「座ったままでイチゴ狩り」@THE LIVING | じきの食歴

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世の中には、美味しいいもので溢れている。
そんな美味なる料理やお酒の記録を食の歴史として記しておこう

あー、もう写真見れば説明も必要無いんじゃないかな。
ってことで以上!
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とか書くと、ヤクザな店主から出禁になりそうなんで、ちゃんとしたレビューを(笑)
千鳥町の「THE LIVING」名物のジャンボパフェ。
シーズン毎に色々なフルーツを用いているのだが、このシーズンは溝の口にある武笠農園「座ったままでイチゴ狩り」@THE LIVINGの「奈良さんのイチゴ」が用いられている。
これ聞いた人が、そうか奈良県のイチゴは旨いのかと勘違いしていたが、これは、武笠農園管理者の奈良 翔太さんによるイチゴという意味。
THE LIVINGから武笠農園まで近いため、タイミング良ければ、LIVINGの店主自らが現地へ取りに行き、場合によってはイチゴの収穫まで行ったものを出すという超新鮮なもの。
品種は紅ほっぺなのだが、スーパー等で買うものより断然美味しい。
鮮度が良いということもあるのだろうが、低農薬で大切に育てられたイチゴは生命力に溢れており春の喜びに満ちている。
そんな美味しく鮮度の良いイチゴが、これでもかと用いらているジャンボパフェは、通称「座ったままでイチゴ狩り」と呼ばれており、総数約50個のイチゴが堪能できるパフェとなっている。
今回は、このパフェを盛り込んだコース料理をお友達限定で提供してくれるというので8人でいただいてきた。
で、そのコース料理がまた凄い。
パフェにたどり着くまでにお腹いっぱいにしてやるぜとでも言わんばかりの量。
最初に出てきたキャロットラペは、奈良さんのイチゴの赤いのと緑色が残ったもの両方を使っており、酸味や歯ごたえのアクセントを出している。しかもかかっているのがイチゴ酢を使った特性ドレッシング。
次に出てきたのも野菜でくるみとりんごと生ハムとカッテージチーズのサラダ。これがまたボリューミー。
下手すると、この時点でお腹いっぱいに(笑)
が、ここからまた凄い。
クラムチャウダーが、たっぷりな量で出てきたかと思ったら、まるでケーキのようなジャガイモのトルティーヤが。
続いて炭水化物の波状攻撃。
グリーンカレーのリゾーニは、辛さ控えめでリゾーニ(粒状パスタ)の食感が面白い。
この店名物のエッグベネディクトはもう、そりゃ間違いないでしょ。
ここで一旦、カレー風味のグリルドチキンが出てきて、やはり名物のカレーライス。
うーん、これがやっぱ旨い。
お腹いっぱいで一口サイズで頼んでた人が、他の人の分も少し奪ったあげく、通常サイズをお代わりしてたぐらい(笑)
もうなんというか、全ての料理に圧倒される。
カウンター席のカップルが、こちらの料理が出る度に「え?あれ何?」「え?ええっ?」と、ざわついていた。
そして、待ちに待ったパフェ…の前に、今回は1つ特別注文を。
「イチゴの夢」
これは、かなりおおつぶなイチゴを使った一人用のデザートプレート。
巨大イチゴが手に入ったときにのみ注文可能な品。
これまたインスタ映えするフォルム(笑)
シェフのまどかさん、良く分かってらっしゃる。
こちらの写真を撮っていたら、パフェの方も出てきた。
4人で1つだから2台なのだが、そのうちの1台も今回特別注文として大粒のイチゴを使った豪華なもの。その名も「ザ・ロック」。
なんともはや神々しいではないか。
もう、見てるだけでテンションがあがってしまう。
これを、通常のジャンボパフェと並べて撮影する。うーん、たまんない(笑)
いつまでも眺めていたいが、中にはアイスが入っているので溶けてしまう。
後ろ髪を引かれる思いで紅の山を攻略していく。
な…なかなか減らない(汗)
次第にパフェに手を伸ばす人が減っていく…あのカレー等の炭水化物攻撃が効いているのだろうか。
徐々に攻略していくが、一人減り、二人減り…だが、なんとか最後の2名で見事にクリアした。
ああ、パフェ食べるのになんて達成感なんだろう(笑)
食後のカフェを楽しみながら、店主とたわいもない会話してお腹がおちつくのまつ。
いやはや、暴力的で破滅的で、それでいてなんて魅惑的な内容だったのだろうか。
これで、8人でシャンパン2本あけても8000円していない。脅威のコスパである。
こちら、ゴールデンウイークぐらいまでは、こちらのパフェを出すそうだが、不定期営業なので注意が必要だ。
今週も夫婦で海外へバカンスに行かれているので、お店は休みのはずである…

 

 

 

ザ リビングダイニングバー / 千鳥町駅武蔵新田駅下丸子駅
昼総合点★★★★ 4.5