不動修太郎の「ニュース報道の裏側」
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ねじが足りない!

 

ねじ、、、漢字では、螺子と書きます。
建設業で使われる大きなネジは
「ボルト」と呼ばれますね。建築物の
鉄骨や自動車の車輪を留めているのが
ボルトです。

 自動車、建設業では、ボルトに大きな力が
掛かります。その為、ボルトの表面にほんのわずかな
ひび割れがある、若しくは内部に小さい泡があると
折れてしまう恐れがあります。欠陥の無いボルトを
大量に生産できる企業は限られています。そのため、
ボルトの需要が高まったとしても、
ボルトを急に増産出来ないので不足しがちなのです。
ボルトは普段は目立たない「縁の下の力持ち」では
あっても大切な部品で、「高力ボルト」と呼ばれます。
 日本は、ボルトのような産業を支える部品、
その原材料となる化学薬品の分野ではまだまだ
強いです。

 

ウォーレン・バフェットは、投資家なのか?

 

ウォーレン・バフェットは、果たして投資家なのでしょうか??

世界一の投資家として、またかつては5年連続で
世界一の資産家であるウォーレン・バフェット氏。
氏は、有望な会社の株の大株主として長期保有
(buy and hold)する投資手法で世界一の財を成したと
されます。

 私は、バフェット氏は、大株主として、発言力を
強めて会社経営への発言力を高めたからこそ、世界一に
なったのであると見ています。確かに将来性があり、
しかも現時点で割安な銘柄を選ぶのは「投資」です。
その後にバフェット氏はその会社の経営に参加して
いるのですから部分的とはいえ、会社を経営しています。
ですので、氏は、投資家だけでは無く、経営者として
の能力を発揮したのは間違いありません。
 バフェット氏は社外取締役のように部分的に会社の経営をするのですから、
その会社の内情、経営に精通していなくてはなりません。
そのために氏は最近までIT産業は分からないとして投資して
きませんでした。バフェット氏ほどの超長期投資ではなくても
私たちも長期投資をするのであれば、会社の経営を詳しく
知らなければなりません。

 

アメリカの銃規制が難しいのは

 

前回のアメリカの銃事情の記事を補足します。
アメリカで銃乱射などの銃器犯罪が
起きると日本のマスコミの識者は、
アメリカでもって銃を規制しなければ、
ダメだと繰り返します。確かに
銃の犯罪を防ぐには、銃を規制しなければ
ならないというのは正論ではあります。
ただ、アメリカにはアメリカの人口よりも
多い3億丁の銃が出回っているので、
仮に規制を強めてもその効果が出るのには
相当な時間が掛かるでしょうね。
 加えて、連邦法では、武器を持って
自衛する権利を人権として認めていますので、
これを変えるのは難しいです。
参考までにアメリカには法律に相当する
連邦法がありますが、各州に州法があります。
州の法律である州法は連邦法よりも優先します。
ここが日本と大きく異なる点ですね。

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さて、為替に話に移ります。
皆様が良くご存知のようにFXは
「ゼロサムゲーム」です。
今、この瞬間に米ドルを買う投資家がいます。
そして、為替市場のどこかには、ほぼ同じレートで
米ドルを売る人もいます。このようにいつも
売る人と買う人が居るので市場が成り立ちます。
ですから、同じ通貨の売買で、損をする人と
得をする人が出ます。

 仮にFXで絶対に勝てる手法が有ったとしましょうか?
もしもそのような必勝法があれば、FXに参加している投資家が、その手法を
マネします。先ほど書きましたようにFXではすべての
投資家が勝つ事は、原理的に有り得ません。
いつでも勝てる手法を「聖杯」と呼ぶ事があります。
かく言う私も初心者の頃はその「聖杯」を探していました。
 とはいえ、プロと呼ばれる機関投資家の為替ディーラーは
各々が手法を持っていますし、為替相場で
勝つための手法は大切です。それ以外に
ルールに従って売買し、仮に一時期負けても投資を
続ける「メンタル」と「資金管理」も重要です。
この2つは手法以上に大切なのです。
このようなFXで勝つためには手法以外に必要な知識があるのです。
月刊誌「FX攻略.com」と私の友人、村居孝美先生が
コンビを組みます。まずは、FXに必要な知識を無料動画に申し込んで
みては如何でしょうか?
http://fx-k.jp/lp13_03r/

 

アメリカの銃犯罪と背景

 

 

 

YouTubeのアメリカ本社で3日に
銃撃事件が発生て、3人が負傷したようですね。
犯行の容疑者は現場で自殺したようです。

この日本でも大きく報道されましたね。
アメリカには、3億丁の銃器が出回って
いるとされます。アメリカの銃器は
人口よりも多いです。

手元に最新の資料がありませんが、
近年のアメリカの1年間の交通事故の死者が
約3万人で、銃による死者も同じく約3万人です。
そもそもアメリカでは銃器を含む武器で
自衛する権限を認めています。

日本のマスコミでは、アメリカの銃規制を
求める識者が多いですが、規制を強めても残念ながら
犯罪は減るとは思えませんね

 

G20で仮想通貨の議論

本日の読売新聞の朝刊に次回のG20で
仮想通貨が議題に上げる予定であるという
記事が載っていました。
中国では、仮想通貨に対して厳しい規制を
掛けます。一方の日本では、仮想通貨を
投資対象と位置付けて雑所得として
課税されるルールが出来ました。
日本の金融当局としては、仮想通貨の
取引所に対する規制を強め、課税を
徹底したいのでしょうね。
今までは、貨幣の発行は、国家当局の
独占でした。個人的に日本円、米ドルを
作ったら厳しく罰せられます。クレジットカード、
鉄道系の電子マネー、商品券は、私企業が
発行していますが、その価値は日本円など
法定通貨に紐づいています。
 それに対して、仮想通貨は独立した
価値を持ちます。そのために使い方に
よっては、日本円を仮想通貨に替えて
それを持ち出す事が可能です。
ですから各国の当局が目を光らせるのは
当然と言えば、当然です。
日本の当局は各国に先駆けて仮想通貨を
投資対象として公認した形です。

 



 

盗まれた仮想通貨NEMはどこに?

 

大手仮想通貨交換業者の「コインチェック」から仮想通貨NEM(ネム)が
盗まれましたね。コインチェックは流出した仮想通貨NEM(ネム)を保有していた顧客に対し、
日本円で全額補償する方針を示しているが、時期など詳細は明らかにしていない。

 私は、コインチェック社の口座から日本円は引出しましたが、
他の顧客と同じく仮想通貨は引き出せない状況が続いています。
NEM財団とコインチェック社は盗まれたNEMを監視していると言って
います。確かにブロックチェーンをチェックはしているのでしょうが、
それと実際にNEMを取り返せるかは別の問題です。
私は見通しは暗いと見ています。
数年前に当時の日本で最大手のビットコイン販売所であった
「マウントゴックス社」からビットコインが盗まれました。その
ビットコインは未だに取り戻せませんね。
コインチェック社としては、盗まれたNEMを取り返したいのは
やまやまでしょうが、盗んだ犯人は恐らくは足が付きにくい
ブラックマーケットに持ち込むでしょうね。コールド・ウォレットと
呼ばれるネットから切り離して仮想通貨が保存してそれを海外に
持ち出して複数の国境を超えると追いかけるのは難しくなります。

 

 

 

私のコインチェックの口座

 仮想通貨の大手、コインチェックが
NEMという仮想通貨を不正に持ち出されましたね。
私はそのコインチェックに口座を持ち、それほど
大きな額では無いものの仮想通貨とそれを購入
予定の日本円を預け入れていました。
 皆様、ご存じのように、盗難に気付いた後に
会社の経営者が記者会見し、その後にNEMの盗難にあった顧客への
補償を表明しました。
コインチェック社からは、その保証の時期や手元に資金があるかどうかなど
肝心の所は明らかにされていませんね。不正送金という
形でもちだされたNEMはその当時の実勢レートでは580億円でした。
コインチェック社は仮想通貨の売買値差が大きく
顧客が売買すると荒稼ぎできるスキームでした。とは言え、そんな
巨額の補償する資金があるのでしょうか?

 私は、コインチェックのCEOの記者会見を
知ったのは日付を跨いだ後でした。
その内容を知って「やばそうだ」と思い、口座に
アクセスして出金依頼しました。
その後に、日本円の出金停止と仮想通貨の入出金が
停止となりました。いち早く行動を起こしたので、
昨日(13日)にコインチェックから私の口座に
入金されていました。

 今は、コインチェックの業務は停止した
状態なので一部の顧客に日本円を返しましたが、
仮想通貨の入金出金が出来ないままで、口座が
ロックされているに等しいです。
そもそも顧客の口座の日本円の出金とNEMの盗難は
直接的な繋がりは無い筈です。
既に報道されているようにコインチェック社は
業務を改善する文書を金融庁に提出したそうですので、
これからの対応を見守ります。

 

 

投資の先生方

 私が記事を書いております月刊のFX専門雑誌は
間もなく10周年になります。
想えば、私は、その雑誌の創刊号の次の号から
記事を書いていました。記事の
執筆は、2回ほどお休みしていた時期がありますが、
その時期には雑誌のウェブページの記事を
書いていました。

 この10年間に投資の仕事で多くの人に
会いましたが、その中には、後に逮捕された
人もいました。こういう話を投資業界以外の
方話すと驚かれる事が多いです。
 学校の先生や警察官の中にも悪事を働き、世の中を騒がせるニュースに
なるケースはありますね。とはいえ、
ほとんどの学校の先生、警察官は真面目に
仕事を熟しています。だからこそ、たまに
犯罪を働く学校の先生や警察官が明るみに
出ると大きなニュースになり、世の中の良識ある方々の
顰蹙(ひんしゅく)を買うのです。

 一方で、投資の世界で講師を務めている先生と
呼ばれる人が詐欺を働くのは珍しくありません。
中にはかなりの知名度があり、テレビ番組に出ていた
先生が逮捕された事件もありましたね。
投資業界というと時として世間では胡散(うさん)臭い目で見られますが、無理もありません。
 誤解無きように申し添えますが、投資業界と言っても
投資商品を売っている銀行、株を売っている証券会社の
社員さんは真面目に業務をこなす人が多いです。
その一方で投資のプロ、個人投資家として財を成したという先生が、悪い計略を企てる事が多いです。
ですから、私を含め、投資業界に関わる人は
詐欺に遭わないよう、あるいはその片棒を担がないように
気を付けなくてはなりませんね。だからこそ、十分な投資の知識が必要なのです。

戌笑う??

 

日本では十二支に因んだ相場の
言い伝えが有りますね。
昨年末から証券会社等の
株式関係者が盛んに
喧伝しているのは、
「戌笑う」という言葉ですね。
戌年はこれまでの積み重ねが
結実するという意味で、株価が
上昇するという希望的観測に
結び付けたいようです。
確かに昨年から今年にかけて
日本の平均株価は騰がってきて
いますね。

 同じ類の言い伝えに「辰巳天井」という
言葉があります。つまり、辰年と
巳年には、株などの相場が天井に
なるという意味です。実は、証券会社の関係者は
7年前の辰年には間もなく株価が天井だといって
燥(はしゃ)いでいました。申年は
「猿騒ぐ」と言って思いがけない事件が
起きるとされていました。
どうやら十二支の動物のイメージから
安直に言い伝えが出来たように思えます。

 私は過去の日本の株価を十二支の
言い伝えと照らし合わせてみましたが、
相関関係は無さそうでした。
今年に限って言えば、これからも
株価が上がる可能性は高いとは
思いますが、アメリカの景気と
株価次第でしょうね。

 

 

「財テク」は死語?

一昨日の読売新聞に「財テク」の記事が
載っていました。

 暫く前の新聞では「スマートホン」と
いう単語の後に括弧付きで(高機能携帯電話)と
但し書きが付いていました。それが3年ほど前からは
新聞で「スマホ」という書き方に変わりました。
読売新聞のような全国で売られている一般紙で
注釈無しに使われている言葉は、多くの人に知られて
いる言葉なので、私自身の原稿の中で使う事として
います。

 話を戻して、今回の「財テク」の記事の中に
「財テク」とは「財務テクノロジー」の略で
あるという説明がありました。本来は「財テク」は
財務に関する技術という意味でしたが、バブル期の
日本では、「本業では無い株等に投資する」という意味で
使われていました。それが、今年の読売新聞の
記事の中で注釈付きで使われていたのは「財テク」が
死語に近いからでしょうね。

 

 

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