【HSPで敏感過ぎる人が自分軸を大切にして生きるために】

こんにちは。心理カウンセラーの武田です。



最近はHSPの方からのご相談が増えてきました。

今回の記事は以下の順で書いていきますね。

1.HSPの方は他人軸に偏りがち。

2.他人軸がすべて悪いわけではない。

3.他人軸と自分軸のバランスを整えることが重要。

4.「課題の分離」が大切。



1.HSPの方は他人軸に偏りがち。

HSPというのは、繊細で敏感な気質を持っている方のことです。

それゆえに他人の顔色に振り回されて、自分らしく生きられないと悩まれる方がとっても多いです。

つまり、「他人軸」の生き方から「自分軸」の生き方へとシフトしたいという方が多いのですね。
 
「他人軸」というのは、「他者から悪く思われないように」という基準で行動を決めていく生き方です。

つまり、他人の顔色や他者からの評価を過剰に意識するあまり、我慢や自己犠牲の人生が続いて生きづらいことがあるのですね。

いっぽう、「自分軸」というのは、「自分は本当はどうしたいのか」を行動のベースとしています。

つまり、自分の本音や自分らしさを大切にする生き方ですね。

HSPの方は、他人の顔色にとても敏感です。

そして、批判されたり、叱責されたり、攻撃される恐怖が、半端なく大きく感じてしまうのですね。

だから、常に相手から悪く思われないか不安で、他人軸の生き方に偏りがちです。

相手の顔色を気にするあまり、

・言いたいことが言えない。

・話そうとすると委縮してしまう。

・頼みたいことが頼めない。

・質問したいけどできない。

・断りたいけど断れない。

・休みたいけど休めない。

・失敗が怖くて完璧主義傾向になる。

・いつも焦っている。

・頑張っても不安で、さらに頑張ってしまう。


という状況の方も多いのではないでしょうか?気がつけばすごく無理が続く生活になっていたりします。

特に、声の大きい人、すぐに不機嫌になる人、高圧的な人がすごく苦手で、そばにいるだけでストレスを感じてしまいがちです。

実は私自身も、幼少期からずっとHSPの敏感気質を持っていますので、上記のような苦しさはとてもよくわかります。

「他人の顔色に振り回されずに、もっと自分らしく生きたい」という切実な願いをお持ちの方も多いと思います。


2.他人軸がすべて悪いわけではない。

他人軸の生き方は、ストレスが溜まりがちです。

ですが、だからといって他人軸をすべて捨ててしまうというのも、状況によっては、現実的に無理があると思うのですね。
 
人間は他者とのつながりの中で生きていくわけですから、ある程度は、他者からどう思われるかを気にすることも大切です。

それに、これまでの他人軸の生き方で得た成果や成功もあるはずです。

ストレスは強かったかもしれませんが、他人軸ゆえに頑張れたこともあるわけです。
 
ですから、一概に他人軸がすべて悪いというわけではないのですね。

私は、他人軸も自分軸もどちらもある程度は必要だと思っています。

要はバランスが大切なのですね。


3.他人軸と自分軸のバランスを整えることが重要。

他人軸が100%で、自分軸が0%の生き方は、さすがに自己犠牲的で苦しいと思います。

自分の本音をすべて抑圧して、他者の顔色を気にして無理をする生き方ですね。
 
これだと、自分の人生なのに他人の人生を歩んでいるような感覚になってきます。

他人軸に偏り過ぎているのですね。

 

では反対に、他人軸が0%で、自分軸が100%の生き方はどうでしょう?

確かに、自給自足の生き方を選ぶ方や、一生お金に困らず好きなことができるという方は、自分軸は100%に近づくかもしれないですね。

ですが、そういう環境の方は少ないでしょう。

どんな環境でも、どんな仕事でも、人は人と関わりながら生きる生物ですから、相手も大切にし、また、自分も大切にするバランスが大切なのですね

人と関わる中で、他人軸が0%で、自分軸が100%の人がいたとしたら、その人はすごく自分勝手で迷惑な人かもしれませんね。

他人軸と自分軸は、どちらかに偏り過ぎるとよくないわけです。バランスが大切ですね。

そして私はカウンセリングにおいて、クライアントさん一人ひとりの状況によって、ベターなバランスを一緒に考えていくサポートをしています。


例えば、他人軸が100%自分軸が0%のクライアントさんが、他人軸が70%自分軸30%になれば、ずいぶん楽になりますね。

では、自分軸を30%増やすということは、具体的にどうすればいいのか一緒に考えていくわけです。

どういう場面でどのように自分を大切にしていくのか、クライアントさんの状況を聴かせていただきながら一緒に考えていくわけです。

クライアントさんが納得できる答えをいっしょにさがすサポートですね。



4.「課題の分離」が大切。

HSPの方は、他人の顔色を気にするあまり、「他人の課題」まで背負っている場合があります。

部下や上司の課題まで背負ってしまっていたり、親や子どもの課題を背負っている場合があります。

他人の課題まで背負うから、すごくオーバーワークになったり、精神的にいっぱいいっぱいになって生きづらくなっていることもあるのですね。

ですので、自分が背負うべき課題と、相手が背負うべき課題を分離して、自分の荷を少し軽くすることで、自分軸が回復する場合があります。
 

これもクライアントさん一人ひとりから、背負っている状況をゆっくりお話しいただいて、課題の分離ができそうなところをさぐっていくわけですね。

そして、他人軸の生き方を少しずつ減らしていき、自分軸を回復させてバランスを整えていくわけですね。

もしあなたが、お一人で悩み続けて、生きづらさが続いている場合は、いつでもお話を聴かせてくださいね。


 

お一人で悩み続けて、心が疲れて生きづらい時は、いつでもお話を聴かせてくださいね。

 

 

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