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『独去独来』『全ての人は秋の木枯らしの吹く寂しい荒野を一人で旅する旅人である』(お釈迦様)

仏教の勧め【28】仏教で人間の本性をどの様な者と解釈されているのでしょうか

2020年10月18日 | 仏教・親鸞聖人

 仏教の勧め【28】仏教では人間の本性をどの様なものと解釈されているのでしょうか

仏教では人間は心で思いそれを口や体に命令して行動するもので在り人間の心を最も重要視するのです。

【心は常に悪を思い・口は常に悪を言い・身は常に悪を行い・かって一つの善も無し】(大無量寿経)

【全ての人は『十悪・五逆』(十悪=①欲むさぼり②怒り➂妬み そねみ うらみ④おべっか⑤二枚舌 仲たがいさせる言葉⑥悪口 中傷⑦うそをつく➇生き物を殺す➈他人の物を盗む⑩よこしまな男女関係)(五逆=①父殺し②母殺し➂羅漢殺し④和合僧を破る⑤仏身より血を出す)と言う悪を作っている罪人で、大宇宙の仏様から、とても助けることは出来ないと見捨てられたものである。】 (御文章2帖目8通)

【過去にまいた因を知りたければ、現在現れている結果を見ればわかる。未来の運命を知りたければ、現在まいている因を見ればわかる。】(心地観経)

【臨終には、後悔と恐れがかわるがわるやってくる】 (大無量寿経)

【大宇宙のあらゆる仏様方から『助ける縁なきもの』と捨てられた罪悪深重の私達を、本師本仏の阿弥陀如来だけが、ただ『我一人助けん』と奮い立たれて、崇高な大誓願を立てて下された。】 (御文章2帖目8通)

【煩悩の激しい最も罪の重い極悪人を助けるために建てられたのが阿弥陀仏の本願である】 (嘆異抄)

【縁が来れば、この親鸞、どんなことでもやるであろう】  (嘆異抄)

仏教では全ての人が極悪人で在りどんな人も過去世の悪行によりどんな悪事もする身であると教えられています。        合掌


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