July.07.Sat 16:18
category:日記





わたしの母親は摂食障害だったそう。いつだったか、祖母がそう話していました。本当はどうなのか、わからないけれど。でも、きっと、そうだったんだと思う。どうしてそんな話になったのかは、もう覚えていないけれど。

わたしは、母親のことが苦手です。産んでもらったのに、育ててもらったのに、家族なのに、こんなことを考えるなんてとても歪んでいるけれど、好きじゃない、と思っているのです。

幼い頃から薄っぺらく過ごしてきたわたしには、絆も信頼も何も無い。血が繋がっているからとか、家族だから愛されるなんて保証、どこにも無い。家族だから好き合う、なんて限らない。

ちょっと前に、別に母親を好きになる必要はないという言葉を見つけて、安堵しました。母親だから嫌ってはいけない、とか、好きにならなければいけない義務は何処にも無い、という文章に、共感してしまいました。人間ならば合う合わないがあるのは当たり前のことだ、と。

けれど、わたしが大きくなるまで育ててくれたわけで。小さい頃に病気で何度も入退院を繰り返すわたしの面倒をみてくれたことも知っている。きっとその時は自分のことを後回しにして愛を注いで育ててくれたであろう母親に対して嫌悪感を抱くなんて、間違っているのかもしれない。難しい。

でもこの違和感は何。わたしの感覚がおかしいのかな。母親が過去に摂食障害だったとして、今わたしも同じように苦しんでいる。堪らなく嫌になる。そして、もしも同じ苦しみを経たのなら、必要以上に責め立てたりした行動が理解出来ない。摂食障害も鬱もパニックもひっくるめて、母親の態度に理解なんて微塵も感じなかった。育ててもらったことには感謝しているけれど、それは病気じゃないと、甘えだと、ただ一方的に、わたしを追い詰めた言葉や態度。わたしは一生忘れない。だから苦手に思っているのかもしれない。そんな言葉や態度にショックを受けてから、母親はよりわたしの苦手な人間になりました。




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痩せたらわたしに言えるんだ。
大好きだよ。愛してるよ。


     




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