共同通信杯2020予想【追い切り後分析】追い切り(美浦W)で終いの反応の良さが際立っていたアノ馬に◎！馬場悪化も問題なし！腹回りに余裕があった前走を叩いた上積み大！
2020年2月16日（日）
東京競馬11レース（15時45分発走）
第54回共同通信杯（G3・トキノミノル記念）
東京芝1800m 3歳別定
★共同通信杯2020★
★追い切り情報★
※追い切り時計
内容はJRA-VANの調教動画提供サービスやスポーツ新聞から抜粋
1枠1番 エン（牡3歳 柴田大知 54kg）
12日（水）：小向ダート5ハロン65.6-50.6-37.4-12.3
※追い切り動画が公開されていないため、解説は省略
2枠2番 ビターエンダー（牡3歳 ミナリク 56kg）
12日（水）：美浦W5ハロン66.9-53.1-39.7-12.4
昨年のG2・スプリングステークスを制した4歳オープン・エメラルファイトとの併せ馬を敢行し、併走同入を果たしました。デビュー前から追い切りで目立つ動きを見せていたとはいえ、重賞勝ち馬の古馬相手に互角の動きを披露した今回の最終追い切りを見る限り、荒れ馬場だった前走（京成杯4着）の反動を心配する必要はないかと思います。ただ【ゲート不安定で立ち遅れた場合は危険】ですから、スローペース濃厚のメンバー構成で末脚を活かしきれるのかどうか…というところがポイントになりそうです。
ビターエンダーの不安要素は
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（2位くらい）
3枠3番 ココロノトウダイ（牡3歳 丸山元気 56kg）
12日（水）：美浦W5ハロン68.0-53.3-39.6-12.1
5歳3勝クラス・オーヴァーライトとの併せ馬を敢行し、併走同入。終い重点の内容でフィニッシュ地点を通過するまで馬なりの手応えをキープする、というやや軽めのスパーリングになりましたが、力強い脚さばきで併走相手に最後まで食らいついていましたから、高いレベルのデキを維持しているのは間違いありません。
4枠4番 シングンバズーカ（牡3歳 柴田善臣 56kg）
12日（水）：美浦W5ハロン65.0-51.2-37.9-12.5
6歳2勝クラス・オールウェイズゼアとの併せ馬を敢行し、併走同入。初めて1800mの条件を使いますので、落ち着いた状態を保てているのかどうか…というところをレース当日のパドックでしっかりチェックする必要がありますけど、鞍上が仕掛けてからじわじわと脚を伸ばす形だった最終追い切りの内容は目を見張るものがありましたから、道中で溜めを利かせる形に持ち込めれば、今回の相手関係でも面白い存在になるのでは？と考えています。
5枠5番 アジュバント（牡3歳 幸英明 56kg）
12日（水）：美浦W5ハロン71.1-56.1-41.7-13.7
3歳未勝利・ガイスラーとの併せ馬を敢行し、併走同入。道営競馬からJRAに移籍してきたフィガロ産駒ですので、強敵相手の共同通信杯で即通用するのは難しいかと思いますし、終い重点の内容だったとはいえ、5ハロン71.1秒-ラスト1ハロン13.7秒の最終追い切りはあまりにも軽すぎますから、様子見程度の評価が妥当でしょう。
6枠6番 ダーリントンホール（牡3歳 ルメール 56kg）
12日（水）：美浦W5ハロン67.1-52.5-38.2-12.0
5歳3勝クラス・フレッチアとの併せ馬を敢行し、併走同入。道中の折り合いに課題がある馬ですけど、引っ張りっきりの手応えで併走先着を決めた1週前追い切り（美浦W5ハロン67.5-53.1-39.5-12.6）に引き続き、道中で溜めを利かせる事ができていたので、レース当日のパドックでテンションが上がり過ぎなければ、マイラプソディに一泡吹かせる場面があっても不思議ありません。
7枠7番 フィリオアレグロ（牡3歳 M・デムーロ 56kg）
13日（木）：美浦W4ハロン55.1-39.8-12.2
3頭併せの最内を走る形となり、4歳3勝クラス・サトノダムゼル相手に併走同入、6歳オープン・イーグルバローズ相手には3馬身先着を果たしました。終いを強めに追った1週前追い切り（美浦W5ハロン67.0-52.6-38.9-12.5）の時点で負荷を掛けていますので、最終追い切りを軽い内容に留める、という調教パターンになっても全く問題ありませんし、新馬戦で道悪馬場をクリアしている点も魅力的なので、週末の天気が下り坂になって、馬場が渋るような事があれば、キレ味を信条としているマイラプソディ相手に勝ち切る場面があっても驚けない存在です。
8枠8番 マイラプソディ（牡3歳 武豊 57kg）
12日（水）：栗東坂路4ハロン50.6-37.4-25.1-12.9
坂路単走追い。1週前追い切り（栗東CW6ハロン81.8-65.7-50.3-36.5-11.9）の調教映像を確認した時は、若干腹回りに余裕があるのかな？という印象ですけど、終い重点の内容でありながら、坂路4ハロンの自己ベストを2秒近く更新した最終追い切りの時点では腹回りもスッキリしていて、休養明け初戦の影響を感じさせないド迫力の動きを披露していましたから、過剰人気確実な情勢でも軽視するわけにはいきません。
8枠9番 シコウ（牡3歳 木幡巧也 56kg）
12日（水）：美浦W5ハロン70.5-55.1-40.8-13.0
3歳未勝利・ブンロートとの併せ馬を敢行し、併走同入。スムーズな脚さばきでWコースを駆け抜けていましたから、状態面の不安はありませんけど、馬場の外めを走っていたとはいえ、終い重点の内容でラスト1ハロンが13.0秒に留まってしまったのはやや物足りないので、大きな変わり身を期待するのは難しいかと思います。
★共同通信杯2020★
★追い切りランキング★
1位 マイラプソディ
（坂路で自己ベスト！年明け初戦でも態勢整う！）
2位 フィリオアレグロ
3位 ダーリントンホール
4位 ビターエンダー
5位 ココロノトウダイ
★共同通信杯2020★
★予想オッズ★
①人気 マイラプソディ 1.4倍
②人気 フィリオアレグロ 4.2倍
③人気 ダーリントンホール 4.6倍
④人気 ビターエンダー 9.5倍
⑤人気 ココロノトウダイ 11.7倍
★共同通信杯2020★
★展開予想★
9頭立ての少頭数になりましたので、前半1000m通過61秒台～62秒台のスローペースになる可能性が高いのでは？と予想しています。遅い流れからの瞬発力勝負になりそうな状況ですけど、今の東京芝コースは、道中のポジティブが後ろすぎると差し届かない…という馬場傾向になっていますので、器用さのある馬が上位争いを展開する事になるでしょう。
★共同通信杯2020★
★追い切り後分析／注目馬★
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（2位くらい）
【◎フィリオアレグロ】
無傷の4連勝を目指すマイラプソディを素直に信じるべきかな…とも考えたのですが、終い重点の最終追い切りで反応の良さが際立っていたこの馬をマイラプソディの逆転候補最有力としてピックアップします。馬場が悪くなっても問題ない点が魅力的なのはもちろん、素軽さが目立った最終追い切りの動きを見る限り、腹回りに余裕があり、良化途上の状態だった前走を叩いての大きな上積みが見込めるのは間違いありませんから、前走以上のパフォーマンスを発揮しそうな今回も侮れない存在になりそうです。
