前回のブログを更新してから、気づけば、1ヶ月以上が過ぎてしまっていた。

 

本当に、

ここ1ヶ月は毎日が嵐のようだった。

 

理由は、母が緊急搬送され、入院したことに他ならないが

母がいないと

 

家事全般が完全に停止する。

 

加えて、同居の100歳の祖母の世話をする人が

いなくなる。

 

我が家にとっては、母の不在は、かなり深刻で一大事になってしまう。

 

 

あたふたするばかりの父は、こういう時に限って

実際には何もできないのが常…。

 

とりあえず、祖母は我が家の事情をよく知るケアマネさんが

迅速に動いてくれて

 

ショートステイに預かってもらうことができた。

 

あと、

困るのは掃除、炊事等の家事全般。

 

これも私の相談支援専門員に連絡し、新たな家事支援の事業所を見つけてもらい

なんとか乗り越えた。

 

厄介なのは、私が独居でないことで、家事支援のサービスを

受けづらいことだ。

 

炊事、洗濯、掃除は同居の家族が優先して行うことに、障害福祉サービスの規定上、

決まっている。

 

そのため、同居する父がいる以上、ヘルパーさんに家事は頼めないというのだ。

 

父に私の下着など洗ってほしくもないし、まして

洗わせたくもない。

 

居室の掃除だって、同じことだ。

 

いくら、同居家族がいるからと言っても、それはその家族を構成する人間によって

できることと、できないことがある。

 

そんなことの一切を相談員と区役所のケースワーカーに話し

どうにかこうにか

 

現状を見てもらい、家事支援の一部を認めてもらった。

 

 

それでも、

24時間、傍にヘルパーがついているわけではない。

 

とうてい、支援の手は行き届くはずがない。

ヘルパーの手を待っていたら、時間が足りず、仕事もできない。

 

そういう現実を目の当たりにし、日常生活のいくつかの行為や、動作は必要に迫られて、

自分で、やりこなした。

 

試行錯誤しながら、

リハビリの先生とも相談しながら、日常生活動作のいくつかを

 

自立して、できるようにしていった。

 

 

苦労はしたものの、

ある程度の動作が、それなりに自分で、できると分かったから

 

将来の生活についての見通しが以前より、明確に立った。

 

そのおかげで、

完全な一人暮らしになった後の漠然とした不安も、ずいぶん減った。

 

母の緊急入院がもたらした副産物は、

私の自立生活という予想外なものだった。

 

今回のことで、

母にまだまだ頼っている部分が、いかに大きいか再確認できたし、

 

私自身、工夫すれば

まだ、できることが実はたくさんあるということにも気づいた。

 

それにしても、

生活することに、生きることに追われた1ヶ月だった。

 

今日もお読み戴きましてありがとうございます(*˘︶˘*).。.:*♡