いや、老けてますが(笑)
家族と言っても、私は独男なのでウチの親と弟の話。
独男と言っても疑似家族がいますので…あーややこしいw

閑話休題:
先だってお袋から「緊急電話」が。
何事かと思って電話に出る。
「アンタ、ちゃんと食べて生きてるかい?」
子を想う母の気持ち・・・てなこと思っている場合ではない。
電話口でマシンガントークが1分ほど続いた後。
休憩時間にもなっていないのに長話はできない。
「今、仕事中なんで、後でかけ直してくれ」
「あらそう。じゃ、夜にでもかけ直すわ」
聞いた感じでは、あまり切羽詰まったような話ではなさそうだが(笑)

夜になってお袋からラブコールが。
「いやーこっちの地震、うちは大したことはなかったんだけど。台所のライトが落ちてきたくらいで済んだからよかったのさ」
実家、北海道札幌市東区です。そう、あの「震度6弱」に訂正になった地域です。
「最初は電気、点いたのさ。でもそっから停電になってさ、いや~大変さね。なんもできないし。買い物行ってもなんもないし。お父さんなんか『パンを食べたいのにないのか』って大騒ぎさ、牛乳もしばらく売ってないからどうしたもんだべって(以下略」
延々とその時の情景を繰り返ししゃべくるお袋の声を聞いて「ああ、よかった、まだボケてない」(笑)と胸をなでおろすバカ息子一人w

ひとしきり地震時の状況を説明し終わって。
「で、何さ、電話した理由は?」
「あ、そうそう。三鷹に行こうと思ってさ」
「おじちゃんがどうかしたのさ?まさか塩梅が悪くなっているとでも?」
「いや、ノリオは相変わらずらしいんで。というか、よくはならないんだろうけど」
ノリオというのはお袋の兄弟の中で末っ子の、私から見たら叔父さんである。脳梗塞で倒れて一命を取り留めたものの、現在リハビリ3年目突入。あまり進展がなく、それでも回復の兆しが見えているようなんだが。ヨクワカラン
「ノリオよりミツコの方が、なんかまずいことになっているんだって。ミチカから電話あってさ」
ミツコとはノリオおじさんの奥さん。ミチカというのはノリオ叔父さん夫婦の長女。結婚してからもちょくちょく実家に戻っては面倒を見ているということらしいが。
「ミツコが、介護疲れかどうかわからんけど、ボケてきたらしんだと」
ま、色々とその時に得た情報をこれでもかというくらいに垂れ流すお袋の元気な声w
「もう、わっちも80歳だよ。でもね、みーんなわっちのところに連絡入れてさ、『あんた元気なんだからあっちさ行って様子見てこい』とか『こっちさ来なさい』とか。お母さん、大変なんだから」
全然、元気ジャン。
しかも嫌がっているような言い方してるけど、まったく嫌がってないし。

「それで」
「あーそれでね。10月になったらそっち行くから、お前のところに泊めて頂戴ね」
・・・
それだけを伝えればいいのに。
前置き(前ふり)長すぎだっつーの(笑)

そんなわけでして。
来る気満々なお袋からの連絡でしたが。
「病気もするし、体が言うこと効かなくなってきているし」
と毎回お決まりのセリフを投げつけてくるお袋。
しかし、毎日のように自転車こいで買い物行ってるみたいだし。
炊事洗濯は私がガキの頃からずっと続けているようだし。
電話口の声「だけ」聞けば、まだまだ40歳代でごまかせるw
むしろ少し背が縮んだように見え、可愛いおばあちゃんになっているようにも思える。
口が裂けても「おばあちゃん」などと呼ぶことはできませんがw

とにかく札幌から東京に来るらしい。しかも来月。
元気なことはいいことだ。
とまれウチの家族。
オヤジは去年、2年前と「縄文遺跡を見学に」という名目でふらりと東京にやってきて、1週間ほど東京で遊んで札幌に帰ることをしていたし。
弟も私と同じく独男人生まっしぐらで、老け顔とは無縁(ストレスが無いから尚更w)な人生を送っているようだし。
自分自身も苦労から逃げ出してこの掃除屋稼業をしているせいで、未だに40歳代に見られることが多い。これはいいことなのかそうでないのか再考の余地があるんだがw
付き合いのあるカカ様も、雰囲気だけ見れば私と同い年とは思えない。多少横が伸びたが(笑)
カンナに至ってはまだ18歳。ピチピチギャル最前線(イマドキコノコトバハツカワネーヨ
一番老けているのはもしかして…ニィナ!(クローシテルモンナー
 

他の50歳代、とか80歳代な人々を見渡すと、物凄く「老けて」いるんですよね。

でもウチの家族ってそんなんでもない。勿論、年齢相応の老化はありますけど。

極端に「ジジババ」になっていない。

なぜだ?


・・・


少し長めに考えて、答えの一端が見つかったような気がした。

「ウチの家族は老化の元となる酵素が極端に少ないのかもしれない」

考えた割にはこんな回答かいww