「プロジェクトパワー」「オールドガード」「アップグレード」「クロース 孤独のボディーガード」 | 感想亭備忘録

感想亭備忘録

ドラマ、映画、小説について感想、解説、批評など。
願わくばたくさんの面白いコンテンツに出会えますように。

ずらずらーっとタイトルを並べましたが、この休みに見た映画です。

まずは「オールドガード」。

おお、写真がデカい(笑)

 

人類のために戦い続ける不老不死の戦士たちのお話。

とはいっても正義に燃えるヒーローというわけではなく、短い人で200年、長い人は1,000年以上戦い続けているので、自分たちのしたことに意味があるのか、戦っても戦っても良くならない、誰かを救えているのかすらわからない状況で倦み疲れています。

そこに新しく能力に目覚めた若者が現れることで事態は動き出す、というお話です。アクションメインですが全体的に物悲しく憂いのあるトーンで進行します。何にも考えずスカッとするという風には行きませんがそれなりに面白かったです。露骨に続編を期待させる終わり方だったので評判が良ければ次も作るのかな?

 

次は「アップグレード」

 

首から下の全身が麻痺してしまった主人公が、脊髄?のあたりにAIチップを埋め込まれることによって超人的な能力を得る、というお話。この部分だけ見ればヒーローものでコメディよりかとも思えますが実際はディストピアを描いた物語といっていいんじゃないでしょうか。これもスッキリはしません(笑)

 

次は「クロース 孤独のボディーガード」

若くて我儘なお金持ちの娘を経験豊富な傭兵がボディーガードとして守る、というある意味定番な設定です。

誰が敵でだれが味方かわからない混沌を描こうとしたのかもしれませんが、そもそも誰が誰だかよく認識できないという(笑)

終盤のアクションというか展開に不満があります。突如主人公が活躍しなくなるというか間抜けになるというか。もう少しベテラン傭兵の強い女としての活躍を見せたほうがよかったんじゃないかと思います。

 

最後に「プロジェクトパワー」

これもスーパーパワーで悪と対決する、というお話なんですが、こちらはドラッグを飲めば5分だけ特殊能力が使えるようになる、どんな能力かは飲んでみなければわからない、というギャンブル性の強いギミック。

感想は、それなりにアクションも楽しめたんですが、それよりなにより「エビってスゲー。」でした(笑)

 

以上立て続けに見たんですが、個人的に大ヒットってのはなかったですね。そこそこ面白かったって感じです。この後も多分見ますのでまた感想書こうかと思ってます。