ぶどう狩り生産直売所|友人受難

秋になり、美味しいぶどうの品種が出回るようになりましたね。

ブドウ狩り生産直売所

友人の経営するぶどう園の、話題です。
色々な考え方がいますので、客商売はとても難しいです。

老人介護施設から初予約

先日、とある老人介護施設から予約が入り、車いすを含む約20名ほどの介護老人と介助者3名ほどで、ぶどう園を訪れる旨の予約があったそうです。

ぶどう園を経営する友人は、初めてのお客様でしたが、ぶどう狩りまたは、販売方法など詳細を説明しないまま、日時と人数のみの確認で予約を受けたそうです。

それが、波乱の幕開けだと後から気づいたそうです。

予約当日

予約当日、時刻が過ぎても到着しないので、無言キャンセルかと思っていたそうです。
しかし30分くらい経過したとき、近所の同業者から連絡があり、お宅の客がうちのぶどう園に間違ってきているようなので、場所を教えたとの事でした。

それから、待つ事1時間あまり、車で数分のわりと近い場所ですが、老人であること、車いすの方が居ることなどが重なり、時間はどんどん過ぎたのです。

ウェルカムブドウ

彼のぶどう園では、少し房の小さいぶどうや形の整っていないぶどう・ばらけたぶどうなどを、味見用に無料で食べて頂いております。

予定よりも随分遅れて、お客様到着となり、ウェルカムのブドウを振る舞い、味見をして頂いたそうです。
皆さん一応に旨いと仰って居たそうです。
当然ですよね、形が整っていなくても、ばらけていても、味は同じです。

試食後

約1時間経過して、一向にぶどうを買うそぶりが無い、ぶどう狩り体験の申し出も無い、痺れを切らした友人は、介助者に尋ねたそうです。
友人「この後どうしますか?」
介助者「そろそろ帰ります」
友人は唖然としたそうです。

ウェルカムブドウとは言えど、丹精込めて作ったぶどうを無料で食べさせた事なにります。
しかも、遠慮無く一人一房分に相当するくらい召し上がったそうです。
更に、食べぷりが良いので追加で出したそうです。

介助者3名が一房づつ、購入したそうですが、無料で食べさせた分には、とても追いつきません。

説明責任

説明をよくしないで予約を受け付ける友人は、苦難でしたが、自業自得感が、おおいにありますね。
初予約時には、システム(ルール)をよく説明しなくては、いけませんね。

あとがき

友人の説明責任よりも、許しがたいのは、老人介護施設の担当者です。
一般常識を逸脱していますね。
事前に「ボランティアお願いします」と一言、言えば良いのではないか、そしたら受け付けて貰い無いからか。
こう言うのを、だまし討ちと言うのかな。

まぁ、ぶどう園経営の友人も、お人好しはこれくらいにして、これに懲りて事前説明をするのは重要だと認識して、受け付けることですね。
お気の毒様でした。

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