アメリカの新型コロナウイルスの実態 | ラスベガス的リタイアの法則

ラスベガス的リタイアの法則

在米30年をハワイと南カリフォルニアで過ごしたのちに、ラスベガスで始めた引退生活。ところが主人が悪性脳腫瘍に。ラスベガス大好き♡なヨメが、愛する主人のために古巣カマリオへ。
主人が天国に行き、ラスベガスに戻って来ました。時に泣きながら、一生懸命生きてます。

Hi everyone!

お元気ですか?

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ウォールマートと比べて半額なんて…。
COSTCOの威力凄し。ポーン

昨日は結局、圧倒的な差をつけてバーニー・サンダースがネバダ州で勝利しましたが…。

党大会でバーニー派の主張を聞いて思ったこと。

トランプのやりたい放題のせいで、アメリカの資本主義を抜本的に見直すほどの革命を人々は求めているんですね。だから「革命」という言葉を使うバーニーに惹かれるんだろうなと。
人はバーニーにマーチン・ルーサー・キング師を期待してるんでしょうね。

でもでも。
キング師はアクティビストであって政治家じゃない。政治は数の力がモノいう世界で、駆け引きの才能が問われる世界。

バーニーがネバダで圧倒的な支持を得たことで、民主党幹部は反対にビビっているのだとか。というのも、前回の中間選挙で共和党から民主党に変わったスイング州の政治家が、バーニーの反動でまた議席を失うんじゃないかという不安を募らせているらしい。ガーン

でも昨日のバーニーの勝利スピーチを聴いたら、やっぱり押さえるところをきっちりと押さえてる。移民問題、銃規制など、人々が不満を募らせている問題を外さない。

来週の火曜日がスーパーチューズデーですが、バーニーが突っ走る可能性は高いかも。

さて。
昨日学生時代の親友マミから電話があり、

「アメリカは隠れコロナがおる可能性があるて言うてるから、アンタも気ィつけや」

先週だかにノリちゃんからその話を聞いた時は、CDC(米疾患管理予防センター)の発表を読んで、「インフルエンザに隠れた新型コロナウイルス」というのは少しニュアンスが違うような気がした。

CDCによると、今まではインフルエンザ検査で陰性だった人のみを対象に新型コロナウイルスの検査を行なっていたのを、インフルエンザに陽性の人もコロナを併発している可能性も考えられるということで、陽性患者にも検査を広げたというもの。

インフルエンザと新型コロナウイルスの併発例がどのくらいあるのか知らないけれど、アメリカのメディアはインフルエンザと新型コロナの症状の違いという点に集中していたので、併発例は多くないような気がしていました。

今年はB型インフルエンザが猛威を奮っているそう。B型が流行ったのは1992年から1993の冬なので、1994年以降に生まれた子たちは免疫がないため死亡率も高いらしい。

でね。ふと思い出したんです。
数年前にインフルエンザにかかった時のこと。
高熱が出てめちゃくちゃしんどい。それでドクターに行ったらA型インフルエンザだと。
タミフルと鼻炎治療の抗生物質を出してもらい、解熱剤も時間通りに摂っていましたが…。
高熱から中熱に落ちたものの、それ以上はどうしても落ちない。まる1週間中熱が続き、ご飯もほとんど食べられない。高齢者の人ならインフルエンザで亡くなるはずや、と納得するほど辛かった。1週間で体重が5キロ落ちました。

でね。ようやく出勤した時によその課の同僚が、

「インフルエンザで休んでてん」

「私もやで!私はA型やってんけど、アンタも?」

するとですね。彼女は、

「ドクターには行ってへん。どうせインフルエンザを治す薬はないし」

それでA型体験者は一挙に胡散臭さを感じ…。爆笑

「何日くらい休んでたん?」

「3日」

それを聞いて、私は心の中で呟きました。

そんなんインフルエンザちゃうわ。

爆笑爆笑爆笑

本当にインフルエンザにかかると、ドクターに行かずにはいられないと思う。だってあれだけ高熱が出たら、ニンゲン、死ぬんちゃうか、と不安になる。

それにしんどさが尋常じゃないから、やっぱり死ぬんちゃうか、とそっちでも不安が募る。

でインフルエンザと新型コロナウイルスの症状の違いを見ると、インフルエンザは高熱が出るけど、新型コロナウイルスは微熱程度だと。

これがモンダイ。

私が思うに、アメリカで怖いのはインフルエンザと併発していた「隠れコロナ」ではなくて、自分で勝手にインフルエンザだと思い自宅療養した人たち。
「死ぬんちゃうか」とビビるほどの高熱は出ないから、同僚のように「どうせインフルエンザに薬はないし」とドクターに行かなかった、という人は少なくないと思う。

だって25万人がインフルエンザにかかり、1万4千人が亡くなった、というのは、インフルエンザと診断された人の数だから、この人たちはちゃんとドクターに行った人。
ここに隠れコロナがいたと考え難いのは、その患者たちから感染した医療関係者がいないこと。
アメリカでは、受付の人やナース、ドクターでも診療時にマスクもしないし。
医療関係者が感染したら、インフルエンザ検査で陰性だったとしても、ナースやドクターなら万が一のために自分でコロナ検査をするんじゃないかと思うんです。

だから怖いのは、反対にドクターに行かなかった人たち。この人たちが実は新型コロナウイルスだったとしたら…。ガーンガーンガーン

しかも症状のないただの保菌者からも感染するのであれば…。

実態は計り知れない…。ガーンガーンガーン

アメリカが、過去14日以内に中国を訪れた外国人の入国を一時的に禁止したのは1月末でした。
それでこれ以上の感染は抑えられるんじゃないかと安心していたけれど…。
アメリカで初のヒトヒト感染が確認されたのも1月末。武漢市で感染した妻から、帰国後に夫に感染したのでした。

無意味にビビってパニくっても解決にはならないけれど、インフルエンザも大流行していることだし、できる限りの自己防衛はしないとね。

まず免疫を高める。
栄養を摂ってしっかりと寝て、不必要に人混みに行かない。デトックスドリンクを毎日飲む。
デトックスドリンクに興味のある方は、「大雑把にデトックス」を読んでね。ホンマに大雑把なレシピですが、今はクローブも入れてます。シナモンはたっぷりで。

そして帰って来たら手を洗ってうがいは必須。

不安ばかりが蔓延る毎日ですが、皆んなで頑張りましょう。グー

では、お元気で。

Have a nice day!

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