MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
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高級ホテルに泊まる、タイ3泊6日のおトク旅 35 - なぜ、ルンピニー公園?(2018年7月15日/5日め)

2018年7月15日 ルンピニ公園で。


7月15日


タイ旅行の最終日です。
今日も、朝食ビュッフェを死ぬほどたいらげ、
意気揚々とホテルを出発しました。


向かった先は、「ルンピニー公園」です。
高い飛行機代を払ってでかけた海外旅行先で、公園。
みなさんは、行きたいでしょうか。


私としては、もうちょっと、
観光旅行らしいところに行きたかったのですが、
かといって、どこか行きたい場所があったわけではありません。
「公園に行きたい」
と夫に言われれば、
まあ、どうしてもいやだ、と、
反対する理由もなかったわけです。


ということで、ルンピニー公園。
高層オフィスビルやホテルが立ち並ぶエリアにあります。
1920年代のラマ9世統治時代に造られたもので、
長年、タイ国民に愛され続ける、
タイで最も有名な、歴史ある公園の一つだそうです。


敷地面積は、0.57km²(570,000m²)。
園内は自然豊かで、木や花がたくさんあり、
公共の図書館や運動施設、プール、人工池、広場、フードコート
などもあります。


帰国後、ネットで調べてみると、こう書いてありました。


年中暑さが続く南国バンコクの一日で一番過ごしやすい時間帯というのが「朝」です。ここルンピニー公園も朝からとても多くの人で賑わうおすすめスポットです。
では朝から何をすれば良いのか?ということですが、それが『朝ごはん』と『運動』です!
早朝、やっとお日様が出てきて辺りが明るくなった頃、ルンピニー公園で賑やかになるのが園内にある朝限定の『フードコート』です。毎朝訪れる常連さんも多くいるため、クラブ活動のような雰囲気さえあるフードコートですが、朝にぴったりのタイの朝ごはんがたくさん並んでいます。
一方、『運動』はというと、食前か食後に、朝から元気よく運動をする人々が多くいます。ランニングやウォーキングのほかには、太極拳をする高齢者もよく見かけます。


これ読んでもね・・・。
全然、行きたい気持ちにならないんです。(苦笑)


「朝ごはん」って、ついいましがた、
ホテルのビュッフェで死ぬほど食べました。笑
別に、もう食べたくないです。


「運動」
私、大きらいなんです。(爆)
走ってる人も、見たくないです。


つまり、この公園で、
私がうれしいものって、ないんですね・・・。


はじめに、この説明を読んでおけば、
こんなところに来なかったと思います。
でも、自分ではなんにも調べないで、
夫が決めた行き先に、ただいっしょに行くのが、
このころの私のスタイルでした。
(どうやったら、ホテルでタダごはんが食べられるのかってことについては、
 すごい熱意で調べましたけどね。爆)


ってことで、私が行っても楽しいわけがないと、
はじめからわかっていたはずの、ルンピニー公園。
そうとも知らず、るんるん気分の夫に連れられて、
行くはめになってしまいました。


ホテルの最寄り駅(トンロー駅)からBTSに乗って、
シーロム(Silom)駅で下車。
そのまま、20mほど歩くと、
右手に「ルンピニー公園」が広がります。
所要時間は、徒歩約30秒です。笑


たしかに、たくさんの人が、ジョギングを楽しんでいました。

寝転がってくつろぐ、タイの人々。

フードコートらしきものが広がっていましたが、もうお昼近くだったので、閉店していたようです。お店はひとつもありませんでした。


通りの向うには、オフィスビルが並んでいます。

中国系のお年寄りがたくさん、くつろいでおられて、まるで中国映画のようでした。^^


以上、ルンピニー公園。
ただの、公園ですね。
代々木公園みたいな・・・。


みなさん、写真を見て、楽しかったでしょうか?
私は、ぜーーーーーんぜん、おもしろくなかったです。爆


タイの人々の憩いの場であることは、わかりました。
で、そこへ、なんでわざわざ、
観光客の私が、来なくちゃならないの?
観光に来てるんだから、ほかにもっと、
観光地らしいものがあるでしょ。


・・・と思うのですが、
夫は、楽しくてしかたがないようす。
うれしそうに、写真を撮りまくっています。


朝は涼しい、とはいえ、
もうお昼に近くなっていたので、
暑いです。
おまけに、緑が多いから、虫も多い。
おもいっきり、蚊にさされました。泣
(ちなみに、夫は原始人なので、
 世界中どこに行っても、絶対に、
 蚊にさされることはありません。)


こんなところを、一時間以上も歩かされ、
ようやく、公園の出口に来ました。
ふと思いました。


「日本に来る外国人観光客で、
 『どうしても、代々木公園に行ってみたいんです。』
 なんて人、ふつう、いないよね・・・。」
と。


そう思うと、飛行機代使って、わざわざタイまで来て、
貴重な時間を使って、
「公園に行きたい」
と主張する夫って、
あまり普通じゃないなあ、と思えてきました。


こういうところは、タイに長期滞在している人が、
気晴らしにちょっと歩いてみるには
いいかもしれませんが、
わずか3泊の旅行で、わざわざ行くところではないと、
私は思うのです。


暑いし、面白い物はないし、
蚊にさされるし。
歩けば歩くほど、
ああ、こんなとこに来るんじゃなかった、
という気持ちがつのりました。


せっかくの、タイ旅行の最終日。
もっとマシな行き先があっただろうに・・・
と、残念な気持ちで、公園をあとにしました。



さて、後日談です。
このときの、私の残念な気持ちを、
夫はちっともわかっていなかったようです。


現在我が家は、お正月の家族旅行を企画中です。
行き先は、台湾。
夫が作ったスケジュールには、こう書いてありました。


「一日め
 自宅を、午前1時半出発。
 羽田着3時。羽田出発5時。
 朝7時、台湾到着。
 ホテルに荷物を置いて、**を観光。
 昼食。
 午後、ちょっとだけ、公園。
 その後、**を観光。
 夜、ナイトマーケット。」


午前1時半に家を出て、
ろくに睡眠時間も確保することなく、
そのまま、ほぼ20時間、
休むことなく観光し続けるという、
家族のことを全く気遣っていないスケジュールには、
文句のつけどころが満載なのですが、
それはとりあえずおいといて、
これを見た私。
思わず叫びましたよ。


ふ~ざ~け~る~な~!!
なんで、飛行機に乗って台湾まで行って、
公園に行かなくちゃいけないのよっ!
もう、あなたの、そのへんな公園シュミに、
私たち家族全員を巻き添えにしないで!!


タイでも、こう言えばよかったんですね・・・。
あとのまつりですが。
私は、もう絶対に、
夫につきあって、公園なんかには、行きません。
絶対に。


(つづく)

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