こんばんわ。
ご訪問ありがとうございます💕

此方は曇ったり降ったりの1日でした。
雨にコロナに…と
テレビを見ると滅入るような知らせばかり
と思わないでもない土曜日。


眠る前に吾郎さんの番組のレポを再掲。

しらっとまた始まってくれたら地上波を
ちょっとは見直すんだけどね。










今回の著書は「安藤孝雄 仕事をつくる」

代表作は表参道ヒルズなど数々の名作を生み出す
世界的建築家安藤孝雄の仕事 人生 作品を
振り返る贅沢な30分。


入ってきたのはちょっとだみ声の
普通のおじさん的な安藤さん。
「絶望的なセット・・」
番組自慢のきらびやかなセットを一蹴w
なにせ無装飾のコンクリート打ちっぱなしの
作品を創る人ですから。

現在大阪一件 全国20件 海外35件w
の受注を受けている安藤さん。
「働いてるでしょ??」

彼の代表作表参道ヒルズの話題
有名な青山アパートメントを尊敬をこめて
周りの環境とあわせて作り上げた建造物。
古いものを残すことも大事と
原宿に住んでいた時期がある
吾郎さんもうなずく。

この多忙を管理するのは安藤さん自身と
一冊の手帳のみ。
マネージャーに起こしてもらっている吾郎さん
「甘えちゃいけないな」

現在76歳の年齢
近年大病で内臓を大きく摘出した安藤さんだが
精力的に海外を飛び回ってクライアントの
希望をかなえようとしている。
「向こうを見て生きることが元気の元」
と語り死ぬまで元気に働くと語るその顔は明るい。


半生を振り返り辛かったのは
今の自分を見てくれる友人がいなかったこと。
しかしそれは責任ある個人として
生き抜くトレーニングになった。
その生き方が若い人を勇気づけたらいい。

今まで問題が無いのが不思議なくらいの生き様
十代ではお金欲しさにプロのボクサーに。

そこで学んだのは
「人生は誰も助けてくれない」
「人生ある面で戦い」という事。

そして師匠は自分であり
大学の友人から本を買い
その大学の講義に混ざって
勉強していった。

「一心不乱になってやった。」
「生活がかかっているから
ゆっくりしてるやつの何倍も学べる」

28歳で独立
しかし中々仕事に恵まれなかった。

不遇の時代
経済界の大物と飲み仲間だった
彼の仕事に気づいた
サントリーの社長と
アサヒの社長の依頼を同時に受けて
周りがひやひやしていたと笑う。

「いいもん作れよ!」
大阪のおじさんは面白いと
面白い若い人にそういうチャンスを与えて育てる
余裕や視点があったのだろう。


有名な作品「住吉の長屋」
色んな悪戯を仕掛けている。
自然と共生することは
生きているという感じがする。
完璧なエコハウス。
住人は40年住んでいる。


吾郎は自分が住んでいるマンションの中庭の
水がキラキラしている池が好きだそうだ。
そういうの見つけるの
また表現するの好きだよね吾郎さん。

本物では施工主と意見が割れて実行できなかった
ガラスの無い地中美術館の光の教会は今回六本木の
展覧会で見られるという。
やはり自然との共生がテーマ

思うようなことが出来なくても
今も仕事を続けているのは
「稲垣さんの歌声が心に残ってる人は沢山いる」
「建築を通して人の心の中に残る場所を創りたい」

自分の仕事を
「誇りを持ってやりたい」と言い切る
そういう仕事が見つかって良かったと語る。

「人なんですよね・・・。」
吾郎の呟き・・。
どんな仕事も究極的には
人が集う場所を創ることが仕事なのだと
私も思う。

「声と光」に例えられるように
「心に残るものを創りたい
誇りを描けて生きている限りやりたい」


安藤さんの住まいは便利なマンション
事務所は自分が設計した建物だと言う安藤さん。


自分自身で生きる事に
人の心に向けて作る事を
誇りをかけて行っている建築家安藤さん。
キラキラした瞳が印象的でした。

これからもお元気に仕事をしてください。


そして吾郎さん
あなたの声は存在は
私たちにとっては正に光。

必ずまた歌ってくださいね。