■カテゴリ:海外出張
●テーマ:羽田空港第3ターミナル,PCR検査,コロナ禍の帰国


こんばんは, だっくんです。

【海外出張(アメリカ):日本帰国】復路の羽田空港第3ターミナルでPCR検査(2020年10月)


※本投稿は2020年10月末時点での状況を記載しています。

記事を書くのが大変遅くなりましたが,先月末に約3カ月におよぶアメリカ出張を終え日本に帰国いたしました。復路の飛行機内について等はまた別記事で書きたいと思います。今回の投稿は羽田空港第3ターミナル到着後の流れについて備忘録も兼ねて記します。

復路の飛行機内で羽田空港第3ターミナル到着後に必要となる書類が渡され,予め機内で記入しておいて欲しい旨が伝えられておりましたので,降機の際からその書類を握りしめていました。

降機後,PCR検査実施から結果受領までの流れを書いた紙を頂きまして,その流れに沿って進んでいきます。

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通路が二手に分かれているような所には必ず係の方がいて,間違った方向には進まないよう配慮されていました。

普段は搭乗ゲートへの待合となるエリアを存分に(?)使って,このようなPCR検査全員実施を行っておりますので,正直,国際線の便が少ない今しか出来ない方法であるとは思います。

仕事とは言え,個人の都合でアメリカへ行き,帰国した私に対して(もちろん私一人のためではないですが),新型コロナウイルス感染リスクもある中でこれだけの人が携わってくれているという事実に,大変申し訳なく思うとともに,感謝の想いでいっぱいになりました。

PCR検査は唾液によるものが基本で,唾液が難しい方は鼻の奥に綿棒を突っ込んで検体を採取する方法も可能でした。私は唾液での検査でしたが,結構な量の唾液が必要で梅干しを想像したりして採取しました。

検疫に関わる所については写真撮影が認められていませんので,写真はありません。

PCR検査用の検体採取後は機内で書いていて書類を基に,検疫官との面談が行われ,2週間の自主隔離場所やそこまでの移動手段等の確認が行われます。

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PCR検査の結果は約1時間で出るということで,結果が出た方は大きな病院の待合のような感じで,モニターに番号が表示されます。

私も検体採取後,1時間程度で結果が判明しまして,陰性で何事もありませんでした。しかし,検査結果を聞く際は,無症状感染者の可能性等もあったので,少々緊張しました。

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PCR検査の結果がなかなか出ない方もいるようで,スタッフに文句を言っている方もいました。その方にはその方なりの理由があってのこととは思いますが,日本に戻って来て早々にそのような事態を目にして,何だか残念な気持ちになりました。

PCR検査結果が陰性ですと,2週間の自主隔離場所とそこまでの移動方法を再度確認されます。私は空港検疫が用意してくれているシャトルバスで京急蒲田駅近くのホテルに自主隔離でしたので,その旨を伝えたところ写真のような案内を頂きました。

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PCR検査結果受領後は通常の入国手続きと同様となり,パスポートコントロールを抜けて,手荷物引取エリアで預入荷物を回収して,税関手続きとなります。

手荷物引取エリアでは既にコンベアの上から手荷物が降ろされており,荷物毎にカートに乗せてくれているというとても親切な対応でした。

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これはどうやら復路で利用したデルタ航空の地上スタッフの方が行ってくれたサービスのようで,カートのハンドル部分の除菌も実施済という案内が貼られており,完璧でした。

税関では特に申告するものもなく,税関職員の方からは「お仕事で約90日,アメリカだったんですね」と尋ねられただけでした。

税関を抜けると到着ロビーで,出迎えてくれるのはマスク姿のキティちゃんです。ここまでに要した時間は,羽田空港第3ターミナル着陸後から2時間程度でした。数カ月前と比較すると格段に早くなっていると思います。

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海外からの入国者の受け入れに関してはいろいろと議論も続いていますが,今回,自身が受け入れられる側で感じたのは,対応してくれる方々は皆,とても親切で,このような状況にあっても「おもてなし」が全面に溢れ出ているということでした。

自分なりにいろいろと思うところもあった約3カ月のアメリカ出張はこうして終わりまして,アディショナルタイムの2週間の自主隔離に入っております。


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