次は今回が初めての家飲みで、福島県の24蔵目となる名倉山の純吟火入スペックでした。

 

開栓すると、上立ち香は芳醇で、メロン様の甘い吟醸香が華やかに立ち上がります。
一口頂くと、キュートな酸に、フルーティーな甘旨味がゆっくりと舌の上に拡がってきます。
酸味6、甘味4くらいの割合で、中盤は濃醇な甘旨味が前面に押出しを強めてきます。
終盤に甘味が後退すると、最後にはキリッと辛口の酸味が喉にキレる後口でした。

 

限定販売の2種類の生酒がコロナ禍で残っており、それを火入してブレンドしたお酒のようです、
リンゴのようなフルーティーさ、メロンのようなジューシーさを併せ持っていたので命名されたとか。
確かにフルーティー&ジューシーな飲み口ですが、レモンとメロンの方が近いように感じます。
常温に近づくとちょっとビターな辛さが顔を出しますが、冷やして飲めば美味しい食中酒でした。

 

銘柄:名倉山 いいとこどり 「まるでりんご」×「まるでめろん」 01BY
酒蔵:名倉山酒造㈱
種類:純米吟醸
原料米/使用酵母:夢の香・山田錦
精米歩合:55%
アルコール度数:16
日本酒度:-3
酸度:1.4
製造年月:2020年8月
購入価格:¥1,500 / 720ml
お気に入り度:★★★★
【2020-97本目】

 

 

 

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