ショー太です。
コロナショックで世界の株式が急落する中、リートも大きく売られる展開となっています。
2月から3月にかけてJリートは一時半値まで急落しました。
(Google Financeより:東証リート指数の1年グラフ)
投資価格が純資産の何倍かを示すNAV倍率(株式で言うPBR)は3月19日に0.6倍となり、さすがに割安感から最近は買い戻しが入っていますが、それでもまだ力強さは感じられません。
やはり国内で新型コロナの新規感染者が減少しないと投資家は自信を持って買いに動きづらいのでしょう。
一方、これまで感染者の多かった中国やアジアでは少しずつ新規感染者が減少傾向となっています。
シンガポールや香港は中国からの入国禁止(香港は中国本土からの入境者の隔離)や検疫規則に違反した際の罰則など、新型コロナの徹底した封じ込め対策が効いているのかもしれませんね。
シンガポールと香港の比率が高いアジアリートETF(1495)は、JリートETF(1343)と米国リートETF(1659)に比べてコロナショックでの下落が小さいです。
(Yahoo Finance:赤→アジアリート 緑→米国リート 青→Jリート)
シンガポールは観光客の減少で打撃が大きい観光や小売り、ホテルなどに支援策を発表し、香港は市民への現金支給や小売店の補助金の決定、利下げなどの支援策を打ち出したことも相場の下支え材料になったとみられます。
現時点では新型コロナの封じ込め策と経済面での支援策が両国とも上手くいっていると言えるのではないでしょうか。
今後、世界的な感染拡大が落ち着いてくれば、シンガポールと香港は相対的に早い経済の正常化が期待できます(香港は中国デモが相変わらずリスクですが)。
アジアリートは他のリートに比べて早く回復するかもしれませんね。
割安感からJリートや米国リートを狙うのも良いと思いますが、アジアリートもなかなか面白そうです。
ちなみに、国内ETFでアジアリートに投資ができるのは銘柄コード1495の「上場アジアリート」です。
(日興アセットマネジメントHPより)
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ただ、出来高が少なすぎるので、大きな金額で一気に買うのはやめた方がよいですが、小額で拾っていく分にはアリだと思います。
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