2019年08月16日
19回戦@横浜 広島4−2横浜DeNA 大瀬良投手完投で3年連続二桁勝利!チームは2位に浮上!
広島 7月5日以来の2位 大瀬良3年連続2桁10勝目 5連敗のDeNAは3位転落
8/16(金) 21:06配信
8回、筒香を左飛に打ち取り雄たけびを上げる大瀬良(撮影・堀内翔)
「DeNA2−4広島」(16日、横浜スタジアム)
首位巨人への挑戦権をかける2位攻防の戦いは、3位広島が2位DeNAを下し、7月5日以来となる2位に浮上した。
広島は同点の五回、1死から大瀬良が右前打で出塁。暴投で二進し西川の中前適時打で勝ち越しのホームを踏んだ。六回には1死から安部の6号ソロで加点した。
二回に併殺崩れの間に先制した広島は、三回に西川の12号ソロで加点した。大瀬良が四回に2本の長打などで2点を失い同点とされたが、五回に勝ち越してからはDeNAの反撃を許さなかった。
エース大瀬良は5安打2失点で、両リーグ断トツの今季6度目の完投で4連勝、3年連続2桁となる10勝目を挙げた。球団では10年から6年連続2桁勝利を挙げた前田健太(現ドジャース)以来となる。
DeNAは5連敗で3位転落となった。
もう負けられない戦いが続く中の今日の試合は、大瀬良投手のピッチングに尽きるでしょう。
大瀬良投手は前半はやや不安定な部分もありながら、粘りのピッチングを展開し、後半はシフトチェンジして変化球主体のピッチングをして、DeNA打線に的を絞らせませんでした。
失点したのは4回裏、1アウト後DeNAロペス選手に四球を与え、続くDeNA佐野選手に左中間への2ベースを浴びて2、3塁とされ、2アウト後、DeNA戸柱選手にセンターオーバーの2点タイムリー3ベースを浴びました。この回は球が高めに上ずり、逆球もあって、勝負球が甘く入ってしまいました。
しかし、これでガタガタっと崩れないのがエースですね。結局9回119球を投げて、5安打2失点完投で今季10勝目を挙げました。今季大瀬良投手は両リーグダントツの6度目の完投になります。まだ最多勝を狙える位置にいますから、頑張って欲しいですね。タイトルが獲れれば、沢村賞も夢ではありません。
打線は2回表、DeNA先発の井納投手を攻め、1アウト1、3塁から安部選手のファーストゴロ併殺の間に1点を入れて先制。3回表には西川選手がライトスタンドへソロホームランを放ち、2−0としました。
2−2の同点に追い付かれた直後の5回表、1アウト2塁から西川選手がセンター前タイムリーを放ち、3−2と再びリードしました。西川選手は今日の試合4安打の固め打ちでした。明日以降もリードオフマンとしての働きに期待していいと思います。
さらに6回表にはDeNA2番手の武藤投手から、安部選手がライトスタンドへソロホームランを放ち、4−2とリードしました。
今日は西川選手と安部選手が2打点ずつの活躍を見せてくれました。
しかし、解せない点が一つありました。8回表の攻撃で、DeNAが4番手にエスコバー投手が登板したところ、安部選手の打順のところで代打三好選手を送った事です。安部選手は今日の試合、ホームランを含む2打点を挙げているにも関わらず、交代させるのはいかがなものかと思いました。左腕のエスコバー投手ですが、ここは安部選手をそのままいかせて欲しかったですね。
まあ、とにもかくにも今日勝てたのは大きいですね。3連勝への望みがつながりました。7月5日以来の2位浮上です。今日は首位読売も勝ちましたので、ゲーム差は4.5のままです。
明日の先発は1軍2試合目の先発になるモンティージャ投手です。前回の読売戦では3回途中7安打3失点のほろ苦デビューになりました。ファームでしっかり修正して来たらしく、モンティージャ投手もモチベーションがかなり上がっていますので、明日はしっかりやってくれるでしょう。DeNAは石田投手です。本来の石田投手の出来ではないので、打線は十分攻略可能だと思います。明日も勝って弾みをつけましょう!
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今日は會澤捕手と西川選手もヒーローですね。
しかしよくないなりに抑え完投するのは完全にエースですよね。