一宮市での出産について

【一宮市】主な産婦人科の出産費用2020年版【双子】

2020/04/02

2020年3月9日現在の情報です。
妻の妊娠にあたり、一宮市で出産するならここ!という病院にそれぞれ問い合わせて分娩費用を確認してみました。

○○〜○○万円
と幅があるのは、産まれた時間によって、時間外加算、深夜加算、休日加算がそれぞれ加味されるためのようです。

また、個室に入るなど加算の要因になるものもありますので気をつけてください。

出産一時金の42万円を利用する場合は、単純に42万円で引いて頂ければ実際に窓口で支払う金額になります。

男性目線ですが実際に出産した経験も合わせ、よかったら参考にしてみてください。

つかはらレディースクリニック

通常分娩は約48〜50万円。
少し値上がりしました。
2年前に妻が出産した時は45万くらいでした。

帝王切開は57〜60万円。
出産一時金を利用して実費が15〜20万円になります。
支払いは現金のみですので注意!

通常分娩は病気ではありませんので健康保険が適用とならず、自由診療となっています。自由診療とは病院が独自に金額を決めることができるということです。病院によって値段が違うのはそのためです。
対して帝王切開は、『切る必要があって切る』ため、健康保険が適用となります。言い換えるとそれは、『どこの病院で切っても同じ値段』ということです。
これから後述する大雄会、一宮西病院、一宮市民病院も、タイミングが同じであれば、帝王切開は同じ値段になります。

つかはらさんは第二子を出産するのに利用させて頂きました。
正直に言うと、最初はできるだけ安く済ませるならここ、というイメージで選択しました。そのため過剰に期待してもいなかったのですが、全然悪くなかったです。先生はあまり多くを語らない方かもしれませんが、聞けば優しい笑顔で応えてくださいますし、看護師さんたちも丁寧でした。
私立の総合病院のような派手さや設備はありませんが、無駄が無いとも言えます。
今回の妊娠もまずつかはらさんを頼りましたし、印象は良いです。

立ち会い出産OKでした。出産までは専用の部屋で待機。実際に出産する場所はキングサイズのベッドが置かれた『部屋』で、いわゆる『オペ室』という雰囲気ではありません。
私も立ち会いましたが、妻の頭の傍から離れないように指示されました。特に局部を見ないよう制止されたのが印象的でしたね。後にセックスレスになってしまわないよう配慮されてるのかなと思いました。
そうそう、切らなかったため裂けてしまったらしく、それを見せないためだったかもしれませんが。思い返すと、裂けてしまったのは病院の判断ミスだったかな。2人目の出産だから…という判断だったのでしょうけど、治りも悪かったし、そこは唯一のマイナスポイントですね。

とは言え、看護師さん助産師さんも新説だったし、次もここで!と言えるくらいには良かったと思います。

夫婦でディナーの日があります。

大雄会

通常分娩は約53〜55万円。
クレジットカードが使えます。

リニューアルしたのに前後で値段が変わりませんでした。すごい。

上の子を産むのに利用させてもらいました。リニューアル前ですので参考にならないと思いますが、傾向は今も同じかなと。
広くてシャワー完備の個室、寝ながら見やすい天井から吊るされたテレビ。
高層階だったので、窓からの景色が良かったですね。
至れり尽くせりで、最初のお産には特にオススメです。
出産にも立ち会えました。

大雄会はもともと産婦人科と小児科の評判が良いため安心感もあります。
ちなみに当時産婦人科の副部長だった福岡先生は、現在は引き抜かれ一宮西病院で部長さんになっています。小児科の部長だった杉本先生は独立開業されています。
大雄会の最大の難点は駐車場。一方通行も多いため、特に初めて通院する時は、まず立体駐車場に向かうと良いと思います。立体駐車場から産科のある総合病院南館まで徒歩3分ほどになります。
第一病院に産科があった頃は、妊婦さん専用の駐車場がありましたが、産科が移動した現在は未確認です。

一宮西病院

問い合わせたところ、通常分娩は約53万円とのことでした。
こちらは救急外来でしか利用がないため感想は書けません。
でも近隣病院である大雄会から人気のある先生を引き抜いたところを見ると、力の入れ方がわかりますよね。

一宮市民病院

以前は『安く産むなら市民病院』というイメージでした。出産費用より一時金が上回るため、手元に現金が入る数少ない病院でした。
今は全く違います。
通常分娩で約55万円。
分娩の前日に入院し、分娩後5日で退院した場合になります。
クレジットカード使えます。

尾張地方で新生児集中治療室(NICU)があるのは一宮市民病院、小牧市民病院、春日井市民病院、この3つだけ。
他の病院でのお産で赤ちゃんに問題があった場合は、実は市民病院に搬送されることになります。
こういった医療態勢による付加価値と、妊婦さんを他院へ流すための意味合いも含めこの値段になったのだと思います。

基本的に大部屋となりますし、もちろん私立病院のような『おもてなし』を期待してはいけないでしょう。

こちらも駐車場がわかりにくいです。妊婦さんは病院の地下駐車場に空きがあれば停められますので、まずは敷地内へ入りましょう。
空きがなければ立体駐車場へ。少し離れますが、巡回バスで楽々です。

双子の場合は?

つかはらレディースクリニック
大雄会
一宮西病院
この3つは双子の受け入れはしていません。
と言うか
やはり早産のリスクが高いため、基本的に新生児集中治療室のある一宮市民病院でしか対応できないということですね。紹介状を渡されることになります。

経膣分娩は約82万円です。
帝王切開だと80万円。
これは手術の前日に入院し、手術後6日目で退院した場合になります。

ただしこれはあくまで参考に程度に考えた方がよさそうですね。早産で集中治療室に入ると金額も全く変わるようですので。

また1人が経膣分娩できても、残ったもう1人が弾みで逆子になってしまうこともあるそうで、そうなると即、帝王切開に切り替えることもあるとのこと。

今回私達も、検査薬で反応が出てからまずつかはらレディースクリニックさんを伺いました。
そして母子手帳をもらう前、予定日が確定する前に一宮市民病院への紹介状を渡されました。
なので近隣地域の双子妊娠ママが集まるのかなと思います。

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