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何度かブログでも書いているが、イタリアの医療は素晴らしい合格。私はイタリア政府からは医療でお世話になっている部分が大きいかもしれない。と言うのも、定期的にお知らせが来るスクリーニング検査や、検査後の”もしかしたら将来的に病気になる可能性がある、かもしれない”程度の未病でも無料で処置ができるからだ。

しかも、(特に危険と言うわけではない)持病の薬に関しても、定価で1箱500€もするような薬をただで処方されたこともある。


もちろんガン検診は日本でもあると知っているが、(言っちゃ悪いけど)ここイタリアで日本並みの制度が整った医療サービスが受けられることをあまり期待していなかったので、ここ数年お年頃になり政府から定期検診のお知らせを受け取るたびにびっくりしている。(笑)


で、その定期検診でのマンモグラフィーが今年3月に予定されていたのだが、周知の通りのCOVID騒ぎでイタリアはロックダウン真っ只中であったためもちろん中止。その後の予定は未定・・だったのかと思いきやきちんとまたお知らせがきた!びっくりほんと、言っちゃ悪いけどイタリアではこう言う時に結構諦めモードになるのが常なので、検査再開のお知らせが来た時には感心してしまった。


逆に、典型的な悪い例としては”国の義務でガスメーターをデジタル版に付け替えますよ”と言うお知らせが今まで3回来たが、一回も本当に付け替えられた事はない・・(って一回来れば十分なんだが、つまり来ないから何回も予定変更になっているわけだ)4度目の正直で今度の7月29日の予定になっているが・・・来るかどうか。チーン


手紙には、「COVID後に体勢を整えスクリーニングを開始しました」とのことで、呼び出された場所はなんと広場の駐車場。


え? 青空検査か??びっくり




今までは病院施設に行っていたので、駐車場なのにびっくりするが、行ってみてその意味が分かった。




駐車場にはジブシーが住んでいるような移動式住居風のバスがひっそりと止まっていて、ノックして中に入ると女性医師とボランティアの方が待っていてくれた。他の患者は誰もいない。


こんなボロぐるま(失礼!)なのに中には最新機器があり、手続きはものすごくスムーズにできて、ものの10分もしないうちに全て終了。バスも接続よくやってきて、家を出てから1時間半でまたうちに帰ることができた。

こんなふうに物事がスムーズに進むと、イタリアではものすごく得した気分になるんだよね爆  笑。日本だったら当たり前なのかもしれないが、イタリアでは公共機関や郵便局などの用事がある場合には本当に時間が読めないことがほとんどだから。


「結果は1ヶ月後に郵送ですー」

とのことだった。

1ヶ月後私はシチリアにいるんだが。まあいっか。