ちょっと軽めに「MIU404」第7回感想 | 感想亭備忘録

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前回が主人公自身の人生に関わる重い内容だったので、今回は少しコミカルでかつ脇のキャラクターを掘り下げる方向のお話でした。

 

ていうか、りょうさんにあの格好させたかっただけなのでは?(笑)

コスプレイヤーとして登場して、後半は宝塚ばりの弁護士。そして最後はBABY METALをカラオケで。ってこれは脚本家さんか演出家さんの趣味ですか?(笑)

 

それはさておき前回の重くて苦しい雰囲気を変えるべくコミカルかつアクション多めで楽しめるようなお話にしたのは正解だと思います。伊吹(綾野剛)のちょいうざのボケに志摩(星野源)のツッコミが入る日常が戻ってきた感じがします。

そして陣馬(橋本じゅん)のプライベートを描いて周囲の人物にも深みを持たせたのも良かったです。その上九重(岡田健史)の見事なフォローで陣馬・九重コンビの関係性の深化と相性の良さも際立ちました。

 

意外なのは九重の父親である刑事局長がとてもいい人だったことです。いい人というか無邪気というか(笑)

描かれたままのいい人だといいなあ。

 

背後でうごめくハムちゃん(黒川智花)の事件も進展し、ラスボス感半端ない菅田将暉さんも怪しさプンプンで再登場で次回への期待を煽るところも上手いです。

 

伊吹の過去が深く描かれないのはこの後に何かあるのかなあと勘繰りながら次回を楽しみに待ちます。