●くるる（代理：本多正信）
「前回信じがたい悪運の結果、騒速合成に失敗した毛利さんのリベンジです！」
前回：
●吉乃ちゃん（嫁）
「58%を外すことを『信じがたい悪運』とは言いませんよ？」
「でもね、前回失敗したのはむしろチャンスだなと思うわけだよ」
「どうしてですか？」
「前回はさ、『58%なら成功するだろう』みたいな驕りとか高ぶりがあった。
その隙を上手く突かれてしまった結果、合成失敗という最悪の形で終わったわけだ」
「誰に突かれたんですか……」
「前回苦い汁は十分舐めた。もう一分の隙もない。なので！」
「なので？」
「今回は確実に成功します」
「隙だらけになってません？」
「まあ58%なんて四捨五入すれば100%なんだから失敗するわけがないんだよ」
「十の位で四捨五入しないでください」
「ってことで！！！」
セット！！！
「だからなんでちえさんを使わないんですか！！！」
「ここでちえちゃん使って何になるんだ！」
「成功率が6%も上がるんです！」
「6%なんて四捨五入すれば0%だよ！」
「そこは四捨五入しないでください……」
「どうしても合成キャンペーン中ってちえちゃん使いたくなくなるんだよね」
「本合成くらいちゃんと使いましょう……」
「よっぽど運が悪くなければたぶん大丈夫だよ！
行くぜ！いっけぇええええ！！！」
ポチッ！！！
「よっぽど運が悪かったわ！！！」
「だから言ったじゃないですか！」
「まあ、近いうちにまたリベンジします」
「次は絶対にちえさん使ってくださいね」
「ってことで今日はこの辺で！乙でした！」
「お疲れ様でした」
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