●ファザコン。
ファザコンとは、ファーザー・コンプレックスを短縮した和製英語で、
父親に対して愛着や執着などがあり、
父親に対して強いこだわりを持っている人という意味としてよく使われます。
一般的には、ファザコンな女性は、
恋愛相手にも年上の男性を選びがちです。
多分、無意識のうちに、いつも見ている父親を自分の理想の男性と考えてしまい、
父親の様に落ち着きがあり、仕事が出来、優しさを彼氏に求めるので、
自然と年下の男性にはそれが無いので、年上の男性を好きになってしまいます。
ファザコンになる原因は色々とあるでしょう。
小さい頃から父親に愛されて育ったので、大好きになったり、
仕事が出来る父親を身近に見ていて、なおかつ母親との仲の良さを見ていて、
結婚するならそんな父親の様な人と思う様になったり、
中には、そのまったく逆で、父親を早くに亡くし、父親の愛を知らずに育ち、
友人の父親を見たり、テレビの中の父親像を見て、
自分も父親の愛を欲しくなるという事もあります。
しかし、私はそれらとは、まったく別の理由で
女性がファザコンになっているケースを知っています。
それは、とてもスピリチュアルな事だと言ってもいいかもしれません。
これから私が言うファザコンの原因は、
勿論、全てのケースに当てはまる訳ではありません。
でも、そんなケースもあるんですね。と心の隅に置いてもらえれば幸いです。
私がアメリカにいる時、
霊能者の所に、一人の女性が恋愛相談にやってきたんですね。
その方は、いつも自分よりもかなり年上の男性と付き合ってしまうと言い、
自分でもファザコンだと自覚しているといったといいます。
そんな彼女を霊視していると、
彼女の前世の事が分かったといいます。
霊能者が言うには、
前世では、彼女と現在の父親は、なんと結婚していたそうです。
霊能者いわく、
前世で、娘と父親と結婚していた場合、
現世では、よく下記の様な現象がみられると言います。
■娘が子供の頃、父親は彼女をとても大事に愛して育てた。
■娘は大人になってからは特に、父親の食事の事、健康の事に気を使い、
離れて暮らしていると、「ちゃんと食べてるのか、健康でいるのか」
いつも気になってしまうという。
■そんな父親は、娘が幸せになるのを見届けてから亡くなったりする。
もしくは、ある程度の成功や、もう自分がいなくても大丈夫だと確信してから、
静かに娘の幸せを願いながら旅立って行くという。
■そして亡くなった父親の事を、娘は知人達に、
「父が亡くなりました。」とは言わず、
こんな言い方をする事が多いという。
「最愛の父が亡くなりました。」
END