コロナウイルスの影響でいろいろな物が手に入らなかったり行動が制限されたりするので、メダカ樽の水を使ってミニトマトやキュウリを育ててみました。

気が向いたときに水を汲みだして家庭菜園やプランターに蒔くだけですが、富栄養化してしまいがちなメダカの飼育水のおかげか、ミニトマトやキュウリは例年以上に大きく育ってくれています。

これならもっと何か出来るのではないかと、メダカの樽の上にダイソーのスクエアボックスを乗せて、ポンプでメダカの飼育水を組み上げて植物を育ててみようと思います。

エアリフトに挑戦

家にあるのは小さなエアポンプぐらい。2つのメダカ樽の水を組み上げるにはどうしたら良いのか悩んだ末、エアリフトと言う方式で水を組み上げる事にしました。

エアリフトとは、エアポンプから送り出された空気が水中から水面へ上がっていく際に周囲の水をまきこみながら上がっていく事を利用した水の汲み上げ方法です。

ただ、水を汲み上げられる高さはあまり無く、水面よりだいぶ高い所まで水を上げられるかが問題です。

細い管の方が水を高い位置まで押し上げやすいので、近所のホームセンターで「透明ABS丸パイプ9ミリ」を購入し、2等分にカットしてエアチューブを差し込む穴を半田コテであけました。

透明ABS丸パイプは半分にカットした後でも50cmもあるので、端から1cmほど間を開けて穴を空けてエアチューブを差し込みます。ギリギリを狙うと失敗しそうなので(笑)

水上に出す方にはペットボトルの蓋に穴を空けて、丸パイプを通してグルーガンで固定しました。

あとは、畑になるダイソーのスクエアボックスの底に丸パイプが通るギリギリの大きさの穴を空け、その上に塩ビパイプ13を5cmにカットしたものを瞬間接着罪で固定しました。

こうしておけば、丸パイプを持ち上げて上の方でチューブを差し込む事が出来たり、スクエアボックスを移動させる事なく丸パイプを交換したりすることができます。はじめての試みなので、メンテナンスのしやすさを考えた結果の作りです。

水は汲み上げられたのか?

エアポンプをつなぎ空気を送り出すと、勢いよく水が汲みあがりました。上まで水が上がってくるか心配だったのですが、丸パイプの内径が7ミリ程度ですし水深の深い所から気泡が上がる為、結構な勢いで水が出てきます。

安い小さなエアポンプからの空気を2つに分配し、2本の丸パイプで水を汲み上げる事も出来ました。

ただし、エアを2つに分けているのでそのバランスが崩れると2本同時に水を汲み上げられず、どちらか一方からしか水が上がってこないという現象が起こります。エアの量を調節できるものでエアを分けた方が良さそうです。

目指せソーラー化

いまはUSB出力の充電電池でエアポンプを動かしていますが、これをUSB出力のソーラーパネルに交換してしまえば充電の手間も省けますし、災害時でも助かりますので、次回はソーラー化を進めたいと思います。

USB接続の小型エアポンプなので5Vぐらいあれば十分なのかな?

とりあえず、5V 5Wのソーラーパネルを海外の通販サイトで注文したので到着待ちです。送料込みで1000円弱だったし、USB出力なので使いまわしが効きそうですしお買い得です。

スクエアボックスに土を入れて種もばら撒きしてみたので、無事に育ってきたら成長過程についても書きたいと思います。

投稿者 kazuo