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このご時世のことを
考えれば
致し方ないのかもしれない…
そう納得したい自分と
納得したくない自分が
僕の中で揺れ動いています。
あくまでも
個人の意見なんですけど、
｢無駄｣がある暮らしは
｢無駄｣のない暮らしよりも
圧倒的に余裕があって、
｢生きたい｣と思えるものだと
僕は思っています。
さて、世の中には
多種多様な｢無駄｣があります。
｢娯楽｣、と呼ばれるものは
その最たるものです。
僕はエンターテインメント的な
ものが大好きです。
なぜかというと、
変わり映えが無かったり、
あるいは逃げ出したくなりそうな
｢日常｣から遊離するためには、
自分たちで作った理想的な
｢非日常｣に没入するのが
一番だと思うから。
もちろん、
日常が続くことが
とても素晴らしいことも
分かっています。
けれども、ちょっと
｢日常｣から離れて
｢非日常｣へと没入できるような、
そんな｢余裕｣がある世界に
僕は生きたいと願っているのです。
でも、今、そんな余裕なんて
言ってられないみたいな
ご時世になりつつりあります。
街を歩けばどこぞの県やら
どっかのビルでやらで確認されただの
亡くなっただののニュースが
聞こえてきます。
そのニュースが聞こえるたびに
自粛、自粛、また自粛。
分かっています。
その対応は間違ってなど
いないことくらい。
でも、このような空気感が
僕は好きではない。
もっというと大嫌いです。
昔、｢欲しがりません勝つまでは｣、
だの｢ぜいたくは敵だ！｣
とかいう言葉がありました。
その頃と同じメンタリティーを
僕は最近感じつつあります。
さて、勝つのでしょうかね。
｢歴史｣みたく、
また｢勝てないから欲せない｣ことに
ならなければいいな…。
そう思う今日この頃です。