幼なじみと一日デート⑥ 目黒寄生虫館で、お勉強。(2018年10月7日)
2017年12月30日 ベトナム・ホーチミンのダムセン公園で。(全盲難聴・のんたん 22歳)
10月7日
歌舞伎町ホストクラブ街をさくっと歩いて、
次に向かったのは、目黒です。
JR目黒駅から歩いて15分ほどのところにある、
「目黒寄生虫館」!(爆笑)
ま・・・ 博物館ですね。
なんでそんなとこを知ってるかというと、
私の夫が、寄生虫が大好きなんです。(←アホです。)
そもそもは23年前、切迫早産で入院していた私の枕元で、
寄生虫おもしろ話の本(「空飛ぶ寄生虫」藤田 紘一郎著)を、
夫が延々と読み聞かせていたことに始まります。
すっごくおもしろい本で、そりゃあ、笑えましたけど、
ま~、すばらしい胎教でしたね。^^
その後も、夫の寄生虫ラブは、
さめることがありませんでした。
小学生だった娘の付き添いで、
ポケモンラリーにでかけたときは、
ポケモンのついでに父娘で、この博物館にも訪れています。
(最近、娘は、友人といっしょに、
この博物館を再訪したらしい。
一回じゃ足りんのか~。怒)
アメリカの寄生虫ドキュメント番組である、
「私を蝕む寄生虫 (Monster inside Me)」は、
我が家のお気に入り番組です。
テレビ放映中は、シリーズの全番組を録画して、
晩ごはんを食べながら、家族全員で見るのを、
夫も娘も楽しみにしていました。(←アホです。)
そんなわけで、夫も娘もよく知っている「目黒寄生虫館」に、
私もそのうち行ってみようかな、
と、かねてから思ってはおりました。
今回、東京にやってきたKちゃんにその話をすると、
「話のタネに、行ってみるものいいかも」
ということに。
なによりいいのは、この博物館、
入場料が無料なんです。(←これ、大事です。)
秋の午後、気持ちのいい、おだやかな日差しを受けて、
Kちゃんと「目黒寄生虫館」までの道を歩きました。
建物の場所は、すぐにわかりました。
知らなければ、そのまま通り過ぎてしまうくらい、
目立たない、小さな博物館です。
中に入ってみると・・・。
たくさんの寄生虫が、展示してあります。(笑)
意外だったのは、けっこうな賑わいだったことです。
あまり有名ではないし、小規模だし、ということで、
もっとさびれた博物館を想像していたのですが、
中に入ってみると、
何十人もの若い人たちがひしめきあっていました。
ここ・・・。
隠れた人気スポットだったみたいです。(笑)
2階にも、たくさんの寄生虫が展示してあります。
ある、20歳くらいのカップルの会話が、
聞こえてきました。
女「えっ なに? これなに?」
男「・・・寄生虫。」
女「え~~~~。なに?
これ、なんのために生きてるの?」
あのな~・・・。
キリンだって、サルだって、
「なんのために生きてるか」なんて、
だれも考えてないってば。
Kちゃんとふたり、ひたすら、笑いをこらえました・・・。
いちばんびっくりしたのは、コレです。
体長8.8mの、サナダムシ(日本海裂頭条虫)。
ある男性のお尻から、そっくりそのまま出てきたそうです。
「よくぞ、途中でちぎれることなく、
こんなにきれいにひっぱりだしたよね~。」
と、ヘンなところで感心する、私たち。笑
8.8mのサナダムシ(日本海裂頭条虫)
お土産のTシャツも販売していました。
写真は、サンプルです。
胸のイラストは、どれも、寄生虫。(苦笑)
(けっしてふざけているのではありません。
ここは、寄生虫をまじめに研究した資料を展示している、
博物館です。)
寄生虫のイラスト入りTシャツ。お土産で購入できます。
小さな小さな博物館ですが、
100年くらい前からの、寄生虫研究の歴史が紹介してあって、
なかなか、興味がつきません。
秋も深まり、空気が気持ちのいい時期になりましたし、
ぜひ一度、散歩がてら、でかけてみてはいかがでしょうか。
「目黒寄生虫館」は、入場無料です。^^(←ここ、大事です。)
夕方に近くなってきたので、寄生虫館をあとにしました。
次の目的地へと向かいます。
(つづく)
2018年7月 タイ・バンコクの花。