母の友→英語教育についての特集です | ほんとうのピコットさん

ほんとうのピコットさん

子どもの本屋「夢文庫ピコット」店主です。
タイトル「ほんとうのピコットさん」については、
http://ameblo.jp/pikot/archive1-200711.html をどうぞ!

小学校のカリキュラムに英語が入るというので、

出版社も、日本の創作絵本の英語化や、

英語日本語二ヶ国語併記の絵本の出版といった動きがあります

 

ピコット界隈は、海外生活経験のある方もちらほらお住まいの土地柄なので、

英語絵本は少々在庫していますが、

そういえば最近ご利用が多くなったような・・・。

 

わたしなどは、
名古屋弁完璧マスター!のレベルでして、汗
(生まれは岐阜)
バイリンガルとか英語ペラペラとか、
そりゃあ憧れではあります。
児童書に関する英語の文献をスイスイ読めたらなあ・・・。

 

でも、ご家族で海外赴任される方は、

お子さんの日本語を母国語として完璧に獲得させるため、色々と苦労されます。

国際結婚の方も、日本語をどう教えるか試行錯誤のようです。

 

そんな体験談をお聞きするにつけ思うのは、

どの言語を母国語とするにしろ、

言葉は考えたり情報を交換する道具であり、

 

 クリップ 言葉で自分の考えを伝えることができる

 クリップ 言葉を使って自分の心や

       他者の考えに分け入ことができる

 

といった力を育てるのは、大人の責任だな・・・ということです。

 

語彙数や美しい発音の習得は最終目的ではないのです。
 
とは言え、
国際社会で活躍する人に育てよう!
と考えたら、呑気にしてはいられないヮという、
子育て中の方のザワザワ感も分からないではありません。
 
お客様ともお話することの多いこのテーマですが
今月号の雑誌「母の友」の特集が、

英語 どうする?
だったので、おすすめしたいと思います。
 
 クリップ 最近の英語教育の実態
 
クリップ 英語は○歳までに始めないとダメ、の科学的根拠
 
クリップ 日本社会で英語はどのくらい活用されているか
 
クリップ 英語の習得に必要なこと
 クリップ 両親の母語が違う場合
 
などの内容で編集されています。
参考になると思います。
 
なお!
子どもの本屋として大きく共感したのは、
 
親が一番得意な言葉(言語)で、
たくさん絵本を読んであげて、
それについて親子で会話しなさい
 
という部分でした。
それが母語(親が話しかけてくる言葉)を習得するのに、
最も大切なことだそうです。
 
社会的な成功も勿論ですが、
十分に伝え合える言語を持つことは、
生きていく上で、
とても幸せなことだと思いませんか?
 
 
 
母の友6月号
福音館書店 本体537.
 
<英語特集に関する著者>
寺沢拓敬
今井むつみ
トニー・ラズロ/小栗左多理
 
 
続きを書きました。
 

 

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