シカゴP.D./CHICAGO P.D. シーズン4 18話「家族/Little Bit of Light」

2018/08/18

クライム ジェーン洞 シカゴPD シカゴPD シーズン4 バイオレンス

t f B! P L
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あらすじ

Matt Dinerstein/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC


2018年4月20日~AXNでシーズン4 日本初放送(全23話)
(アメリカ放送2016年9月~)


登場人物はこちら

パパラッチ殺人事件


ボビー・トレントという低俗なフリーの記者が、自分の車の中で殺害されて発見された。
使われたのはボビーの銃で、顔の中央を撃たれていた。指紋は残っていない。
他、刺し傷が6か所。

昨夜、発砲事件の撮影をしていたらしいが、犯罪現場を撮影して金を稼いでいたボビーを恨む者は多いだろう。
また険悪な元妻が4人に、飲酒やドラッグなど私生活にも問題が多そうだった。

発見者はボビーの娘、マーゴ。
マーゴはボイトに、警官に軽視され嫌われていた父親の捜査を心配した。
「誰であろうと俺は捜査の手を抜かない」
ボイトは約束した。

マーゴはボビーのアシスタントをしていたが、今朝はサーバーにアクセスできず異変を感じていたという。
再会したのは半年前で、父親のプライベートまでは知らなかった。


ボビーのオフィスを調べると、中は荒らされておりすべてのデータ類が確認できないよう、バスタブに水没していた。
犯人は、見られたくないものをボビーに掴まれていたらしい。

だがオリンスキーが壁の中に隠されているハードディスクを見つけた。


2本の動画


ハードディスクには1本の無音の動画が入っていた。

男女が口論をしているようだが、男の方は背中だけで暗がりの中、個人の特定は難しかった。
女性は、顔認識データからサラ・ジェーンズ・ハントリーと判明した。


さらにクラウドに残されていたデータも発見した。
殺される母親と心配してつきそう娘タージャ・ボーズの黒人親子の動画を見て、アトウォーターは何か気になって調べる事にした。


ボビーを恨む者

Matt Dinerstein/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC


SNSでボビーを中傷していたギャングの、AJ・ハインズを取り調べした。

確かに以前は批判していたが、2か月前からボビーに雇われていたという。
金の為だけではなく、ボビーの考えに賛同して。
「映像を見て人々が怒れば、世間が目を向けるきっかけになる」


サラ・ジェーンズ・ハントリー


サラの名字から、シカゴの大富豪カルバン・ハントリーの娘だと分かった。

だがハントリー家を訪ねると、薬物依存のある娘とは去年縁を切っていると言われた。
連絡先も知らない。
ボビーの名前も知らない、と言っていた。


サラとボビーの共通点は薬物だけだった。

ボビーは大富豪の娘だと知って、撮影していたのだろうか?
サラの名前で検索しても何もヒットしなかった。

サラの携帯の記録から、週1でロジャーズパークに行っていた事が分かった。
ボビーが通っていた断薬会の場所だった。

断薬会で、サラを見つけた。
ボビーとは会で会って、一緒にタバコを吸う位の仲だと言った。

ボビーが撮影していた動画を見せると、何も知らなかったようでストーカーされていたのかと怯えた。
ボビーから好意を持たれていたという意識はなかった。

一緒に映っている男は、元彼のスティーブン・チャイルズ。

会で教わった謝罪を実践していたのだという。
口論に見えるのは、簡単には許してもらえないから。


男の正体


ハードディスクを詳しく調べた所、もう1つのファイルが保存されていた事が分かった。
それは2日前に移動されていた。

また動画を詳しく分析した所、車の窓に男の顔が映り込んでいた。

その顔を拡大すると、スティーブン・チャイルズではなくサラの父親だった。

サラも父親も嘘をついていた……。


そして、サラに連絡を取ろうとしたが自宅から姿を消していた。
サラは、ホテルのスイートに滞在していた。

サラを連行すると、父親が手配してくれたという。
連絡をしたら謝罪を受け入れてくれた。

ボビーの口座には数回にわたって大金が降り込まれていた。
2人で父親を恐喝していたのでは? という問いにはサラは否定した。

サラが父親と会っていた事がバレていると伝えると、サラは単なる勘違いだと言った。

しかもサラはボビーと一時期つきあって、振っていた事も隠していた。
言う必要がないだろう、と。

サラの言動は、信用しがたかった。
「警察が来たことで怖くなって父に連絡を……」

関わりを否定するものの、曖昧だった。

だが、サラが金を受け取った形跡はなかった。



その後サラの周辺を調べると、去年縁を切られていた以前に、幼少時からサラだけが母親の遠戚に預けられていた事が分かった。
依存症になるずっと前から、彼女だけがのけ者になっていたのだった。


2つ目のファイル

Matt Dinerstein/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC


検視官がボビーの体内からSDカードを発見した。
撃たれる前に飲み込んでいたようだった。

データを確認すると、それはサラと父親の動画の音声ファイルだった。

動画と会わせて再生すると何を話していたのかがはっきりと分かった。

2人の会話から、サラが幼少の頃に受けた父親からのレイプの事実が判明した。


サラが、動画について曖昧にせざるを得なかった理由が分かった。
と同時に、ボビーがこの動画を利用してカルバンを恐喝していた事も確定した。


カルバン・ハントリー


カルバン・ハントリーを呼び出した。
弁護士を連れ、ボビーの話しなら協力するが、動画の内容はナシという条件つきで現れた。

ボビーからは2か月前に動画と金銭請求が届いていた。
言われたとおり2回支払った。

だがボイトは、シセロの同郷で評判の悪い金持ちが人の言いなりになるとは思えないと信用しなかった。
年商6億ドルのCEOが娘をレイプしたと世に出たら……。

カルバンは事件当時のアリバイを言い、レイプについてはノーコメントを通した。

「俺の仕事のいいところを?
どんな大富豪でも殺人犯なら全員同じ場所へ送り込める」
ボイトは、カルバンに念を押した。

検事補は、レイプは22年前で20年の時効を過ぎているから殺人の立証をしろと言った。


証言


リンジーは、サラがそれでも家族に縛られていると見抜いていた。
自身の母親との関係をサラに打ち明け、あなたが守ろうとしている家族は本当の家族なの? と説得した。

するとサラは供述を始めた。
9歳の時のレイプから、動画の口論、スイートで帰宅を許すと言われた事等。

最初に動画を見せられた時、すぐにボビーのした事に気づいていた。
それで父親に連絡をしたら、手配をしてホテルで会ったという。
その時に、問い詰めると「家族のためにボビーを殺した」と白状したという。

サラはボビーの教えで、すべてを録音していた。
もうカルバンにごまかしは出来なかった。
自白のデータが残っている。

そして、サラは裁判で証言する事も決心していた。


タージャ・ボーズ


アトウォーターの調べで、タージャの父親が容疑者として刑務所に入れられている事が分かっていた。

ボビーは30時間以上もタージャのインタビューを残していた。
その中でタージャは父親のアリバイを訴えている。


アトウォーターはタージャの里親をつきとめ、ボイトと訪ねた。
タージャにもボビーの事を聞いていた。

ボビーはタージャのドキュメンタリーを撮影していたという。
タージャが最後に会ったのは、ピアノの練習を見に来た時だという。
数か月前の失恋を引きずっていて、ボビーは落ち込んでいたらしい。
その失恋の相手はサラだった。

レッスン代は父親が負担していた。

里親もボビーの事を知っていた。
ボビーはタージャのピアノを聴いて「光が見えた」と言っていたという。


事件解決後、ボイトは刑務所にいるタージャの父親をタージャに合わせる手配をした。

父親は泣きながらタージャのピアノを聴いた。


バージェス

Matt Dinerstein/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC


バージェスの姉、ニコールが娘のゾーイを連れてシカゴにやってきた。

単なる旅行かと思いきや、帰宅するとバージェスの家には大荷物が届いており、実は離婚したからしばらく滞在すると突然言われてしまう。

ニコールは、詳しい話しはしたくないと離婚については口を閉ざし、楽しく過ごしたいとシカゴの街へ繰り出して行った。



19話「獣(けだもの)/Last Minute Resistance」へつづく


かんそう


またボイトの良い人キャンペーン。
しかもタージャに目をつけたのはアトウォーターなのに、いい所横取り。
つまらない……。

事件は、低俗なパパラッチ? と思わせて調査をしていくと、実はボビーには芯があったんじゃないか? というドラマがありました。

更に関係者のサラは、もしかしたら容疑に関わっているのかと思わせつつ、実は大富豪の父親から虐待を受けていたという。

それでも家族に拘るサラに、家庭環境に恵まれないリンジーがスッパリと手を切らせて事件を解決させました。

そんなリンジーは、未だジェイとは距離を置いている状態で、それに気づいたボイトはジェイに「仕事に支障があるならクビにする」と注意をしていました。

公私混同ってこういう時が困りますね。

でもリンジーは冷静に、事件に比べたら自分達の問題なんてちっぽけ、って言って仕事に感謝してた。
これは言葉にすればその通りだけど、感情としてはなかなかそうは割り切れないはず。
リンジー強い!

でも、ジェイが距離置きたいという理由がいまだに分からない!w
乙女なの?


事件の手がかりとなるデータが、1つ? 2つ? まだあるの? って感じで、サラとタージャで分散していてとっちらかったのが、ちょっと勿体なかったかな。

もう1つのファイルが!! って言われても、ファイルだらけだし……って感じになってしまったw


急に登場したバージェスの姉は、とりあえず気が強そうで初登場の印象は悪かったw

そもそも、アメリカの住宅事情ってほんと日本とは違うようでまったく理解ができないんだけど、何も言わずに勝手に娘と揃って引っ越してくるってw
あり得ない!!

部屋もないし、荷物の置場もない以前に、都合ってものを聞かないの?w

姉妹だとはいえ、管理会社との契約もあるし合い鍵だってすぐに用意できるかどうか……、とリアルな事が気になってしまったw

そして娘の学校とかさ……。

離婚で妹の家に押しかけるって、計画性あるんだかないんだか……。
そんな所も含めてバージェスの姉うざい!
ルゼックへの意地悪な態度も嫌いだわー。


19話「獣(けだもの)/Last Minute Resistance」へつづく

登場人物はこちら

(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

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