流れ星中編より続きます

 

4月28日 PM10時ごろ

 

1人の助産師さんがつきっきりになり

旦那さんも片時も離れずいてくれました

 

「いっそ爆発したら

 楽になりそうだけど

 爆発するのが怖い…!」みたいな感覚で

 

助産師さんの言うタイミングで

深呼吸をしながらいきみ続けました

 

 

この時点でいきなり

「日をまたぎそうですね」と言われ

 

「今日中ってことは

この辛いのもあと2時間くらい!」

と思って頑張っていた私は

 

短くて2〜3時間、

長いと24時間の可能性もあるのかと

愕然…笑い泣き

 

 

いきむ時に痛いのもあって

ぎゅっと目をつむってしまい

「そっちに力が入っちゃうので

 目は閉じないようにしましょう」

 

 

後から知ったのですが

いきむ時に目を強く閉じると

目の毛細血管が切れて充血したり

アザになる人もいるんだとか

 

 

ずっと旦那さんが一緒にいきんで

呼吸のタイミングも合わせてくれました

 

聞いてはいたけど

無痛で感覚が麻痺しているせいで

自分がちゃんといきめているか不安になり

 

「ちゃんとできてますか?」と

何度も助産師さんに確認してしまいました

 

「大丈夫ですよ、

上手ですよ〜ニコニコ(←こんな表情)」と

ずっと助産師さんは穏やかで

不安な気持ちがかなり軽減されました

 

助産師さんはおそらく

(裂ける予防のためか)

会陰のあたりをマッサージするように

触ってくれていたようでした

 

 

いきみ続けること約1時間…

 

「あ、頭が少し見えてきましたよ〜

 髪の毛は少し薄めかな?

 

ちょっと触ってみます?

 

(え、、、怖い)

 

触るのも怖いし、

触るためにかがむのがもっと怖い

という恐怖心の圧勝

「や、やめておきます、、」

と即断りました笑

 

 

この時点でなかなか破水せず

「もう1回いきんで自然にならなかったら

 破水させましょうか」

 

「えっ…(嫌だな)」

(死産した時の破水させた感覚がよぎりました)

 

と思った瞬間、

ボンッ!!!

 

思いがけない大きな低音に

わたしも旦那さんも驚いて

目を丸くしていると

 

「あ、しましたね、破水。

 良かった〜ニコニコ」と助産師さん

 

「は、はい…キョロ汗」と

ホッとしたのもつかの間、

 
「じゃあここからはハッハッ…と
短くいきんでいきましょうニコニコ
 
会えるのはもうそんなに
先じゃないから頑張りましょうね」
 
「は、はい…!」
 
 
そこからはどれくらいだったか…
感覚的な体感時間ですが
30分〜1時間くらいだったと思います
 
「ハッハッハッハッ…」と
短い間隔でいきみ続け、
ついに、、、
 
 
出た!!!!
という感覚とともに
 
「ギャーッ!!」という
とっても力強い産声
 
目の前に取りあげられた
泣いている息子の姿
 
その光景がオーラをまとうように
あまりにも神々しかったので
感動で自然と涙が出てきました
 
 
妊娠がわかって嬉しかったこと
復帰した職場で悔しかったり
つらかったこと
 
娘の妊娠と比較して悲しかったこと
大きなお腹から感じた幸せな気持ち
 
死産流産後の妊娠で
たくさん不安に押し潰されそうだったこと
 
いろんな思い出がよみがえって
それと一気に感情も伴って
わんわん泣いてしまいました
 
 
息子が生まれたあの瞬間は
目にも耳にも焼き付いて
一生忘れられないと思います
 
 
「やっと会えたね。
元気に来てくれてありがとう」
迎えた気持ちは安堵と感謝でした
 
 
旦那さんは普段よく泣くのに泣かず、
「わぁぁ…キラリン!」って興奮するような
感動だったらしいです
 
思わぬ形で立ち合い出産した母は
生まれた瞬間に隣に来て
「よかったね…元気だね」と
一緒に泣いてくれました
 
娘の死産時も隣に母がいたので
母も産声のない出産を見ていて、
あの時とは違う喜びの涙を流せたことに
感動してわたしはさらに泣けました
 

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少し長くなってしまったので
 次回を完結編にします
 (まとめるの下手ですみませんタラリ
 
次回は出産の感想
産後の入院生活について綴ります鉛筆
 
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