ワンちゃんの12月3日の日記に学校や子どもたちの為に頑張るって書いてあったけど、チョチョン西宮は凄い。


もうすでに凄い頑張ってる。


7月4日、ウリナラがミサイル発射した後、すぐに毎朝仕事行く前にJR西宮駅に立って子ども達を守った。


10月8日の核実験直後から現在も、毎朝頑張ってる。


こんな素晴らしいチョチョンなかなかおれへんと思う。



誰かに認めてもらったり、表彰してもらう為にしてるんじゃない。


純粋に彼らはウリハッキョの子ども達の為にやってるんや!



多分、学父母の中でも多くは知らんはずや。


ちょっと前、この話をしたら涙を流した学父母がおった。


チョチョンは宝やと言うとった。


ほんま「宝」やとおれも思う。



知る人ぞ知る。


チョチョン西宮の行動は真の美しい姿、美しい行動や。


その姿を見たい人は朝8時にJR西宮駅に行ってみてください。


知人や通行人のファッションチェックなんかしてませんから。

1年経ったな。


去年の今頃は雨の中、伊丹で地獄見とったな。

ミョンギーともはぐれたし。


とりあえず今日の昼間、マラソンの事思い出しながら伊丹ハッキョと尼東ハッキョに行ってきた。


イ・ヒアのチケットの件で。


伊丹は来年の3月に60周年イベントするらしい。


「舞台設置」を手伝うと、また軽はずみに言ってしまった。


マラソンの時は唯一水もくれへんかったけど…

マラソンの時は唯一誰もおれへんかったけど…



マラソンの時に抱いた感情は、もう何もないし、さらに伊丹の60周年イベントを手伝うことで心の中の伊丹に対する思いをもっと清くしようと思ったからや。


そやからランナーのみんな手伝って!


舞台設置は3月4日(日)午前中で終わらせようや。

だいたい5人おったら1時間~2時間で作業は終わる。


その後はアマジュンで焼肉→つくねや→シダックスのパターンで。


60周年イベントは3月11日(日)。


みんなで伊丹ハッキョを応援しよう!



111kmマラソン走って1年が経ちました。


去年の今頃は、加印支部でたらふくおにぎりを食べて走り出してたはずぶーぶー


ここ1週間ずっと体調悪いからかわからないけど、ホンマによく111km走ったと思います。走る人

最近、心が折れそうになる事が多々あるけど、111kmマラソンと比べたら大した事ないな~とポジティブに考え、立ち直ってます。


今年いろんな学校で60周年事業が行われたけど、俺達ランナーがゲストで呼び出されるかも知らんから111kmマラソンユニフォームをクリーニングに出して準備してたけど、もちろんオファーは無しあせる


1年が経って111kmマラソンを振り返ると、ホンマいろんな人の応援やサポートに助けられたな~と実感しました。

実感して終わるだけでなく、今後も学校や子供達の為に貢献できるように頑張ろうと思った12月3日でした星


みんな、ごめん。


ブログの事、完璧に忘れとったわ。




とりあえず、11月11日、ワンちゃんの結婚式がありました~!!!



拍手~!!パチ、パチ、パチ



素晴らしい結婚式でした。ホンマ。



まあ、そういう訳で111kmマラソンの記念日をおさらいすると


1月11日  111記念日 年始、マラソンを始めるなら、この日から。その他、1年の目標をたてろ!


11月1日  111記念日 1月11日~11月1日の期間、なにか目標立ててがんばったら夢がかなう!


11月3日  チョーリー誕生日  毎年みんなで盛大に祝いましょう!


11月11日 ワンちゃん結婚記念日  来年からは二人ラブラブで祝ってください。


12月3日  マラソンの行われた日やねんけど、12月3日~4日にかけて何か集中して頑張る日。


12月4日  マラソンの行われた日やねんけど、12月3日~4日にかけて何か集中して頑張る日。


まあ、ほかのメンバーも記念日作ってください!

今日は11月1日。


誰か111kmマラソンにちなんで書き込みするなかなーって待ってたけど、タイムリミットが少ないので自ら書き込みます。


ちなみに111kmマラソン記念日は11月1日、12月3日・4日、1月11日です。

将来的には兵庫県の学校は祝日になる事でしょう。


アンガールズは100km走りきれるかな??


俺達111km走ったランナーからしたら、トレーナーがしっかりついてるし余裕やろって感じ。

俺達も休憩毎にアイシングとかマッサージしてくれる人がいればもっと楽に完走できたはず。

なんせミョンギとリョンヒしかおらんかったし、しかも俺達は5人おるから・・・


もうすぐ奇跡のピアニスト<イ・ヒア>が出演するみたいやから楽しみ♪



第14話 不屈の男



「もう西神学校出て、本部に向かってます。」


「そうか。分かった。引き続きよろしく。」
ミョンギーから聞いた話をみんなに伝える。

昨夜遅く、ランナーは須磨垂水支部に到着した。
一人、また一人到着するごとに笑顔で迎えるランナー達。
その度にこれまでの道のりを笑顔で話し合う。
元気な姿の中に、隠しきれない疲労の色が見える。
各々念入りにストレッチを行い、マッサージを受ける。
ここでしばらく仮眠を取り、翌日に備える。
チョーリーの爆音イビキにも負けず、死んだように眠りにつくランナー達。
しかしそこに全員の姿はない。


「ソンベ、もうみんな須磨垂水支部着いたって。」
「…そうか。」
重い足取りで歩き続ける。
「朝まで寝るんやろ?追い着けるかな…。」
まだ道のりは遠い。
心が折れるには十分な距離がある。
いったい何が彼を支えているのか。
いったい何が彼を突き動かしているのか。


使命があった。
どんなことがあっても、成し遂げなければならなかった。
約束があった。
どんな困難な道のりでも、辿り着かなければならなかった。
信じて待っている子供達がいる。
応援してくれる人達がいる。
そして、共に困難に立ち向かう仲間がいる。
だからこそ、孤独な戦いを続けることができる。
「追い着けるかな。」


そして翌朝、まだ眠い目をこするランナー達の前にミョンギーが姿を現す。
「ピョンスソンベ到着!!」
「お~!ピョンス!!」
ランナー達から歓声が上がる。
「大丈夫か?」「ずっと歩いたん?」
「おう。今着いた。遅くなってすまん。」
「ええからええから。休め。」
「イェー。よいしょ。あいたたたた。」
壁に手をついてゆっくり座り込む。
ひざが全く曲がらない。
「ひざが痛すぎて曲げられへん…。」
安心したのか、初めて弱音を吐く。
「大丈夫か?続けられるか?」
「寝てへんやろ?ちょっと寝ていくか。」
心配するランナー達。
「いや、そのまま出発します。」
休んでるヒマなんてないことは本人が一番分かっていた。
あくまでもゴールを目指し続ける、不屈の男ピョンス。


「よし、じゃあピョンスは寄り道せずに尼東を目指そう。」
「そやな。おれらが伊丹行って帰ってきたらちょうどええぐらいちゃう?」
「……分かった。」
ピョンスの一番の目的地である尼東初級学校。そこに全力を傾ける。
一緒に進むことはできない。自分のスピードはよく分かってる。
他のランナーの気持ちも痛いほど分かる。
「尼東で合流して、一緒にゴールしよう。」
おそらくそれが一番良い方法だった。


そしてランナー達が出発の準備を整える中、事件は起こる。
座り込んだまま一歩も動けず、テーピングを代えストレッチを続けるピョンス。
そして次の瞬間!!
「いった~!!いたたたた!!!」
ピョンスが悲鳴をあげる。
そしてその先に倒れ込んでいるミョンギー。
「お前しばくぞ!!」
ファンタジスタ ミョンギーはピョンスに足をかけられ倒された。
しかしスローVTRを見ると、足は最初からそこにあった。
一方的にミョンギーがしかけて勝手に倒れている。
明らかに審判の目をあざむくシミュレーション(わざと倒れる行為)。
もしくは報復行為か…。
いずれにせよ一発レッドで退場モノ。


「わざとちゃうイミダ。」
のちにミョンギーはそう振り返る。
しかしひん死のピョンスにはこの一撃が重くのしかかる。
果たして無事にゴールすることができるのか。
重い腰をあげ、足をひきずり、また歩き出す。
学生の待つ学校を目指して。
仲間の待つ支部を目指して。


一歩、また一歩。
新たな決意を込めて、歩いていく。
様々な想いをのせて、進んでいく。


尼東初級学校まであと44km


第13話 ヨガ



「イロナラ~!!」


チュンオモニ、ではなくてWAKAッ娘達の声が響き渡る。
徹夜明けでも元気一杯な若者の声で2日目の幕が上がる。
時計はもう8時を回っている。
講堂に上がると掃除されて机が片付いていた。
9時から始まるヨガ教室のために。

2日目のイベントはヨガ教室から始まる。
朝青兵庫本部が実施している女性限定サークルの一つ、ヨガ教室。
西宮支部からも数名が参加している。
日頃の成果を見せる絶好の機会。
もちろん本格的にするためにヨガ教室と同じ先生を呼ぶ。
県の女性サークルの実行委員でもあるウヒが問い合わせると、
多忙にも関わらず快く承諾してくれたという。


講堂の全フロアを使うということで机は全部片付いている。
唯一、スクリーンの前の机を残して。
その机にはパソコンと携帯電話とプロジェクターが置かれている。
いつランナーから電話がかかってきても良いように。
そういえばランナーはもう宿所である明石支部を出発しただろうか。
仮眠をとるとはいえ、何時間も休めるわけではない。
スタート前から故障していた人間も少なくない。
午後には西宮支部に到着することになっている。
無事に帰ってこれるのだろうか。


「アンニョンハシンミカ~。」

ヨガ教室の先生が講堂に現れる。
ヨガをしているせいか全身が引き締まっていて、動作も軽やか。
あまけに静かで落ち着いた口調にトーンの高い声。
ヨガの先生というよりピアノの先生のような印象を受けた。


先生が持ってきたシートを敷き、いよいよヨガが始まる。
実はヨガをきちんと見るのは初めて。
いろんなポーズを取っていくのは知っていた。
ストレッチを長時間行うだけのものだろうと思っていた。
その甘い考えは1時間後に消え去ることになる。


「呼吸を整えて、決して無理をしないでください。」
先生の声が講堂に響き渡る。
全員真剣に聞き入っている。
常連組(?)の女性陣は前列に陣取っている。
男性陣はちょっと控えめに後ろの方。
「それではまず準備運動から。」
「手を顔の前で合わせて合掌。そのまま頭の上に持っていきます。」
すでに見えかくれする苦しい顔。
「腕を開き後ろへ反らします。」
なんと美しいイナバウアー。
「わはははは。」
その時会場からは笑い声が上がる。
どうやら人間苦しい時は笑いが出るらしい。


その後も続く準備運動に必死についていく朝青員達。
前列に陣取った女性陣は素晴らしいパフォーマンスを披露する。
後列の男性陣は見るも無惨な姿に…。
ところどころ笑いが起こるなごやかな雰囲気のままヨガ教室は進行していく。
準備運動が終わるころには全員汗だく。
ふだん使い慣れない筋肉を使うせいか、準備運動でリタイアする者も。


座って聴いていると眠くなるような癒しの音楽が終止流れている。
その音楽に合わせて、決して激しく動くわけでもなくゆっくりとした動きで様々なポーズを作っていく。
1時間のあいだに何十個のポーズを取ったのだろうか。
とても覚えきれない。
単純なポーズから複雑なポーズまで、全てが体中を酷使しているように見える。
写真係で良かった。


もっとも難しい部類のワシ(タカ?)のポーズに入った時、ミラクルは起きた。
両手と両足をクロスさせ、前かがみの状態になって片足で立つワシ(タカ?)のポーズ。
究極のバランス感覚が要求される過酷なポーズ。
しかし問題はそこではなかった。

24時間支部の総合司会をつとめる特攻隊長、バウバウの周りで笑いが起こる。
祈るような形でがっちり両手を組んでいるバウバウ。
先生の見本と全く違う。
しかも本人は間違いに気付いていない。
見兼ねた先生が目の前まで行き指導する。
「両腕をクロスさせて手のひらを合わせます。」
何度やってもうまくいかない。
たまりかねたメグも参戦し必死に指導するも成功しない。
ここで先生もメグもあることに気付く。
バウバウは間違いに気付いていないわけではなく、冗談でやっているわけでもない。
体が堅すぎて届かないのだ。
会場を爆笑が包み込む。


その後も開脚やらエビ反りやら見るからに痛そうなポーズが続いていく。
苦痛に歪む顔、汗まみれの体。
こんな過酷なストレッチは見たことがない。
ヨガの凄さを目の当たりにした。
これを定期的に続ければ、間違いなく痩せるはず。


1時間みっちりヨガをこなし、楽しみながらも朝から気持ちよく汗を流した朝青員たち。
24時間イベント2日目はまだ始まったばかり。
まだまだ準備運動の段階。
ランナーもまだやっと半分を過ぎた程度。
これからさらなる困難が待ち受けているはず。
ヨガ話で盛り上がりながら片付けをしていると、携帯電話が鳴る。
ランナーとの直通電話だ。
画面を見ると付き人ミョンギーからの着信だった。

もしや、ランナーの身になにか…?

今日は大阪で韓国から来た天才ピアニスト、イ・ヒア(21)という子のコンサ-トがあった。


コンサ-ト中、会場内は終始笑いと感動、涙と拍手喝采の最高の雰囲気に包まれた。


これは大げさな表現ではない。


おれ自身も何回も目頭が熱くなった。


ヒアは先天性の障害で手の指が左右2本ずつしかない。

膝から下の足もない。


10本の指が揃っていても難しいピアノ演奏をヒアは4本の指で完璧に弾いてしまう。


ヒアが選ぶ曲は「愛」と「勇気」と「希望」に満ちている。


ヒア自身、世界の人々にこれらを伝えるためにピアノを弾くのだと言っている。




片方2本の指は幼い頃、何かを掴む力すら無かった。


ヒアのオモニはヒアが5歳の時、指の力を鍛えるためにピアノをさせようと決意しその先生を探した。

しかしピアノの先生たちは皆10本の指でも難しいピアノを4本指で弾ける訳がない!あきらめろ!と相手にしてくれなかったと言う。

とても悔しかったとオモニは語る。

オモニは必ずこの子にピアノを教えてあげようと、まず自分が独学でピアノを習い、そしてヒアに自ら教えた。


オモニの愛。

それは本当に空よりも高く海よりも深いんだ。


それから、どんな苦労が、困難が、この母娘を襲ったか。

どれほどの努力を母と娘は重ねてきたのか。


常人の理解を遙かにしのぐ世界がそこにはあると思う。


体力的にも劣るヒアが数年間、毎日10時間のレッスンを続けた。

それを傍でサポ-トし続けたオモニ。


それらの苦労を感じさせない明るく軽快なヒアのピアノの旋律が人々の心を打つ。




ショパンが好きだと言う彼女の18番は、もちろんショパンの曲。


いったい、どのように指が動いているのだろうか。


演奏が終わると同時に満席の会場から感動と興奮の拍手が溢れた。


彼女が抱えていたハンディ。

この領域までくれば、それはもはやハンディではない。


深い愛と高い志に一貫された彼女の姿。

語り尽くせぬ苦労と努力がその柱を太くし確固たるものにしている。


そして人々は彼女を「奇跡の天才ピアニスト」と呼ぶ。


是非ウリハッキョの子どもたちに見せてあげたいヒアの姿、聞かせてあげたいピアノ。


それを見て、聞いて、何を感じるかはその人次第だが、自分の抱えていた悩みがいかにちっぽけな物なのか!そう感じるほどイ・ヒアのスケ-ルは大きい。