタ。
クリスマスのクッキーを焼いて、来週にでもお礼に行こう。
やっぱり来年はエエ年になりそうな予感。
は〜やく来い来いお正月っ〜
では、お元気で。
Have a nice day!
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