今朝、アパートの入り口、スクールバスを子どもたちが待っているときに事故がありましたゲッソリ

 

私は息子ちゃんの忘れ物を取りにいかされたので、直接事故の瞬間は見ていなかったのですが、

忘れ物を取り、バス停に戻ったらすぐにバスが来て子どもたちは乗り込みました。

 

そうしたら、年明けからバスに乗り始めた日本人家族のママが、

「今事故があったの、ほら、あそこ滝汗

 

我が家のアパートは入り口が車寄せ風になっていて、

車寄せ入り口と出口があります。

子ども達がバスを待つのは入り口の方。

そして、出口のほうで、車が一台、サイドウォークを守る丸太?に後ろ向きに突っ込んでいました。

 

アパートの前は片側一車線の二車線ですが、

その車はアパート反対側の車線にハザードをたき、一瞬止まったかと思うと、

すごい勢いでバックし始め、アパート側の車線に進入、

そしてアパート側のサイドウォークの丸太に突っ込んだようです。

 

彼女が指さす方をみると、

いつも一緒にバス待ちをしてくれる、頼りになるアメリカ人ママが911に電話をしていました。

いつもの彼女の相棒を自負する私はおろおろと彼女の側へ。

 

ピンクのトレーナーにレギンスの女性が車の外に寝かされており、

その時は意識がないようでした。

アメリカ人ママが、

「意識はないけど、息はしている」などと電話でやりとりをしているうちに、

女性は意識を取り戻し、名前などを言えるようになりました。

 

電話を終えたアメリカ人ママ、オロオロしている私に、

車に毛布があるからもってきて、

あとお水も

など的確な指示。

 

本当に気が利かなくてすみません滝汗

と思いながら、毛布や水を持ってきて、

救急隊の到着を待ちます。

 

その前に、颯爽と前に止まった車。

インド人の女性がでてきて

 

I am a Doctor真顔 Are you OK?

と。

 

通りすがりのドクター登場!

颯爽と聴診器を出して、音を聞きます。

倒れていた女性も、見物人と化している私たちも一安心。

やはり人の命を助ける力を持っているってかっこいいですね。

ドクターが来てくれてどれだけ心強かったか。

 

それからほどなく、本当の救急車が到着し、

女性を連れて行ってくれました。

 

通りすがりのドクターにも感動しましたが、

アメリカ人ママの行動力に尊敬の念を抱きました。

英語云々の前に、

事故の車に近づいて行って、ドアを開け、

意識不明の女性を引きずり出し、車のエンジンを切り、911に電話する。

救急車に乗る女性に、「大丈夫、誰もケガしなかったわよ」と声をかける。

 

なかなかできることではありません。

人間としてできた人です。

私はオロオロして指示待ちになっただけでした。

 

彼女がいるときの事故でこの女性はどれだけ救われたか。。

 

にしても、

戦慄

だったのは、

 

事故を起こした女性、

運転中にPass out気を失ってしまったようですが、

救急隊に

「これまでもそんなことがあったか」ときかれて

「あった」

「○○という病気があって薬を飲んでいる」と。

 

滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗

 

その病名はアメリカ人ママも知らなかったのでよくわかりませんが(ブレイザーなんとかって聞こえました)

てんかんみたいなものなのでしょうか。

 

運転中に気を失うような病気で

過去にもそんなことがあったなら

 

もう運転しないでください

 

と思ってしまいます。

 

彼女も「やばい」と感じてハザードをたいて止まってのでしょうが、

結局はバックに暴走してぶつかって止まっています。

結果的にはけが人ゼロの自損事故となりましたが、

あと5メートルずれていたら、

子ども達の列に突っ込んでいました。

子ども達15人ほどいます。

 

恐ろしすぎます。

 

子ども達がサイドウォークで遊びながら待っているときもあるので、

いつもバス停にいるアメリカ人ママと私じゃ子ども達を守れません。

 

こういう問題、

高齢ドライバーや今回の新型肺炎の拡大もそうですが、

公衆の安全を脅かす可能性のある個人の権利をどこまで制限するか、

とても難しい問題だと思います。

 

今回の彼女も普段は大丈夫で仕事もしているのでしょうし、

運転ができなくなったら、きっと仕事もできなくなってしまうでしょう。

かといって、運転中に意識不明になる可能性が高いのであれば、

特にスクールバスの時間などに運転するのはやめてほしいですし、

普段の時間帯も、そんなドライバーがいるかと思うとオチオチ運転していられません。

 

新型肺炎、

特段の観光地もないヒューストンは無縁だと思っていたら

ヒューストン郊外の大学の

武漢に渡航歴がある中国人留学生が

新型肺炎の疑いで隔離中だそうです。

まだ確定はしていませんが。

 

事故を起こさない、感染を広げない、という個人のモラルに頼るしかないのでしょうか。

 

権利の制限はリスクも踏まえての程度物、ということになるしかないのでしょうが、

 

後一歩間違えれば子ども達になにかあったかもしれない、

と思うと、

そんな権利ははく奪してしまえ、

とも思ってしまいます。

 

感染拡大ニュースに怒り、

惨事になりかねなかった事故に戦慄を覚えた

そんな朝でした。