突然ですが…
『着工~日目』
...よく目にする記事タイトル。。
これって純粋に工事をした日数ですか?(日曜とか含まず?)
...それともただ単に着工から経過した日数?
てか、工事した日数なんて数えられないんだけど、、、
そこんトコロ誰か教えてください
こんにちは。
はむです
みなさん、いつもいいね・コメントありがとうございます。
先々週から始まった基礎工事。
昨日で終わりました
そこで今回は、着工からの写真と配筋検査について記事にしてみます。
最初に言っておくけど、今回の記事はめっちゃ長いのでお気を付けくださいね(どーやって?)
そして、記事中の"日数"は、"経過日数"となりますので、あしからず。。。
では、
画像多めでいきますね~
【基礎着工:1~2日目】
遣り方が組まれて、砕石されてた↓
転圧作業がこの日のメインかな?!
プレカットされた鉄筋さんたち。。
これは作業がラクだし早いですね↓
【基礎着工:3~4日目】
転圧されて捨コンも打たれてた↓
おそらく前日の夕方に打たれたんでしょう。
まだ完全に乾いてませんでした。(踏んだら跡付いた)
地中梁のところ。
真ん中ちょい左の丸いのが鋼管杭です↓
【基礎着工:5~7日目】
6日目までに配筋作業が終了。
7日目の午前中に配筋検査。
午後からコンクリの流し込みでした。
たまたま休みだったんで、検査と流し込み、両方に立ち会いました。
まぁ...特に何もすることないんだけどね
配筋検査...de施主検査
①見た目がきれいかどうか。
②明らかに鉄筋がごちゃついてるところはないか。
③防湿シートの剥がれ、破れ。
④かぶり厚。
⑤定着長さ。
⑥スリーブ間の距離。
ついでだからこんなことを見てみました
では、
基本的な配筋がどうなっているか...
図面と写真で見てみましょう。
基礎図面から抜粋↓
写真で見てみる↓
主筋はD16(15.9㎜径)。
俗に言う、5分筋(ごぶきん)ってやつですね。
基礎屋さん曰く、2.3年くらい前まで主筋はD13(12.7㎜径)だったようです。
元々頑丈な基礎造りが、より頑丈になったということでしょうか
で、立ち上がり部はD10(9.53㎜径)の3分筋。スラブ部は4分筋が使われます。
図面の『@200』というのが、『200㎜ピッチだよ』ってこと。
立ち上がり部もスラブ部も200㎜ピッチで配筋されているということですね。
で、スペーサーに関しては一条オリジナル部材だそうで、鉄筋を乗っけるとちょうど100㎜上がるようにできています。
スラブ厚は220㎜なので、ちょうど真ん中に鉄筋がくるようになってるんですね
ちなみに、基礎屋さんと話す時は『ここはD16...。D13...。』とかじゃなくて、
『ここは5分筋...。あ、そこは4分筋なんすね...。』みたいな感じで、
『ごぶ、よんぶ、さんぶ』って言うと『こいつ知ってるな』って思われて色々教えてくれます
ぜひ、知ったかしてみてくださいね
(代表はむ)
そして、基礎の厚み(基礎図面上部のb)↓
165㎜厚。
これも、2.3年前までは150㎜だったそうです。
i-smartが主流になってきて、タイル張りで太陽光も屋根全面に載せて...。。
だいぶ重量が掛かるから、基礎をより頑丈に...という流れなのかなぁと個人的には思いました。
①見た目がきれいかどうか。
②明らかに鉄筋がごちゃついてるところはないか。
きれいに組まれてました↓
けっこう見た目って大事なので、何か違和感を感じるところはやっぱり何か問題がある...。
見た目はピッチもきれいだったし、ごちゃついてるところもありませんでした
③防湿シートの剥がれ、破れ。
こんなところね↓
実は、配筋作業してる時からホールダウン用のアンカーボルトをぶっ刺してるの見てたの
(分からんけど、刺す意味あるのかね?
)
でもね、ベタ基礎なんでぶっちゃけあんま気にしてませんでした
ベタ基礎は防湿シート不要論もあるくらいだし...。
ただ、、やっぱり見た目良くないよね?!
せっかく敷いたのに破れてたら気持ちも良くないよね?!
(以下、はむ・基礎監督)
『現時点でなにか気になるところありますか?』
『うーん...シートが所々破れてんのが気になるかな。でもま、あとで塞いでくれるんでしょ?』
『いえ、このくらいの破れならば塞がなくても平気です。これは...%&$#$'&%$&$...。』
(ぶっちゃけ、そういうウンチクどーでもいい...)
『ま、それは分かるけど...』
(ほんとは全然分かってないw)
『お昼休憩した後に流し込みだっけ?』
『はい、そうです』
『じゃあ休憩中にオレが塞いでおくね』
『え、、あ、いえ、それなら私がやりますんで…』
『いや、いいよいいよ。車に養生テープあるからさ、ちゃちゃっとやっとくよ』
『いえいえそんな...。』
『いやいや、大丈夫大丈夫。やっとくから』
『いえ、…私にやらせてください!』
『あ、そう?...じゃあ、どうぞどうぞ』
最後はダチョ〇倶楽部方式によって、監督が塞いでくれました
てかたいした作業じゃないんだからさ、余計なこと言わないで最初からササッとやればいいじゃんね
④かぶり厚を測る。
底部↓
底からは100mm弱。(基準は60mm)
スラブ厚は220mmだから上下ともに
立ち上がり部↓
立ち上がり部も100mm弱。(基準は40mm)
基礎厚は165mmだから、左右ともに
基礎もスラブも厚めなので、かぶり厚はあんまり気にしなくてもきちんと取れてるなぁという印象でした
かぶり厚がアヤシイのは地中梁のところなんですけどね
ちょっとあからさますぎて測れなかったです
(チキンヤロー)
でも見た目は問題なさそうでした
⑤定着長さ。
主筋のコーナー部の筋と筋の重なりの長さ(
定着長さ)をパッと見で測ってみました
(続チキン)
基準の長さは40d。
(dは主筋の太さ=16D)
つまり、40×16=640㎜が基準
ただし我らがこじらせ会、の〇会長の記事にもあるように。。
一条では35d目安みたい。。
(一条さん、ほんまかいな
)
つまり、35×16=560㎜が一条基準
なので、スラブ部の1スパンが200㎜だから…。
(※0.5+1+1+0.5=3スパン)
一個一個測るのもめんどくさいから見た目でだいたい3スパンなら
としました。
てかさ、それよりなにより、ただのシロートがメジャー出して一か所ずつ測ってたら基礎屋さんだいぶ気分悪いもんね
基礎屋さん怒らせたら、はむが鎮め物と一緒に沈められちゃうかもしんないじゃん
ひぃぃ
(松岡邸に鎮まってない疑惑の鎮め物...。)
⑥スリーブ間の距離。
一番気になってたのがこれ!
(だから赤文字)
早速、水道図面見て↓
中心間距離が
105㎜
めっちゃ近い!近すぎるぞよ!!
スリーブ間の中心間距離は、
『孔の平均値の3倍以上とする』
この場合だと、
(75+75)÷2×3=225㎜必要
120㎜も足らんやん!
さんざん会長に脅された指摘してもらったのにいい加減にせぇよ!一条こらっ!!
ここは要チェックや!!
で、実際の施工写真↓
中心間...じゃなくて、スリーブ間が110㎜だった
でもそれでも40㎜は足りないからな!
と、思ったら↓
右のスリーブが50だった
となると、基準の長さは、、
(75+50)÷2×3=187.5㎜
施工されてる長さは、スリーブ間が110㎜だから、、
(75÷2)+(50÷2)+110=172.5㎜
その差15㎜。。(足りない。。)
ま、いっか
(なんじゃそりゃ)
いやだって、15㎜くらいでさ...(永遠にチキン...)
75→50に変更になったのも、監督が水道屋さんに確認してました。
片方は50で間に合うから臨機応変にやってくれたみたいです。
ここはエコキュートの配管が通ります。
片方は風呂の追い炊き配管。
おそらく、架橋ポリ管の10Aが2本...。
外径13㎜の10㎜保温が2本で、約66㎜。
もう片方は給湯。
こちらもおそらく、架橋ポリ管の13Aが1本...。
外径17㎜の10㎜保温で、約37㎜。
75と50のスリーブで事足りそうですね
水道屋さんのナイス判断により事なきを得ましたが、、
図面を見て分かる通り、一条はスリーブ間距離についての基準が曖昧すぎると感じました。
水道屋さんによっては、図面通りに施工しちゃいますよね?!
...というか、図面通りに施工するのが当たり前だし。。
これから配筋検査される方は、スリーブ間距離要注意です!!
『基礎の一条』を名乗るなら、
スリーブに関しても明確な規定を設けなさいっ
たまたま我が家の水道屋さんが機転を利かせてくれたのかどうか...
今度会った時にでも聞いてみよう
水道屋さんグッジョブ
だいぶ長くなってしまったけど、どなたかの参考になれば幸いです。
次回こそは画像多めでさらさらっと...
(たぶんリームーw)
スペーサーも一条オリジナルだったけど、こんなのもオリジナルなんだね
75の排水管。。
(一条シール貼ってあるw)
コンクリ強度も分かった↓(納品書を盗撮w)
詳細は次回ね
最後までご覧いただきありがとうございます。
では、ごきげんよう