いまだに何かをわかったわけでもなく、ただ迷いつつ手探りでやり続けております。
ー タモリ
ひとつ晴れればまたひとつ迷いが、生きるというのはその繰り返しかと。
ー 石川五右ェ門『ルパン三世』
「迷い」は「やる気」の証拠。
ー 高野鎮雄
自分はこれでいいんだと、迷いもしない大人になったらおしまいだよ。
ー 石田衣良
こんばんは「鎌倉 うごかす文庫」店主のおーじーです。
道に迷うことこそ、道を知ること。
今夜も「鎌倉 うごかす文庫」、はじめます。
私の尊敬する方の言葉に
「迷わない唯一の方法は、迷い続けること」
という言葉があります。
一見救いのない言葉のように思えますが、果たしてどうでしょうか？
私たちは思います。
自分の思い描く「理想の自分」になれば、
今の迷いや、悩み、葛藤は霧散して、
ずっと解き放たれたように生きていける。
果たしてそれは本当でしょうか？
ぜひ一度想像してみて下さい。
迷いも、悩みも、永遠にやってこない日々。
そしてそんな日々の連続を。
ドイツの思想家シラーは言いました。
「人生は登山と同じ、苦しい時が上り坂」
「あ〜、楽だ、楽だ」は下り坂。
ひょっとしたら私たちは今、
人生の上り坂を登っているのかも知れません。
今夜も一冊の本をご紹介します。
私の大、大、大好きな本で、
当店でも入荷するとすぐ売れてしまう本でもあります。
久々に入荷しましたのでぜひご紹介します。
真山 知幸さんの『君の歳にあの偉人は何を語ったか』です。
この本は古今東西の偉人たちが、
「何歳のときに」「何を語ったのか」
をまとめた、非常に興味深い本です。
モーツアルトは２１歳で絶望を叫び、
エジソンは６７歳でゼロから始める覚悟を決めます。
２７歳の稲盛和夫は、上司にキレて会社を辞職、
伝説への一歩を踏みだし、
８８歳の葛飾北斎は９０代で本物の絵師になりたいと絶叫します。
この本の中で、あの偉人たちは常に迷い、悩み、葛藤を繰り返しています。
そしてこの本はもうひとつ読者に訴えかけます。
「では、君は今、何を語るのか？」
絶望か？希望か？
野心か？心の絶叫か？
何でもいいと思います。
ぜひ自分の想いを言葉で表現してみて下さい。
きっとそこから人生が動きはじめます。
前に進もうとするから、迷い、悩み、感じ、気付き、生まれ、変われるんだ。
ー小渕健太郎（コブクロ）
止まるな、迷いつづけろ。
※こちらの書籍は鎌倉うごかす文庫の新着本のコーナーにもアップいたします。
気になられた方はチラ見してみて下さい。
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