手のシミにもピコレーザー

手のピコレーザー、始めました(^^)

手のシミって、レーザーが顔よりも難しいです。

打つのは簡単ですが、効果がでるのに顔よりも時間がかかったり、色素沈着というリスクも非常に大きいのが従来のことでした。厚みがあるシミが多く(脂漏性角化症になりかけ)、IPLでは効かないことがおおいです。

かといってQスイッチヤグなどでレーザー照射した場合はテープが必要。

なによりも、テープが大変すぎて、(トイレ時に手を洗うだけでテープがぐちゃぐちゃになり貼り替え、、、)、現実的ではありません。

諦めている方が多いのはそのせいもあるでしょう。

しかし、ピコレーザーの場合、テープが必要ありません。

明らかに肉眼でみて脂漏性角化症になってしまっている場合には効きませんが、(それにはCO2レーザーをあてます。)、肉眼では迷う程度だけどダーモスコピーでみると脂漏性角化症だね、という、なりかけ程度のものだとピコは反応します。

60代女性

前→ピコプレミアム1回後  3ヶ月

(ハイドロキノン使用なし、内服なし、レーザーのみの結果)

大きなシミは残ってますが、小さなものは消えたり、薄くなったりしていましす。

テープ不要です。

詳しく見てみると、、、

↓のところは、まだあまり変化がなかった部分。

→のところは、だいぶ薄くなったり、なくなったりの部分。

反対側も同様に。

今回行ったのは

です。

副作用 赤み ひりつき 色素沈着 色素脱出

効果に個人差あり

手に50000円は高いなぁ、、、

という、方が多いので、手の場合はここまでしっかりとフル照射はせずに、スポット照射のみ(シミの場所だけに照射、全体的なくすみや美肌効果までは狙えないけどとにかくシミの場所はしっかりと焼く)というのも選択できます。

個数は関係なく打ち放題なので、すごくお得だと思います。

税抜き価格です。

照射自体は麻酔なしで耐えられる程度です。

照射後はかさぶた状態になります。

それが、はずれるのに2〜4週間かかります。

その後、ピコレーザーといえども、手は色素沈着が高率に、しかし一時的におきます。

その期間を2〜3ヶ月と考えると、薄くなった！と実感できるのは3ヶ月後あたりからだと思います。

早めに、確実に効果を出すためには、ハイドロキノンの外用をご自宅で行なっていただくのがおすすめです。

今回の写真の方は、ワンチャンが舐める可能性があるのでということで使わなかったんですが、特殊な事情のない限りは、寝る前にハイドロキノンを一度ぬっていただくと良いです。

そして、6ヶ月経過後に再度ピコレーザーをお受けいただく流れです。

手の場合は特に、

一度では完結しないと思います。

さきほどの写真のように、かなり薄くなった！や、消えた！というシミもあれば、ほとんど消えてない、という箇所もあります。

ほとんど消えてないように見えるシミも、実は反応していて、衝撃波によりメラニンは粉砕されかかっているはずだと理論上考えられます。

したがって、半年後に2回目の照射をすることでさらにメラニンのサイズが小さくなり消えやすくなっていくはずです。

長くなってしまったので、、、まとめますね。

手のシミは

●ピコレーザーだとテープが不要

●一度濃いかさぶたになりそれが取れるのに2〜4週間かかる

●その後色素沈着が一時的にでることが多いのでハイドロキノンの外用がおすすめ

●薄くなり始めたことが実感できるのは2〜3ヶ月後から

●1度でとれるのは小さい、もしくは薄いシミ

●基本的に半年に一度のペースで2〜3回かかる

●明らかに脂漏性角化症になってしまっているものは、CO2レーザーでの治療が必要

紫外線のことを考えると、今の時期がいいですね

手って、お化粧で隠せないし、なによりも常に自分の視界に入ってくる場所だから、、、素肌がキレイでいたい場所です。とくにしっかりとジェルネイルなどで、凝ったデザインを好まれる方で、手のお肌自体が美しくない場合は非常にアンバランスに見えます。

バランスが大事だと常々思います。

手肌と爪が同じくらい美しいこと

顔の肌と、手と髪が同じくらい美しいこと

が大切。

どこかだけが突出してキレイでも、どこかだけが手抜き感がでると、かえってイタい頑張りっていうふうに見えてしまう可能性もあるので気をつけたいです。

シミのない手の甲

ガサガサでない手肌

清潔でツヤのある美しい爪

を目指したいですね

私の手です。ハガキって、これくらいのサイズ。

Dr.Moeでした

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