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Omiaiで知り合ったひろきさん3の続きです。
最初のデートから私たちは何回かデートを重ね、
気がつけばもう３回目になっていました。
よくデートは３回で決まるなんて言うから、そろそろかなぁ…
とは思ってはいたものの、そう言ったそぶりはまるでありません。
それでもこのころには私たちは、電話をたまにする中になっていて、
ついつい話し込んで、朝の４時とか５時になってしまう…
というような関係になっていました。
ここまできたら、もう付き合うのも間近。
私も、もう付き合う気満々で、あとはひろきさんからの告白待ちくらいに思っていたのです。
それでも待てど暮らせど、彼から告白の言葉を聞くことはありませんでした。
会えばとても優しいのに一体どういうこと・・・？
ヤキモキした私は友達に相談しました。
私と友達は恵比寿ガーデンプレイスのオープンカフェで落ち合い、携帯を片手にOmiaiを開きながら作戦会議。
私は息を荒げて友達にことの顛末を話します。
携帯画面に映るプロフィール欄には見慣れたひろきさんの顔。彼の自己紹介。
「ひろきです。ミャンマーで会社経営と、日本でブランディングコンサルタントをしています。元気で活発な子と仲良くなりたいです」
ここまで読んで、「ん？」と思いました。
確か私とマッチングした時には、ここに確かに
「一緒にカフェで時間を過ごせる人に出会いたいです」
と書いてあったはずなのです。え、なに？出会いたいひとのタイプを変更しているってことは、私以外の人との出会いを求めているってことなのでしょうか。
もはや涙目になりながら、話すと友達は大笑い。
「もう、だから婚活サイトってろくなことないんだよ～」と。
普段だったら言い返すところですが、ショックが上回っていたのと、
友達のいうことが正しいかもしれないと思いこの時ばかりは何も言い返せませんでした。
その日の夜はなんだかもう、悔しいというか、情けないというか、
そういう感情がこみ上げてきて、なかなか寝つけませんでした。
思わず彼との今までのやりとりを見てはため息。
ああ、これも、あれも、全部嘘だったのかぁ、私だけ本気だったのかぁ
と悲しい気持ちでいっぱいでした。
だけどこうなったら私もタダで引き返すわけにも行きません。
思い切って彼に気持ちを聞いてみよう、と思って携帯を手に取りました。
「今度の週末、時間ありますか？」
極めて冷静を装いながら、LINEを送ってしまったのでした。
眠れない夜ってどうしてこんなに長く感じるんだろう。
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