昨日の土曜日朝に西日本の出先から高速を3時間ぶっ飛ばして帰宅。

 愛娘を塾に送り届け、そのまま午後は大学へ。

 たくさん仕事があって、論文がまた掲載拒否されても(泣)、
落ち込んでいる暇もありません。


 
 今日は前回の続きを書きます。


 そう、仕事って、残酷・・・・・・



  男にとって、いや、男女関係なく、





  「君は、要らんねん。」 





  「あ、手伝わなくてもいいよ、君は。

     とにかく あっちにいって。」






  こう 言われることほど悲しいことはない。


  そういわれないように、自分なりに頑張ってきたつもりだけど、まだまだだ。



  そういう中で、なんとか生き残ってきたうえで、

 「おそらく、これが効いて、ギリギリ助かってきたんだな」


  というのがある。


  三つほどが真っ先に思いつく。









  一つは、読書。



  たくさん本を読んできたが、教養も、感動も、読書がはぐくんでくれた。



 最近、成功された実業家の方が「メモの魔力」という本を上梓された。


 この方は 「読書は深淵なる世界への切符」 のようなことをおっしゃっておられたが、全く同感だ。




 本を読み、蓄積された教養は、その人を魅力的にすると思う。



 要は、「何も知らん」 という人と話していても、面白くもなんともない。



 ちょっと前に、いつもの焼き鳥屋さんで、体育学系の先生と知り合い、柔道に関することで話が盛り上がりましたが、その際に


 「いやあ、お詳しい! 
 柔道専門家の方とお話しているようです。」


 と感心されたが、これだって「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったか」(新潮)や、「七帝柔道」を読んできたお陰だ。




 教養ある人は、無知で面白くもない人と積極的に交流することはない。



 教養ある、能力の高い人をつなぎ留めるには、
こちらも相応の教養を備えた魅力ある人柄が求められる。



 そうして、ビジネスチャンスが生まれる。



 そういうことだろう。


 ゴルギアス先生のブログが大変興味深いのも、
先生の読書による教養に裏打ちされているからこそ、だと思う。
 




  
 二つ目は、専門的知識で、これはつまり大学・大学院で学んだことが、今の僕のビジネスで 非常に役に立っているということだ。




 世間では、大学で学んだことなど何の役にも立たない、などと平気で放言する人も少なくなく、それに同調する向きもあるようだけど、とんでもない。




 理科系でなく、文科系でも学ぶことは非常に大切だ。



 日本にたくさんの地銀がある。



 総資産、総貸付け金額は数兆円~数千億円規模といったところ。



 そのくらいの規模の銀行の従業員数は1000~2000人といったところだろう。




 米国の場合、そのくらいの規模の銀行なら、なんとたった数十人程度で経営されていると聞く。



  AIとITを駆使えば、それで十分廻るというのだ。




  今の日本の銀行の営業スタイルは、昭和の時代となんら変わらない。


  米国は、貸付の可否から金額、利息までAIが判断してくれる。


  人間は、最終決裁するだけだ。




  米国の大学では最先端の金融工学を教えている。

  それを学んだ若者が、こうした経営スタイルを作り出したのだ。




 専門分野を学ばなければ昭和スタイル、
 学べば米国スタイルだ。


 どちらが優れているか、云うまでもない。





 三つめは、ここでは書かない、と思っていたら、
ホリエモンさんがだいたい同じことを書かれていた。




 「いける呑み会は、全部行け!」




  実は、そうなんです。

  もっとも、自分のステージを上げてからでないと、意味ないですが。


 

 さて、この遠征出張で、ちゃっかり瀬戸内の天然真鯛を格安で買うことができた。


 
DSCN7874

     真鯛の酒蒸し!!!


   甘辛国付けるより、塩味オンリーの酒蒸しの方が、鯛の甘さがわかります。




  明日月曜日からまた、新幹線とクルマで東海~西日本を行ったり来たりする日々だ。




 新宿のY野先生、W先生とも呑める宴もあり、とても楽しみ。


 論文立て続けて落ちたのは、今の自分に何が足りないのか、自分たちが第一線グループから距離を離されかけているのは、
よくわかっているさ。



 こちらも、よーく考えて行かないと。




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