今は8月だとわかっていたが
お盆の時期という感覚が無くなっていた。
いつのまにか、世の中の子どもたちは夏休み。
自分には季節感が感じられない。
毎日、コロナと熱中症にならないよう、
気を付けるだけの日々。
去年の今頃を思い出せば
気分が全然違う事に驚く。
これまで、どれだけ気分転換や
楽しい事をやろうと考えながら
過ごしてきたか。そんな事も忘れていた。
高校野球の甲子園大会の歓声も応援団の演奏も聞こえない。
「栄冠は君に輝く」
大好きな歌も聞こえない。
金属バットのカキーンという音も
ブラスバンドの応援歌も聞こえない。
生れて初めてだ、こんな夏は。
今年の日本は、コロナに加えて梅雨も長く
あちこちで水害もおきて
浮かれ気分は全く無かった。
今日、テレビで海水浴場の映像をみて驚いた。
八ヶ岳も人が多い。
密すぎる。
皆パワーあるなあ。
今年だけの辛抱で終わってほしい。
朝起きてすぐ
ラジオ体操第一と第二をやった。
気持ち良いし、終わる頃には息があがっている。
子ども時代の夏休みの思い出、ラジオ体操。
最近はやらない地区が多いし、
特に今年はコロナでどこも中止だろう。
我が子が小さい時も、
寝ぼけ顔で近くの公園に行っていた。
自分も、休みなのに朝早く起こされる
ラジオ体操が嫌だった。
そんな思い出も消えた夏。
当たり前だった四季の行事は
人生の懐かしい思い出になって
子ども時代の故郷の思い出となり残る。
何気無い日常は
それだけで幸せだということを
つくづく感じる。