マジで?コレどうすんだ?

まったくのド素人が小屋らしきものを作ってみた

【ギター】デタラメと呼ばれた君の夢の続きはまだ胸の中で震えてる【動画】

相変わらずブログに書いておきたいコトは慢性的に渋滞してます(マウンテンベースでの日常やバスの改修など溜まってる)けど、
日付は無視して先に書きたいコトを書いていくのがこのブログなのでございます。


毎度「ブログのカテゴリ無視」も甚だしいこのブログですが、


今回はチロたん(日本スピッツ)セルフビルド田舎暮らし関連は、
一切出てきやしません。


ので、
初老小太りの初心者ギターなんぞ1mmも興味ねえって方は(それが普通です)
光速でブラウザを閉じてしまいましょう。


またウチのかわいい白いのんがいっぱい登場する際にでもお越しくださいませ。


ギターも最後ジュンスカ(全部このままで)弾いたのが10/22(→動画)で、
そこからの1ヶ月は紅葉に夢中
一切ギター触ってこなかった。


初心者のクセに慢心がすぎますて。


もう最初に戻っちまったんじゃねえか?って泣きそうだし、
地味に四万湖行くトキに負傷した左手親指突き指事件が、
普段まるで痛くないんだけど、
ギター弾くと突如として痛みとしてぶり返してきやがるんだよ。サトシてめえ。


左手の親指(お父さん指)だぞ?


オメエ…
ギター弾く際一切弦も押さえてねえし、


なんなら左手の他の指がすげえ忙しく頑張ってるトキも、
オメエはただ後ろにいてネック押さえてるだけじゃねえかこのやろう。
仕事のできねえ上司かよ。


なんでオメエ(お父さん指)だけが痛くなっちまうんだよ…サトシてめえ。


てな現状ですが、


今回は、
オレがどやってギターを練習して、ギター動画を作っているのかまでも、
ちょいと詳細に書かせていただく所存でございまして誠に遺憾な次第でございます。


薪買いに行ったのにうっかりギター買ってきたトキは、
多くの読者様が「ネタかよ!ww」って思ったと存じてますし、
オレもまさかここまでギターにハマるとは夢にも思わなかった。


飽きずにやってこられた理由は、
YouTubeにアップしてみんなに見てもらいたい!
(ねえ?オレこの曲弾けたってコトにしていいよね!ってコトの証拠として)
ってのが一番だと思います。


ただひとりで「弾けた気がする」ってだけじゃ速攻で飽きてたかと。


そんじゃ、


そんなギター歴11ヶ月の51歳(小太り)が、
どうやってギター練習して動画作ってんのかご紹介させていただく所存で誠に遺憾です。


① 弾きたい曲の選曲


これが一番肝心で苦労するトコ。
ギター歴11ヶ月の初心者のオレクラスになると選曲の基準は何よりもまず、


その曲が好きで弾いてみたいコト。


これが一番のモチベーション。


若い頃からバンドやってきて(ただしギターは弾けない)熱狂的なバンドブームもあって弾きたい曲(ロケンロー)なんぞ数え切れないほどあらあ。


んが、しかし。


曲が好きで弾いてみたいからって全部弾けるわけじゃない。


むしろ戦いはここから始まる。
51歳ロケンローラー(小太り)がギターの練習をするための絶対にハズせない条件として、


  1. 難しいギターソロがないコト(最近アルペジオがないコトも追加)
  2. タブ譜があるコト(耳コピ一切できない)
  3. 上手な人の演奏動画があるコト(手の動きを見たい)


これが必須。


ここでだいぶフルイにかけられて次々に落選していくカッコいい曲たち…。
すまん。オレが不甲斐ないばかりに…。


んで、どうにかその条件にハマった曲を見つけたらいよいよ、


② 曲を覚える


タブ譜を見ながら曲を覚えていく。
弾き語りみたいにコード表を見ながら弾くのではなく完全丸暗記。
フォークシンガーならライブでも譜面台出して弾いてる人いるけど、ロケンローラーで譜面見ながら弾いてる人はいないし、そもそも譜面見ながらなんて弾けるハズもない。
何故ならば弦を押さえてる左手の指をガン見してるから。


大まかに曲を覚えるんだけど、ギターソロや複雑なフレーズ(リフ)がある場合には、そこはすっ飛ばしておく(最後に覚える)


③ 仕上がりがどんな感じになりそうなのかイメージを掴む


弾けないトコ(ギターソロとか)あっても全然そんなん無視して、
なんとなく一曲を通しで覚えてきた気がしたら、

まずはとにかく音を録ってみる。


こんなテイクが世に出ることはないので、
パジャマのままあぐらかいて(曲を覚える姿勢)


大して弾けてもいないのに録るのは、
この曲をホントにこのまま仕上げていっていいかどうかの確認。


これ実に重要。


録った音を聞いてみて、

  1. なんだかイケそうな気がする〜
  2. これは絶対ムリな気がする〜

のフルイにかけて、


1.の場合のみ先に進めます。
弾けないトコ(ギターソロとか)抜きで、原曲のスピードに合わせて弾きこむ。
(原曲のスピードに慣れる)


iTunes(Macの音楽管理アプリ)で、
その一曲のみを延々リピートするモードで弾きまくる。



④ 謎のリハーサル(偽)


なんとなくカタチになってきた気がしたら、

レコーディング(偽)に備えて、あぐらじゃなくてちゃんとイスに座って弾いてみる。


まだギターソロも弾けねえし、
採用されるコトがないテイクなのでパジャマやで。


最近は座って弾くだけじゃなく、

立って弾いてみる(クララが立った!Ver.)のもリハしておくロケンローラー(51)


座って弾くのと立って弾くのを使い分けているけど、
基本的に座って弾いた方が断然弾きやすい。


弦を押さえている左手が、立って弾くより座って弾いた方が正確に押さえやすい。
だって。
立って弾くと押さえてる左手がよく見えなくなるけど、
座って弾くと左手ガン見できるからね。


ギター始めたばっかの頃は、
とにかくコード(押さえ方)も知らないし、
ふざけた指の形で押えろって言われるし、
とにかく左手が弦を押さえられなければ音も出やしないし、
ギター is 左手至上主義
だったのだが、


少しずつ弦を押さえるコトに慣れてくると


実は右手のストロークが正確じゃないと、
録って聞いてみたトキに、
下手さがダダ漏れるってコトに気づいてきた。


歌(カラオケ)で言ったら、左手は音程右手はリズム


あまりに当たり前で分かりやすいコトを、
わざわざカラオケに例えて言う必要があったかどうかはさておき。


いくら音程があってても、リズムに乗れてなければダメなのだと。
ギター歴11ヶ月の僕は思うんだよ。


なぜここまで長々と採用されもしない(YouTubeにアップしない)テイクを延々と録るかというと、
実は自分で弾いたのをなんども繰り返し見て、


どの部分が下手すぎるのか


を確認するってのがすげえ大事なんだよ。


通しで聞いてみて「はあ?」ってなる箇所が段々絞られてくる。


正確に押さえられずに変な音になってたり、リズムが外れてたり、ってのが実に不快に浮き彫りになるので、そこを「どげんかせんとアレ」ってのが自覚できる。


初心者のクセに生意気だけど、


ほんのわずかコンマ何秒か遅れるだけでも、


耳にはハッキリ違和感として聞こえるんだよ。マジでマジで。


特に曲覚えたての頃は「あれ?次手の位置どこだっけ?」って考えたりしてんので、
大体入りがコンマ何秒か遅れがち。


1秒遅れたらそれはまったく弾けてないってコト。
勝負はコンマ何秒の遅れなんだよ(生意気)


そこを今弾いてみたテイクを聞くコトで自覚していく。


ああ。なるほど。
ここで遅れるから違和感バリバリに聞こえんのか?と。


逆に正確に弾けてなくても、
あまり気にならない箇所も実はあって、
そこは「ん?いいよいいよ、このままで」って僕は思うんだよ。


この練習あたりで、
このコロナ禍なのでできれば自粛してほしいギターソロ(とか複雑なフレーズ)
もボチボチ「サトシてめえ」って言いながら練習し始める。


ハナからギターソロや難しいフレーズは正確に弾けるワケがないと諦めてるので、
ここだけはちゃんと弾けてなくても「うん。コレでいいや」と実に甘々。


自分を甘やかすコトは大変得意でございます。


⑤ レコーディング(偽)本番


最初の頃は「どうせ誰も見てねえだろうしブログのネタだよ」と、
服装を気にするよりギターちゃんと弾けよ!
って話だしねー!とパジャマのままギター弾いてアップしてましたが
(今思うと出来れば差し替えたい…)


ギター動画をアップするようになってから、少しずつチャンネル登録者数も増えてきて、なんと4年も続けてるブログより先に登録者数100人突破して、YouTubeの方にもギター弾いてる人からコメント貰うようにもなってきちゃったので、
さすがに25年も着てるドジャーズのボロボロのトレーナー(パジャマ)のままだとアレだしナニだな?と、
レコーディング(偽)するか!ってトキは、
仕事終わりに家に帰ってきても、
パジャマに着替えずそのままレコーディングに望むパターンに変化。


え?オメエ、あんなカッコで仕事行ってんの?51歳なのに?


って言いたいでしょうが、
アレです…職場に着いたらちゃんと仕事着に着替えるので、仕事への行き帰りは、コンビニやスーパーやチロたん散歩に行くカッコでいいんだよ。


通勤電車に乗るわけでもねえし。


当たり前だけどギター弾くためにってわざわざ着替えるコトはない。


レコーディング(偽)の本番がとにかく一番時間がかかるのですが、
ここで何度も失敗しながら、繰り返し繰り返し弾くコトで少しずつ上手くなっていくし、
どっかで奇跡の一発出ねえかな?(←うっかり成功したテイク)
って気持ちで弾いてます。


最近は、

座って弾くバージョンと、


立って弾くバージョンを両方をそれなりの回数録るんだけど、


今回の曲は立って弾く方が断然弾きやすかった。


立って弾いた方がいい曲ってのは実に明確。


右手のストロークが速すぎる場合。


右手をテンポよく速く振るには、
座って弾くより立って弾く方がやりやすいってコトに、
初めてクララが立ったコトでお馴染み、
「世界の終わり/ THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」(→動画)で気づいたんだ。


「座って弾くVer.」でも「立って弾くVer.」でも、


「んー。コレはOKテイクでもいいんじゃねえか?」


ってのが録れるまでずっと一曲を何度も何度もリピートして弾き続ける。


OKでいいだろ?と弾いた時は思ってても、
あとで聞き直すと全然ダメなのも多いので、あまり期待はしてない。


その姿はまるで修行僧の如し。


レコーディング(ミキサー通した録画)に使うiPadには大量のボツ動画が…。
YouTubeにアップまでしたら全部消しますて。


レコーディングんトキは、
(休み休みだけど)2時間くらいは同じ曲を延々弾き続けて録画しっぱなし。


その中から一番マシなのに顔モザイク(笑い男)つけてYouTubeにアップしてる。


ちなみにこれだけ沢山弾くと「どれが一番マシだったのか」探すのにも時間がかかる…。


YouTubeにアップしてから「あれ?コッチの方を選ぶべきだったんじゃねえか?」ってコトも多々。サトシてめえ。


そんな流れで夜な夜なギターの練習してレコーディングしてるわけです。
楽しいからやってられるよこんなコト。


やっぱYouTubeにアップするテイクが録れるまで、ずっと弾き続けるってのがここまでの成長に繋がってると確信してる。


んで、お待たせいたしましたお客様。


今回51歳ロケンローラーがチョイスした曲は、

hide


言わずもがなX JAPANのギタリストであり、
ソロでも次々と革新的なアルバムを出してきた日本ロック界の至宝。


もうそもそもX  JAPANとかビジュアル系ってだけで、
ノーサンキューな人は、
hideなんて1mmも興味ないだろうけど、
hideを好きって人の熱量はそこら辺の「ファンです❤︎」って熱量じゃねえ。
熱狂的。


ちなみに有名人が亡くなったトキの葬儀に、
一番多く人(ファン)が集まったのは、尾崎豊でも美空ひばりでもなく、
いまだにhideなのです(5万人)


オレが若い頃は、
X JAPANにはそれほどハマってなかったんだけど、
ソロになってからのhideの楽曲はかなり好きって感じなので、
X JAPANからの熱心なhideファンには怒られそうだけど、

ギタリストとしてはもちろん、hideの人柄にまつわるエピソードや、彼が自分をどうプロデュースしてきたかってアーティストとしての才能に惚れてまう。マジで天才。


めちゃくちゃカッコいいです。hide。


んで、今回チョイスした曲は「ever free」って、
hideが生前に完成させた最後のシングル曲なんだけど(発売は死後)
これがもう最高にカッコいい曲なのです。


沢山あるhideの曲の中でもこのever freeROCKET DIVEDICEは特に好き。


ROCKET DIVEは、1000人ROCK FES.GUNMAってイベントで1000人で演るって聞いて、参加するつもりもないクセに(人多いとこ苦手だしー)勝手にワクワクしちゃって、
よおし!オレもエア参加(最近でいうとリモート参加)やで?
と練習して、
ギター始めてまだ2ヶ月のクセに、
ギターソロまったく弾かずに誤魔化した前科がある。
(→動画…パジャマ着たまま弾いてる…


ギターを初めたトキには、
hideの曲なんて速すぎて難しすぎて絶対に弾けないと思ってた。


まさかever freeも弾けるようになるとは。
(いやギターソロ弾けてねえじゃん!とかはノイズキャンセリングねっ?)


そんじゃ能書きも長くなったので、動画貼っときますが、


その前に、
もうひとつだけ言い訳させて?


曲によって、オレの中で「ここ!このフレーズだけは!」っていう
「むしろそのフレーズを弾くためにこの曲練習したんだよ」
って箇所があったりするんだけど、
この曲のそれは曲中何回か出てくる高速カッティング
(カッティングわからない人ごめんなさい)


今回はその高速カッティングが一番イケてるテイクを採用したので、
なんか…
ヘッドホンのコードがやたら気になる位置に落ちてきちゃってるし、
ギターソロはヒドいし、
なんならこれ6弦のチューニング狂ってきてねえか?って気もするし、
本来ならボツにしてやるテイクなんだけどカッティングが。


2度と再現不可能なほどオレの中で、
カッティングうまく行っちゃったテイクなので、


(実際このテイク聞いて「これカッティングうまく行った!」と思ったけど、他がアレだしヘッドホンのコードは気になるしなあ…と、その後何度も撮り直したけど、このテイクを超えるカッティングは2度とできなかった言わば奇跡の一発テイクなのです)


そこんとこ夜露死苦機械犬。


それでは長々と能書きにお付き合いくださった結果がコレでございますお客様。
どうかカッティング以外は目を瞑る方向でご査収くださいませ。



51歳になったギター初心者だって「ever free / hide with Spread Beaver」を弾いてみたかった



あ。最後に。


なぜヘッドホンのコードがあんなコトになったのか説明しておきますけど、


この採用テイクの動画は

どうやら23分間この曲だけを弾き続けた中の1テイクなんだけど、


以前ブログのコメントで
「ヘッドホンのコードは背中から回した方がいいよ」
って教えてもらって、


「なるほど!確かに!」


って最近は背中側にヘッドホンのコードを垂らしとくんだけど、
この23分間動画の最初は、

ちゃんと後ろにいる。


正確に弾けないコトを誤魔化すためにノリノリで弾きがちな上に、
(てか直立不動でギター弾けないww実に落ち着きがない)


この曲の高速カッティング弾くために、
右手を速く振りすぎて袖が徐々に下がってきて
裕木奈江みたいになっちゃった袖口を直したり、


暖房もつけてねえのに、

テンション上がりすぎて、汗が垂れてきそうになってたり
(あまりにひどくて泣いてるわけじゃありませんて)


あまりにヒドくてしょんぼりしてたり、


あまりに最初でミスってもう一度最初っからやり直したり、ラジバンダリ。


って落ち着きなくチョコマカ動いてるうちに、


じわじわと右肩の方にコードがやってきたのを確認…。


そして23分弾き続けた最後のテイク(弾き続けてカラダが暖まってきて採用テイクになりやすい)んトキには、

すっかりコードがあの位置に。やだー。もー。


気づかないオレもオレだけど、演奏に支障がなかったのは幸い。
背中に洗濯バサミで留めといたほうがいいんじゃねえか?と僕は思った。


てな感じでまだまだギターは飽きる様子はないようです。


期間限定でのお出かけ(紅葉)とかあれば、ソッチを優先するけど、とくに期間限定のお遊びがないトキには、まだまだギターを弾きたい51歳ロケンローラーが、どうやらこの記事を書いたようです。


うっかりこんなトコまで読んでくれてありがとうござい。

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