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熱性けいれんで救急搬送。けいれんの症状とその後の体調の変化

ゆり

先日、3歳の息子が風邪からの発熱でけいれんを起こしました。

身近なところでも熱性けいれんを起こした子の話は聞いたことがあったので、ある程度知識はあったのですが、それでもやっぱりびっくりして、すごく動揺しました。

息子の体調の変化と救急の病院で言われたことなど備忘録としてまとめていきます。

けいれんまでの経過

鼻水の風邪が1、2週間長引いていましたが、発熱はなく、割と元気でした。

寒暖差が激しい日が何日かあって、ある朝起きると咳を何度も何度もしていました。

その日、かかりつけの小児科を受診し、37.7度の微熱で、処方された風邪薬を飲みました。

次の日、38.5度まで熱が上がったので、再び小児科を受診し、インフルエンザの検査をしましたがマイナスで、その日は抗生物質と解熱の座薬を処方されました。

家に帰ってから咳がさらに酷くなり、横になって眠っても、すぐむせて起きてしまうような状態で、食事も薬も咳をして吐き出してしまっていました。

夜になると熱はさらに上がって39.2度まで上がりました。何回かピクっと一瞬ひきつけのような症状がありましたが、終始ぐったりした様子でおもちゃで遊ぶ元気もないくらいでした。

けいれんの様子

その夜、ベッドで一緒に横になっていた時、急に白目をむいてピクピクとけいれんしだしました。高熱が出てからだいたい丸1日経ってからのことでした。

呼びかけにも一切反応せず、目線も全く動きません。

揺さぶったり、大きな声で話しかけてはいけないとネットでは見ていたので、お医者さんに見せるためにスマホで動画だけ撮影しました。

みるみるうちに顔は蒼白、唇は紫色になり、すぐに救急車を呼びました。状況を説明している間にけいれんは止まったものの、ぐったりした様子。

救急隊員が到着する間に着替えや保険証、免許証類の準備をし、下の子を抱っこ紐で抱っこし、すぐに出られる準備をしておきました。

救急隊員は到着するとすぐバイタルチェックと意識の有無などを確認し、搬送先の病院へ連絡を取って、搬送となりました。

救急の病院へ到着するとすぐに血液検査、点滴、レントゲン、ダイアップというけいれん予防の坐薬の投薬が行われ、酸素濃度が95と若干低かったみたいですが、大きな問題もなく2時間ほどで帰宅しました。

けいれん後の経過

夜中に病院から帰宅している途中、息子は疲れて車の中で寝付いてしまいました。帰宅後も熱は一向に下がらず、ぐったりした様子。

病院で熱が下がらない場合はダイアップの坐薬2回目の投薬をと指示があり、朝になってから坐薬を打ちました。1時間後に解熱の坐薬も併用。

朝になってかかりつけの小児科を受診し、再度インフルエンザとウイルス性肺炎の検査をするも結果はマイナス。

追加でけいれん予防の薬を処方されて帰ってきました。

その日は処方された薬を飲んでも、相変わらず吐いてしまって、食欲も無いし、熱も下がらない夜でした。

けいれんが起こってから2日目の夜。ついに40.1度にまで熱が上がりました。ネットでは、ウイルスと戦うために発熱をしているから、解熱剤を使用しても、一時的に熱が下がるだけでまた熱は上がってくる、しかもその熱が上がるときが体力も消耗してしんどいということだったので、熱が上がりきるまで解熱剤も極力使わないようにしようとも思ったんですが、さすがに40度も超えると心配になって、慌てて解熱の坐薬を打ちました。

その晩の40.1度がピークだったんでしょうか、朝起きると平熱に戻っていました。

それからは一度も発熱せずに風邪も治りました。

救急病院で言われたこと

救急隊員や救急の病院でも、かかりつけの病院でもけいれんが初めてなのか、何回か起こったことがあるのか聞かれました。

救急の病院の先生によると熱性けいれん自体は5歳くらいまでの子の1割はなるという話でした。

さらにけいれんで死ぬことや後遺症はよっぽどないから落ち着いて、次にまたけいれんが起こったらまた救急車を呼んでくださいということでした。

救急車を呼んで良かったのかちょっと心配にもなっていたので、安心しました。

ちなみに救急病院でかかった費用はよっぽどかかると覚悟していたんですが、「今回は重病だったので、無料です」と言われ、乳幼児医療費助成の制度に感謝感謝です。

まとめ

熱性けいれんの知識があっても、一度経験はあってもきっと我が子のことならばまた動揺することは間違いないと思います。

それでもお医者さんからはけいれんで死ぬことはないからとにかく安心してと言われました。

二度と起こっては欲しくないですが、もし起こってしまったら、落ち着いてまた対応できるようにしたいと思います。

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