フォームが作成され便利機能も追加されデータを入力する体制は整いましたので
順次データ入力作業に取り掛かれます
ですが手作業で1つひとつ入力していく作業は骨が折れます
そんな時にEXCEL等に利用したいデータがあれば簡単に
ACCESSに取り込むことができ便利です
今回はその手順についてです
方法は2つです
1つはACCESSで作成したテーブルに直接データを追加するもので
この方法が一般的に利用されます
この手順を実行するためには事前準備として
EXCELデータを加工する必要があります

もう1つはEXCELデータを新規テーブルとして取り込む方法です
この方法は確実にデータをACCESSのテーブルとすることができますが
取り込んだから改めて既存テーブルに追加できるように
加工する必要があります
手順としてはアクションクエリを利用します
データを取り込む前に加工するか
取り込んでから加工するかの違いになります
それでは直接取り込む手順を動画で確認しましょう

取込のポイント

1.フィールド順を取り込むテーブルと同じにする
2.フィールド名も取り込むテーブルに合わせる
3.フィールドの内容を取り込むテーブルの型に合わせる
要するに
事前に取り込むデータを取り込み先テーブルに合わせることで
取込ウィザードの設定を「デフォルト」ままで行えます
この方法が取込エラーを回避する最良の選択です
取込データの変更は「フィールドのオプション」で行います
 
③番のスライドバーでフィールド間の移動ができます
②番のインデックスは主キー以外を「いいえ」にします
①番のデータ型は既存のテーブルの型に合わせます
EXCELとの連携についてはこちらの記事を参照して下さい
EXCELとACCESSの連携01
EXCELとACCESSの連携02
EXCELとACCESSの連携03

関数「PHONETIC」

関数「PHNETIC」はEXCELのワークシート関数です
使い方はふりがなを挿入するセルに「=phonetic(変換するセル)」と記入するだけです
変換する文字種はふりがな設定で指定して文字種になります
詳細説明はふりがな変換を参照して下さい
関数「PHNETIC」はEXCELのワークシート関数なのでVBA内では利用できません
VBA内では「SETPHONETIC」と「GETPHONETIC」を使うことになります
ただし変換文字種はふりがな設定に依存する形になるので
再度変換作業をする必要があります
この時利用する関数は「StrConv関数」です
「StrConv関数」の使い方は 文字列変換VBAを参照して下さい
 
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