【スターシードの旅】内なる拠りどころ | スピリチュアル解説

スターシードの旅 内なる拠りどころ

スピリチュアルカウンセラーのTomokatsuです。

今回はスターシードについて解説します。

「スターシード」とは

スピリチュアルの世界にいると頻繁に耳にするキーワードに「スターシード」があります。

2019年に実施したコンタクトワークでは「スターシード」というテーマで今の自分(地球人の魂)と宇宙の繋がりを再認識する内容でお送りいたしました。

その時に軽くスターシードについてこのように説明しました。

スターシードとは「宇宙の系譜」とか「宇宙から選ばれた存在」ということではなく、だれもが持っている宇宙との繋がりという意味です。

特別な能力とか資格というものではなく、元々私たちが持っているものなのです。

しかし、現在ではこの「スターシード」という繋がりを何らかの資格のように取り扱っている方たちも多いです。

それはなぜでしょう?

拠りどころが必要だからです。

拠りどころとしてのスターシード

人生というものは、明確な地図を持たずに「多分こっちだろう」と予測した方に旅をしている状態です。

地図

このような、不安と隣り合わせの状況を打開するために「拠りどころ」が必要となります。

その拠りどころの1つとしてスターシードが利用されて「私は選ばれた存在で、今自分が進んでいる道は正しい。」と安心を得るのです。

もちろん、自身の安心を生み出すのですから、こういう利用の仕方も良いと思います。

しかし、拠りどころは無数にあり、スターシードだけではないということを忘れてはいけません。

宇宙の系譜は誰でも持っている

宇宙の系譜とは、魂が地球に来るまでの間に双六のようにコマを進めてきた記録。もしくは、第4密度の宇宙存在たちが地球人の魂に出張してきている場合はその出張元となった星のことを指します。

ですから、地球に転生している限り、どの魂も宇宙の系譜を持っているということです。

では、宇宙の系譜が分かると何が起こるのでしょう?

これも安心を生み出す材料であり「拠りどころ」の1つです。

宇宙から選ばれたのではない

「宇宙から選ばれた存在」というのもまた自分が安心するための「拠りどころ」です。

自身の承認欲求を満たすためには必要な定義ですが、実は選択をしているのは自分自身です。

「何を受け入れて、何を受け入れないか」最後に決めているのは自分です。他人がどれだけ進めてきても、自分が「買う」とか「行く」と決めない限り、状況は変化しません。

自分に必要な解釈を選択してみてください

結局は自分自身が、「安心するための拠りどころ」とすることができれば良いです。

それだけなら良いのですが、ここに2極の概念が持ち込まれる場合が多いです。

『自分は選ばれた人間である』というものだけでいいはずなのに、『自分は○○よりも優れた人間である』という具合に上下や優劣を付け加えてしまうのです。

全ては平等です。

天秤

特にスピリチュアルという目に見えない世界は、物質がない分余計に「平等」が強調されている世界だと思います。

ですから、自分の中で先述したような2極を感じたら「平等」という意識を心がけながら「拠りどころ」を探してみてください。